――……ッ、!
[現れる炎>>4:60にまた一歩退き。
けれど向かう視線は、それとはまた別の方向へ]
……シュゼット……?
[此方に向かってくる、血塗れのトランプ兵の姿>>3に、まさかまさか、彼に何事かあったのではないかと。もしかして……、敗れてしまったのではないか、と。
背筋を凍らせる嫌な想像に、ただ目を見開いて。
そんなわけがないと、それを否定する為にたんっと足を鳴らす。
そうして、"時計ウサギ"が次に現れるのは、城の屋根の上。
"逃げる"事に、躊躇いなど無い。
そもそもがそういう役割なのだから]
あんた等と遊んでる場合じゃあ、無くなったものでな!
仲間割れでも何でも、好きにしてろ!
[下に居る彼等に聞こえるかなど分からないが、屋根の上から声を張り上げて。
踏み鳴らした足で、再び扉の中へと消えていく*]
(7) 2015/06/27(Sat) 11時半頃