[聞こえてくる歌に合わせるように、鼻歌を小さく歌う。目を貫いたときも、トレイルを気にしていたくらいだから。いまも、耳のいい彼を気遣って、小さく。するり、歌に合わせるみたいに。指先がゆらいでほどける。止めようとしたけども、少し煙が揺れるだけ。ああ、そろそろだめかなって思った]
(6) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 21時頃