[>>+99傍らで幸せそうに眠る顔が愛らしく鼻腔から抜ける声は、酒よりよく熱くさせた恋人そうして誤魔化してきた飢えは、積もり募る。――悪い子。だと声にもならぬ咎める言葉。彼の寝息に静かに溶けた回想] ――……私、も まあ、ぼちぼち眠ったよ[目ざめの微睡む瞳に最初に自分が映った喜び>>+100>>+98亜麻色の癖毛をふわっと愛でた温い体温が心地良く軽く指を絡めては鼻に抜けた声が届いた。]
(+108) 2015/08/12(Wed) 20時頃