なあんだ。もっと愉しませてもらえると思ったのに…とどめは刺させろって…どっかの誰かが言ってたわね。情けなく終わっちゃったアイツの代わりにアタシが刺してあげるわ。[肩を貫くピックを抜いて構えた時、傷つけることのみだった欲求が、"殺意"へと昇華する。刹那の快感を求め、すう、とピックを振り上げ― ドスン心臓の真ん中を貫くように振り下ろした。見開らかれたまま動かぬ瞳を見て]うひゃは…うふっ、うひゃはははははは!!わかったわよ、プリシラ……アンタの愉しみが!![あげる声は狂気に染まって。WWVの齎す本当の欲求に目覚めた男は失血で朦朧としながら、血の海の真ん中、切り刻んだ死体の上で*嗤い続けている*]
(4) 2010/11/02(Tue) 13時頃