人狼議事

246 朱桜散華


【人】 半の目 丁助

───ドシュッ!!

[丁助の手から投げ放たれたそれは疾く鋭く、まるで槍の様に宮司の胸を貫いていた。
宮司は口からヒューヒューと声にならない何かを発しながらゆっくりと倒れていく。
丁助はそれを冷めた目で見つめていた。]

別に恨みはねぇよ、あんたにもこの村の人間にも。
ただ花を咲かせるためには命が必要なんだとよ。

[見上げた先には桜の花。]

ただ……それだけだ。

[右足で宮司の腹を踏みつけると胸に突き刺さったそれ──桜の枝を一気に引き抜いた。
朱い命の源が宮司の身体から大地へと染み込んでいく。]

ホラ……最期にいいものが見れるぜ。

[死にゆく男の目にそれが映ったは定かではないが、そこには満開となった桜の樹が誇らしげに佇んでいた。]*

(2) 2016/04/23(Sat) 00時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび