―翌日、ララント赤軍駐屯所―
[医者の腕がいいのか、薬がいいのか、足は普通に歩く分であれば、引いているのをほとんどわからない程度にはよくなっていた。
>>+57ムパムピスの出してくれた服に素直に袖を通す。
鍛えてはいるものの、小柄な彼女には、男物の長めのシャツはちょうど短めのワンピースのような具合でそう違和感はない。
下は流石にサイズが合わず、制服のズボンのままだが、裾がながいのも相まってそう目立たない。]
ありがとう。
これ、ムパの?案外オシャレなんだね。
[ララントはアメルンよりも都会だ。意外そうにしながらもだぼついた袖をまくりながら言う。
>>+77でメディとセドリックへの面会が可能な事を聞いて、思案した。]
……僕はこのまま会いに行っても、まだ彼らに何も伝えられない。
街を一回りしてもいい?
僕は、知らなきゃならない、そんな気がするんだ。
[メディを助ける方法も、セドリックが伝えようとしていることも、きっと今のままではわかっていない。
僅かに足を庇いながら、ひらと裾を翻して軍の駐屯所から街へと向かった]
(+83) 2011/07/04(Mon) 21時頃