73 ─深夜、薔薇の木の下で。


【墓】 ランタン職人 ヴェスパタイン

遅くたっていいじゃない。
これからだってまだ時間はあるもの。
…そうだなあ。折角なら、これから理解しあうっていうのはどう?

[ジェフに視線を持ち上げながら尋ねる。
間にいるだろうサイラスの耳裏に
わざと音を小さく立てて口づけをひとつ。
理解しあうその方法を暗に示すかのよう]

俺、サイラスにずっとお預けされてるし。

[置いていかれた礼拝堂はすぐそこに。
欲に逆らわないと決めたせいか
声にもいくらかの含みを帯びる]

(+24) 2012/01/03(Tue) 23時頃

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