人狼議事

52 薔薇恋獄


【人】 墓守 ヨーランダ

―― “災害”当初 ――

[響く轟音。
鳴り響く雷とはまた違う。
それは質量を持ち、振動を伴って。
最期に立っていた場所は、バルコニー。
“何か”が押し寄せてくる。
それに気付いた時にはもう、飲み込まれて。
足場ごと、手摺ごと、アッサリと押し流される。
集め、悩み、用意した荷は一瞬にて手元から消えた。
身体中から、ぐしゃぐしゃと音すら聞こえそうな。
ミキサーの中に放りこまれたかのような。
それは圧倒的な暴力。
激痛で気を失いかければ別の場所に走る痛みで無理矢理意識を戻される。
それはほんの一瞬の出来事だっただろうが、まるで永遠にも感じられた。
そんな中頭に浮かぶのは]

(良かった……紅子さん、いなかった。
蛍紫君と、一緒に行けたんだ……
楓馬君の所に、帰れたんだ……)

(2) ryusei 2011/05/25(Wed) 06時頃

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