[ あなた方がバス停に辿り着くころには、 煌々と燃える炎が遠くに見える。 その癖山にも森にもちいとも火は広がらず。 …… 鬼火か、なにかであったのか。 燃える姿を近くで見ていたものも、 もしかすると居たやもしれないが。 何もかも燃え落ちたのち。 残るのは、小さな南瓜の燃え殻と、 骨がひとくみ。]*
(5) 2020/08/23(Sun) 23時半頃