[からん、と、ドアベルは昼と同じ、響き。夜風は夏の空気を含んでいて頬を撫でるそれが、心地よかった。店の前はまだ、相変わらず、世界から隔絶された空気。ぽつ、ぽつ、点る明かりを頼りに繋いだ、リツの指を引き寄せながら、送り獏。] 原因が、あんたでも。 おれにこういう顔をさせたいわけじゃあ…… ふああ、 無い、んだよな?[紛れた空腹感が、リツ>>+106を見ていると蘇るので。外に出た途端に欠伸を漏らすのだ。おれは。]
(+111) 2015/08/09(Sun) 00時半頃