[客間のはじっこにはわりと冷気がたまる。兎耳も炬燵に向かった今、一人ぽつねんとカメラの液晶画面に注視する姿は……別に悲しくないな、だから涙も出ない。だがしかし、みかん、颯爽登場!>>0]お!みっかん、みっかん~♪っとお!ちょいちょいちょい、俺もおこたにいーれてっ☆[ぱっと顔を明るくして星を飛ばしながら炬燵に近寄り、ぎゅむりと割りいって自分の場所を確保すれば、さっそくみかんに手を伸ばす。みかんの底面のまんなかに親指をぐっと差し込めば、ぷしゅっと皮の汁がとび、さわやかであまずっぱい、みかんの香りが漂う*]
(6) es 2012/12/27(Thu) 01時頃