[宿で佇んでいると少年と少女の2人が話しかけてきた>>0:144,>>0:145]
こんばんわゲオルク、ポニー。この老いぼれの話を聞いてくれるかね。あまり面白い話ではないとは思うがの、こほん。
わしはこの村から少し西に行ったところにある町の雑貨屋【天空の城】を営んでおる。
店の名前の由来は、そうじゃな〜。
分かりにくいかもしれんがわしだけの聖域というものを作りたかったんじゃ。老い先短い爺の趣味という奴じゃよ。
まぁ来る客は「何が天空の城だ、ガラクタの城だろ」と言って帰る者もおるがね。
あーあと行商に関しては、わしは若い頃から町商人でな。
実を言うとそこまで行商をしたことがない。せいぜい近辺の村に仕入れに行くくらいじゃ。
じゃから今回の行商は名目で、ただの観光じゃよ。
[と、生き生きとした顔で語る。後半は小声でいたずらっぽく笑う爺であった。]
(1) 2013/08/28(Wed) 02時頃