―教会―
[暴動の起きる食糧庫から、教会に辿り着いたエリアスが見たもの。
警官に連れられる何人かの無法者。その中には指揮者の老人、ウォーレンの姿>>4:65もあった。
ウォーレンが暴動に参加するとも思えなかったので警官に聞いてみれば、暴動によって怪我をし、事情聴取と手当のために連れて行く、とのことだった。……もっとも、彼がどんな目に遭うかは解らないが。
彼が襲われたのは気の毒ではあったものの、暴動に参加した側ではないことにむしろ僅かに安堵し、教会に入る。
ある程度賑わっている事を期待したものの、すでにがらんとしてしまっている。
いくつかの燭台や彫像に暴動の跡が見える。]
……どうして……なんでこんなことに。
[これもまた、同志シーマの意図しないところで起こっている革命の炎だと言うのか。来た目的は確かにあったのだが、これでは達成しようもない。
神父から警戒した様子で「何用でしょうか?」と問われれば、さすがに真の目的を説明することも憚られ。「いえ、ウォーレンさんが来ていないかと思ったので」と、適度にお茶を濁しておく。
ここも襲撃を受けるとは予想外だった。ほとんど誰も居ない教会で、しばし思案顔。**]
(0) 2014/09/08(Mon) 15時半頃