[自らの先に起こることを拒否するように頭をふる沙耶>>1を見やり。
すべらかな肌を裂いて毒が注ぎこまれる。
それを熱いと呻きながらも、萎えることのない怒りを浮かべてみせる様に小さく笑み。
蠢く黒髪がしゅるりと拘束を弱めて、毒が利き始めて立っていられずに座り込む彼女へと近づき]
ふふ、いいわぁ、その顔。
まだ、諦めてないのが可愛いわね。
[くすくすと笑いながら、零れ落ちる沙耶の涙を拭って、指先についた雫を舐める。
毒の効き方によっては逃げることも反撃することも可能な隙を見せながら、毒のある爪を伸ばさずにまた頬を撫でて]
どうやって食べようかしら。
丸呑みするよりはその顔を見ながら食べたほうが面白いかしら。
[沙耶の髪を一房掬い取り、指先で弄びながら、瞳をあわせて笑みを深め。
手や足、首筋などに視線をうつしていく*]
(7) sinotaka 2015/07/11(Sat) 21時頃