[屋根の上、薄暗い世界を見下ろしながら。
淡々と落とされる"驚いた"という言葉>>3:206には、ほんの少し不満を覚える。
それ、全然驚いていないんじゃないか、なんて。勿論口にはしなかったけれど]
のんびり……なあ。
そうだな。そうすれば……もっと……、
[思わずといった風に零された言葉には、同意を返しつつ。
次いで聞こえた破裂音に、身を硬くして。
意識は目の前の彼ではなく、少し離れた場所へと。
とはいえ、それも少しの間だ。
向けられた問い>>3:207には未だ答えられないものの、視線は既に此方に戻っている。
降りる彼を見送ろうとして……けれど、広げられた両腕には、僅かな戸惑い]
………………、
[戸惑いというか、なんというか。
"あんたくらいは受け止められる"、なんて言われたら……実行させてやりたくなってしまうじゃないか]
(2) 2015/06/26(Fri) 10時半頃