[背後で何か物が倒れる大きな音>>3:66がしたけれどやっぱり振り返ることはできなくて。とっさに身を寄せたのは拝殿の階段の脇。……隠れているとすら言えないようなそこで息を殺せば、ああしかしやり過ごせたようで。何やらやりあう音や誰かの叫び声が聞こえたような気がするけど、それから背を向けるようにそろぅりと、動き出した]
虚勢を張る人がいないから、また泣きそうになって階段の脇から、拝殿の下へ。奇しくも鬼となったみょんこと同じ方法を。背負っていたキャリーが邪魔だったから胸に当てるよう持ち直した。また暗がりへ潜むのはゴーストを呼んでいるわけじゃないのに]
……?だ、誰?みょんこさんじゃないよね。近くに彼女はいな–––鬼の
[聞いたことのない軽い声>>5が耳に届けば様子を伺うように外に視線を。……まだ、鬼が変わったなんて知らないから男性の声というだけで警戒を解いてしまう。こそり、拝殿の下へから出ぬままに視界に入ったのは––––––––鬼の面と。]
(6) 2016/11/20(Sun) 01時頃