[オレも弁は立つ方、主に屁理屈と呼ばれるが言い返せない愚民の僻みだろう、だが政治家というものはよく舌が回るものだなと、
ペラペラと何故かオレが子を産む方向へ話を持っていこうとする相手に少しだけ感心する。>>1:70
神の話が出た時は若干流されかけた。
危ない。彼奴は神の堕落を望む悪魔の類かもしれん。]
ご高説痛み入るが、オレの目や鼻から子が産まれるならまだしも、他人の力を借りて腹に子を孕むつもりはない。
その過程として平民に組み敷かれるという屈辱には耐えられないからな。
それにオレは慈悲深いのだ。貴様に神の子を孕むという大義を与えてやると言っている。
オレが神として子を産んだとなれば貴様の存在は歴史の影に埋もれかねないからな。
聖母にでもなった方が貴様の人生にも箔がつくであろ。
[腰を弄る手にギリギリと爪を立てて自論を返す。]
(1) 2015/11/12(Thu) 00時半頃