[正直滅茶苦茶恐かったが、視線は何故か下の方へ。いいや、むしろ……恐いからこそ、自分が落ちるかもしれない場所を確認してしまったのかもしれないけれど。そんな折、偶々視界に収めたのは、此方に向かってくる人影>>3:213で。随分となりが変わってしまった様に思えるが、あの姿はきっと――] ……アルヤス?[ぽつりと呼んでしまったのは、"あちら側"のアリスの名前。彼の姿を見かけたお陰で、此方の恐怖は幾らか雪がれはしたけれど。さて。ディーンは無事に"ディーとダム"の腕の中へと、収まる事が出来たかどうか。彼がきちんと受け止めてくれたのなら、咄嗟にその首元に腕を回すくらいはしてしまったかもしれない。……だってしょうがないだろう。恐かったんだ]
(4) 2015/06/26(Fri) 10時半頃