― 真夜中:キッチン ―
[来てはみたものの、恐らくこんな夜更けに人はいるまい。
客の身で、勝手をするのは憚れる――と逡巡する間に、テラスからの物音>>40 自然、そちらに足を向ける]
ホリー。
それ、まさかお酒じゃないだろうね?
[彼女の姿を認めれば、微笑み。
グラスを傾ける仕草に、淡い茶の液体の正体に気づいていても、そんなことを言ってみる。
中身を知れば、同じものを所望する。
喉が渇いてここに来たんだと言って。
ホリーが持ってきてくれれば、一緒にテラス先に腰を据え]
良かった、ホリーが悪い子になったんじゃないかと思ったよ。
それでホリーはどうしてここに? 考え事?
[ため息に気づかずとも彼女の雰囲気に察するものがあって。しばし、ホリーの話に耳を傾ける>>41>>42
流れる黒髪を綺麗だな、と思いながら]
(+7) 2013/08/19(Mon) 17時頃