人狼議事

64 色取月の神隠し


【人】 弁士 仁右衛門

 いや、書物を読むだけじゃ駄目なんじゃないか。

[藤之介の内心>>1:148は知らず、寝転んだままあっさり否定する。]

 考えること、考え続けることが出来なければ、何も知ることは出来ぬだろうよ――――というより私は、何事においても"全て"を知る事など不可能だと思うがな。
 
[全てを理解したと思ってしまったら、そこでそのことに対する思考は止まってしまう。
それは、驕り以外のなにものでもないだろう。
必要なのは近付く努力。
例え、それで触れることが出来るのが僅かな点であったとしても。
僅かな点であるからこそ、尊いと。
そのように感じられれば、世界は変わるのじゃなかろうか。] 

 なんだ、田中君は何か知りたいことでもあるのかい?

[珍紛漢紛と言いつつ、文献を眺める男に何とはなしに問う。]

(1) 2011/09/14(Wed) 08時頃

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