人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 屋根裏部屋>>3:232

[床に滑り落ちるハーモニカ、笑って目を閉じたセシル。

 セシルの姿に、咲き乱れた蒼薔薇が見守る森の庭園のヴィジョンが重なる。
 影絵のように逢引をする少年達はラルフとはほど遠い世界の住人達。薔薇の影に隠れて、恋や愛、永遠、輝く未来──囁かれる言葉。あるいは諍い。残酷な別れ、当人達は必死で傍目には通俗的な痴情の縺れ。嫉妬、憎悪。あるいは、只絡み合うだけの肉欲。

 セシルの中にラルフが視ていた薔薇園を見守って来た蒼薔薇の気配が消える。

 ──それは永遠に失われたのか。
 ──一時的な眠りなのか。
 ラルフには分からない。ただ、セシルは深い眠りに落ちて、部屋に立ち籠める濃密な呪いの気配が和らぐ。]

(3) 2010/09/09(Thu) 01時頃

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