[月光の冠《クレセント》を戴いた"邪神"の眼が開かれる。朝焼けの光を点していたその瞳の色は、いまや宵闇。そして、額には熾天使《セラフィム》が使用する光生臨身《アッキピエンス》の術かの如く、その額に死月の蒼《ルナティックブルー》第三の眼が開く。 はら …… … はらり … …三眼が"嘆き"の涙を流す。絶対《ルール》に支配された世界を"嘆く"。"正しさ"に押しつぶされた自分を"嘆く"。]
(+161) 2011/06/10(Fri) 08時頃