あ、 あ ァあ! あ゛――――~~ッ!!![数十秒間続けられれば頭は真っ白になって、また大きく仰け反って絶頂へと誘われた。その声を聞いてか、振動がぴたりと止めばその場に身体を折ってしなだれる。小刻みに震える身体と一緒に、ちりんと鈴が啼いて。暫くはそのまま動けず、ただ肩で息をしていた。]…は、……はぁ…[主人が帰って来たとわかると、けだるい身体をなんとか起こそうとして。漸く床に肘をついた時、主人が紡いだ入札の言葉に漆黒がまるくなる。未だ自由にならない身体を置いて、顔だけを主人に向ける。その表情は「本当に?」とでも言いたそうな、そんな色を乗せていたか。]
(+121) 2010/04/11(Sun) 22時頃