ええ、私にとって名前はそれほど大事な記憶じゃなかった…
なんてことは、ないでしょうけれど
[疑われる事がなくなったせいか、あの場所から抜け出したせいか、それとも居なくなったと思った面々が無事にここにいたからか。多分全ての要因を含んでいるのでしょう。
私は、穏やかに笑っていました。]
――え?ショ、ショコラさん、今、なんと!?
ショクは、ショクはニコラスさんでは……!?
[失礼しちゃいます>>+9なんて、彼女は笑いましたがこちらの心中は大きく揺れ動きます。
どうしたことでしょうか、これでは、これではまるで。]
……嵌められたようでは
ショコラさん、ブローリンさんがショクだというのは。
確信のある真実なのでしょうか
[守れたと、そう思っていたのは、私だけだったのでしょうか。
しかしそこから生まれてきたのは、やはり憎しみという感情ではありませんでした。
やられたなという悔しさが少し、残る人々への心配が少し、そして安心感が全てでした。]
(+17) 2016/10/12(Wed) 22時頃