人狼議事


251 【誰歓RP】鬼渡し

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メモを貼った。


メモを貼った。



[「何してるんだ」と問われて、目を合わせると
それに返事することなく今度は足を持って曲げたり伸ばしたり。

昔そんなことをしていたら、実代子や晶が喜んだ記憶があったから。]
 



[そんなことをしていたら、村長の鋭い視線を感じ、肩を竦めて見せた。
明日香が質問すると]

 へぇ…。
 そんな逸話があったんけ。

 確かに鬼は言ってたっけな…。
 道具は使わないとか敷地内だけとか
 怪我させるなとか。
 まぁ本当に遊びの一環みてーな感じらったけども
 不気味に思わせるためとかではねかったんらな。

 神隠しに合わねぇためかー。
 防げたらいんだろっけども…。

[どうなんだ、と明日香の問いかけに追従するように村長を見ると、二人からの圧にたじろいだ様子。]
 



[そんな時だろうか。
北館家にドタドタと来客があがりこんで]

「 実代子ちゃんがめっかったって!」

[と勢いよく叫んだのは。]
 


 村長!!明日までの宿題な!
 何か昔のこと書いてる文献とか古文書とかさ、何かあっか
 探してくれよ。孫の命が掛かってるんらっけ!

[そう脅して、どうせ年寄りは大して寝なくても平気だろなんて捨て台詞を吐いて]

 行くぞ、明日香!

[と疲れてしんどそうな明日香を小脇に抱えるとまた車に飛び乗り
実代子が見つかったであろう隠神社へと向かう。**]


メモを貼った。


[何やってるのでしょうか、このおじさんは
首を傾げつつ、不快とは思わない――構って貰えるのは、子供だからか好きだ――のでそのまま放置。]

 ……怪我させねェのは、次の依り代が弱らねェ為って言ってた
 弱っちまったら困るなァ、オニだもんさ

[ボソボソと、手悪さしながら言う。
村長の顔を見られないのは怖いからである。]

 ……力のあるお人がオニさ、封じたんならァ
 神隠しに遭うの防ぐ方法も考えてそうだもんっけさ

 そう思ったんだが、防げるほどまでじゃアなかったんけ?

[そう、例えば昔あった祭りとか。
形代に息を三回吹きかけ、川に流すのは身代わりに禍を肩替わりして流すため。
そういう方法が、何かしらあったと思ったのだが。]


[そんな頃だったか、来客が来たのは。]

 あ、うん……

[すごい脅し文句とともに名前を呼ばれれば、小脇に抱えられた。]

 ……年寄りは大事にしねェとバチあたんせのぉ?

[隣に飛び乗る辰次にそう言ってみたが、聞こえたかどうか。]

――→隠神社
[隠神社に着けば、「実代子」とやらはどこにいただろうか。
見付かり、辰次が傍へ寄るようなら、追わずに少し離れた所でじっと見つめ。**]


ー現世/隠村ー

[ごん。
鈍い音を立てて、後頭部が地面に激突した。]

いっ……!……たあ……。

……え?ここは……。

[ずきずき痛む頭を押さえながら体を起こす。辺りをきょろきょろ見回すと、そこは神社の境内らしかった。しかし今までのような不気味さは何処にもなく。
空の色は濃い藍になろうとしている、薄暗さは単に夜が近付いているからのようだ。
ぼんやり空を眺めていると、今までにあったことが思い出されてきた。]


……あー、そっか私……。

[帰ってこれたんだ。
辰次おじちゃんが鬼になって、さくちゃんが鬼になって、さくちゃんに鬼を渡されて……。]

……っ、そうだおじちゃん!さくちゃん!

[脳裏に彼らの姿が浮かんで、慌てて立ち上がる。
彼らはもう鬼を渡したんだから、こっちに帰ってきているはずだ。会いに行かなくちゃ。

このときの私は、さくちゃんがまだ帰ってきていないことを知らない。
そして鬼を渡したもうひとり、綾瀬明日香のことも頭から抜け落ちている。
親しい相手の姿を思い浮かべながら、まずは外に出るべく鳥居に向かって歩き出した。]



[拒絶されないので、恐らく気に入って貰えたのだろうと、構わず続けて。]

なるほどなぁ。
敷地内だけってのも、制限を加えてるようで鬼にとっても制限ってことらかね。
……初めに7人て集めたんは鬼なんよな?
でも鬼を封じた偉いヤツがいるんなら、7人てルール決めたのはその偉いヤツかもな。

[明日香が語る言葉をうんうんと頷くものの、どれだけわかっているものか。]



─隠神社─

[境内に向かうと皆を探しに来た村人が見つけたのか人垣の中心に実代子の姿。]

実代子!えがった!
戻ってこれたんけ?

櫻子は?
他のみんなは大丈夫らか!?

[実代子の安否が確認出来れば次は他の面子の事を確認しようと。]

[そんな折、側に居たはずの明日香が少し離れたところにいるのを認めると、おいでと手招いた。その姿に実代子は彼女が綾瀬明日香だとすぐに気付くだろう。]
.


[鳥居を潜る前に、突然消えた人たちを探しているらしい村の人たちに見つけられた。
小さい村のこと、見知った顔に迎えられてほっと息を吐く。
何人かは辰次に知らせてくる!と駆け出していった。]

辰次おじちゃん……!よかった、帰ってたんだ。

[先に帰ったはずの叔父の名前に、とりあえず安堵。]

そうだ、あとさくちゃんも!さくちゃんも帰ってきてますよね?

[私に鬼を渡して、現世に帰ったはずの少女。もし会えるのならば一番に会いに行きたかったのだけれど。
村人たちは口を揃えて、「櫻子はまだ帰ってきていない」と言った。]


……え?いやそんなはずは、だってあの子は私に……。

[と、そのとき。
鳥居の外から騒々しい足音が聞こえてきた。]

おじちゃん!

[鬼面を被っていたときとは違う、私の知っている彼の姿。ほんの少しだけ視界が緩んだ。]

他のみんな……晶くんと智花ちゃんと、……あの半裸の男の人は、まだ鬼渡しの最中だと思う。
その、……私があの半裸の彼に鬼を渡して、それで……。

[言いながら、胸がちくりと痛んだ。
結局私は何も止められないまま、鬼を渡して帰ってきてしまった。心優しい二人と、私を助けようとしてくれた彼を。
でも、それよりも今は気になることがある。]


さくちゃん、まだ帰ってきてないの?

[彼女は私に鬼を渡したのだから、私より先に帰ってきているはずだ。
それなのに、叔父の口ぶりは、まるで彼女が帰ってきていないかのようで、不安は募る。]

ひっ……!お、鬼……!

……………、あれ?

[まるで自分の子どもを呼ぶかのような叔父の仕草の先を目で追うと、そこにいたのは小さな少女ーー綾瀬明日香だった。
自分たちを追い詰めた元凶を前にびくりと体が強張る。
しかし彼女はなにもしてこない。それどころか何処か遠慮がちで、まるで普通の女の子みたいだ。
これはどういうことだろう。説明を求めて叔父の方を見た。]


―隠神社―
[おじさんに呼ばれると、女の人はこちらに気付いたらしい。
悲鳴をあげられ、びくりと身を竦めた。
おいでおいでされても、悲鳴を上げられてしまったから近付くことはできずに。]

 あ、姉ちゃも鬼渡しに参加してたのけ?

[オニに取り憑かれてた時の記憶はないから、そんなことを尋ねて。*]



[実代子から自分が去った後の話を聞くと]

て、ことは櫻子が実代子に鬼渡したんか…。

[そして、刑部に鬼が渡ったという。

誰かはあの場所に残らないといけない。
かつての明日香がそうであったように。

晶か智花か。
そんな残酷な仕打ちが現実味を帯びてくる。身体中の血の気がさぁっと引いていくのは夜の冷たさのせいだけではない。]
 



くそっ……!!
あいつらでねくて俺みてぇのが残れば良かったんにッ……!

[何故自分は捕まってしまったのだろう。
後悔の念は後から後から押し寄せる。]

櫻子。戻っとらんのか?
…俺が渡したんらっけ、実代子より先に戻っとるはずらて。

………おいおい。

[鬼となるのは晶か智花か。
鬼を渡したはずの櫻子は戻らず。
自分の無力さに歯噛みする。]
 


[二人の話を聞くに、誰か帰ってきていないらしい。
ふと、空を仰いだ明日香はぽつり]

 ……月が、ない
 



[白装束の少女に小さく悲鳴を上げる姪に窘めて彼女について説明しようとするもさっきの今、その声に覇気はない。]

 実代子、そんな反応したら可哀想らっけ。
 この子は綾瀬明日香。

 んで…。
 明日香、こいつは実代子。
 俺の姪。
 
[実代子に伝えると今度は明日香に実代子を紹介しようと二人の間に入る。明日香の顔色を窺ってみるが怯えているようならその頭をぽんと一度撫でた。]
 


[ぽんと頭を叩かれれば、見上げて、また女の人を見る。]

 ……姉ちゃも、鬼渡ししてたのけ?

[おじさんの姪という人へ、先程と同じ質問を。
先程は怖くてうつむき加減だったが、今度はまっすぐ見つめて。]

 残ってるのは後、何人け?


うん。さくちゃんから渡されたの。だから先に帰ってると思ったんだけど……。

[話しながら、叔父の顔から血の気が引いていくのが分かった。彼が今、何を考えているのかも。]

そんなこと、言わないでよ。そりゃ、他のみんなのことも心配だけど……。

私は嬉しかったよ、おじちゃんが生きててくれて。

[置いてきたみんなのことが心配なのは私も一緒だ。
けれど、生きて帰ってきて最初に叔父に会えて涙が出そうになるほど嬉しかったのも本当のこと。自分を卑下する言葉は聞きたくなかった。]


……少なくとも、私はさくちゃんの顔から鬼面が剥がれて体が消えるのをこの目で見たよ。真正面から。

[話しながら不安は募る。ただでさえ鬼渡し自体がイレギュラーな存在なのに、そこでさらに法則から外れることがあるなんて。]

……綾瀬明日香?って、あの?

[叔父の紹介に、傍らの小さな少女を見やって。]

うん、そうだよ。さっきまで鬼渡しに参加してた。

あと残ってるのは、……私の従弟の晶くんと近所に住んでる智花ちゃんと、あとおさかなくん……じゃないや、刑部くんの三人。

……の、はずなんだけど。さくちゃんもいれたら四人、ってことになるのかな。

[真っ直ぐな眼差しに少したじろぎそうになったけど、どうにか目を合わせたまま彼女の問いに答えた。]


 一度渡したんなら、二度目はねェ
 んだすけ、その“さくちゃん”って子はァ鬼渡しに参加してねェと思う

[彼女にそう答えて]

 今夜は月がねェ
 きっと迷ってるだけっけさ

 朝んなって、ニワトリが鳴けば元に戻るっけさ

[確信を持ってるように言えるのは、かつて自分はオニのウツワだったから。
その時得た知識を彼らに流す。]



そりゃ、俺らて実代子が無事で嬉しいけど……!
でも……。

[自分より未来のある若者達の道が曇ってしまったというなら、どうして平気でいられよう。
実代子が言いたいこともわかるが故に、感謝と不甲斐なさと罪悪感な胸のうちで混ざって変な顔になった。]
.


それ、本当らか?
櫻子は迷ってるだけ?
朝になれば帰ってくるんだよな、絶対。

[身を屈めて明日香に目線を合わせるとその小さな両方を掴んで問い詰める。嘘を言ってるとは思わないが、その話が真実なのか確かめようと、その眼差しを見定めた。]

[それが確信をもった真面目な眼差しであるとわかると大きく嘆息し安堵の表情を浮かべた。]

そっか…、えがった……。



皆が頑張ってるんに、俺が弱音はいたらだめらこてね。

すまん、実代子。ありがとう。

[そう言って実代子にも労いのつもりで頭で軽くなでる。]

俺は信じてる。
皆が無事に帰ってくるって。
櫻子も、朝になりゃびーびー泣いてけえってくるって。

[そう言うとにかっと、いつもの毒気のない笑顔で笑ってみせた。]
.



 でも、一人は帰ってこれねェ
 オニは身体が欲しいから、全員帰すとは思えねェ

[問い詰める視線に、少し俯いて続きを。
よもや、彼らが鬼の面を壊そうとしてるなどとは知らず。
それは誰も考えたことがないから、どうなるかは明日香でさえも知らない。]


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