人狼議事

194 花籠遊里


【墓】 座敷守 亀吉

……何か、何かあったんじゃ…、

[「必要なもの、集めて来るから」青年が口にした言葉を脳に反芻させながら、一歩、二歩と。木の枝を踏み、花を散らしながら森の中を歩いて。歩いて。掻き分けて。

足はいつからか泥濘も気にすることなく、勢いよく花を蹴散らしていく。
つま先は蔦が絡み合い、地へも膝を打つけれども止まることはなくまた立ち上がり、鱗粉を追うように駆けていく。

息が乱れる頃。すっかりと日の明かりがその身を照らす頃。
いつの間にかたどり着いた湖畔にて映った人影に]

……何か、何かあったんじゃ…、

[「必要なもの、集めて来るから」青年が口にした言葉を脳に反芻させながら、一歩、二歩と。木の枝を踏み、花を散らしながら森の中を歩いて。歩いて。掻き分けて。

息が乱れる頃。すっかりと日の明かりがその身を照らす頃。
いつの間にかたどり着いた湖畔にて映った人影に]

──トレイル様?

[振り返り、瞳に映ったその貌に──…]

(+7) 2014/09/21(Sun) 16時頃

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