さて、銀の門を開くのは貴方のお仕事になるようですね。
願わくば、もう一度戦場に…と思っていましたが、私の役割は完全に終わったようです。
戦うこともまともに出来ない馬鹿な娘としては、せめて何か送って差し上げられるものがあればと考えたのですが…。
[困ったように笑いながら、あの日部屋で見つけた銀の栞と、何かの欠片を差し出して…。]
"銀"というのがキーワードならば、万が一にも役立つ事があるかもしれません。
とはいえ、この程度ではお役に……あぁ、そうですね、貴方が居ました。
[思い出した様に、グングニルから宝珠を取り出せば、それも一緒に渡す。]
ただの騎士である私が魔法を使えるのはこのグングニル・コアのおかげです。
光と雷の魔法はこれを持っていたから使えた様なものです。
せめてもの餞別に、お持ちください。
[銀の栞、欠片、グングニルコアを渡して頭を下げる。]
世界を……よろしくお願いします。
(+503) 2014/06/16(Mon) 22時半頃