[明に背中をさすってもらえば苦しさは遠のいて行く。>>+93ケホ、と涙目拭ってジェスチャーを確認すれば、目を瞬かせて、聞きに徹する。]
…………亀ちゃん?
[姿の変わらない友人にはこちらも覚えがあった。>>+96
彼がここで過ごすために用意した昔話の事は、よく知らなくて。
純粋に、つまりあの前置きは、敢えて自分だと示すためのものだと捉える。
明もあの村の出身らしい、思い出せない事に気を取られつつ。
『そんな馬鹿な事』確かに自分もそう思っていた。
信仰深いらしい血筋に関わらず、その類をあまり現実視していなかった少年は、実際自らが霊体になっても信じ難いものは沢山あったけれど。
今なら、驚くかもしれなくても、存在を受け入れる事ができる。]
その、不思議な友達との楽しかった思い出が、
……これからの明を支えてくんだろうね。
(+101) 2012/08/15(Wed) 02時頃