【墓】 超心理学会 ヒイラギ

─　夢の中、友と手を取り：０　─

［一年の頃、自己紹介で「趣味は爆発！」と大声で言い切った柊木はその頃からヤバいヤツ。変人。と見られていた。けれどそんな事はお構いなく、部活に入りバイトを始め、他人と距離を詰めて、その中から親しい人間との関係を構築していく、普通の高校生だった。
　同じ中学の人間からの印象は「図書館狂い」だ。
　中学時代は親の同伴なく図書館に行けるようになったため放課後毎日通っていろいろな本を読み漁った>>1:547。主に爆発の関連書だ。この世には様々な爆発がある事を知る。そうと認識していないものも、爆発のジャンルに入るのは新鮮であったし、まだ理解力や知識も少なかったために中学の三年間をかけても独学で学べた事はたかが知れていた。
　それに実践が出来ないというのも大きかった。そのため高校入学と同時に化学部い入ったのだ。ここならばやりたい事が出来ると思って。］

(+286) 2022/09/17(Sat) 08時頃