人狼議事


263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】

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   ── ???:悪霊の独白 ──

[ほら、ね。

 そんなものだよ。

 あの子が一番人間らしかったじゃないか。
 誰かを殺す重圧に耐えられなかった、あの子が。

 ああ、可哀想な子。]


[まるで何も無かったみたいな話をしていたと思ったら、
 冷静に推理を始める。

  
  そんな奴等、奴等……



  (そこにある覚悟を狂人は汲み取れない)
  (気を紛らわす為、などとは浮かばない)    ]






    滅 び て し ま え*


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


  ── 当然の時 ──

  村長に伝えてくれよ。
    
     
    あんたの息子は化け物だった、ってね。

[最期に遺した言葉は復讐の為に。
 中に残る面々の耳には届くことはない。

 その内容に自警団の中で動揺が走る。
 だが、サリバンは明らかに様子がおかしい。
 精神的に正常とは、とても言えない。

 諦めた化け物というには、その目は、……

 容疑者らに内容を伝えられることは無かった。
 もし、聞くことが出来たのなら
 せめてこの男が異常ということくらいは、
             はっきりと知れたのに。]*


       ── その夜に ──


[知っているさ。
 誰が人狼なのかなんて。
      僕は誰より早く“目撃”したのだから。

 
 今夜は隠れる必要なんて無いから
 彼女の傍を漂って。

 ああ、その姿。
 とても素敵だね。伝えられなくて残念だよ。

 悪霊は残酷な捕食の風景を、ただじっと眺めていた。
 (すんなりと今の状態を受け入れているのも狂気故か)]



  [だが、
   月明かりに透ける悪霊の表情は


   生きていた頃のように、愉しげではなく。]**


――終わりの夜――

[シメオンに送られ、部屋にひとり。
結局誰かに共に夜を過ごそうと紡ぐことはなかった。

自分には、言い出せなかった。
どこまでも弱かった。

希んだこと、願ったこと。
心の奥底に沈むそれら。
きっと、誰にも知られないまま、錆びていく。




揺蕩う意識を揺り起こしたのは、微かな扉の音だった。
小さく微笑み、ショールを羽織る。
そして立ち上がった。

それはまるで“彼女”を迎え入れるかのように。]





   ……、…。


[月明かりに型取られる輪郭。
眩く輝く栗色の毛並み。

それは初めて見る、うつくしいケモノの姿だった。


彼女が首筋へ牙を伸ばす瞬間、
瞼を下ろし。


さようなら、**]


   ── 二年前:墓地 ──

[母の葬儀は慎ましく行われた。

 哀しんでくれた従妹は村の大人に家へと送って貰うことにした。
 こう言ったからだ。
 「まだ、ここにいたいんだ。」

 その時、少しの間だけ
 二人きりの時間が訪れることとなる。

 墓石の前へと崩れるように座り込む。
 弱音は吐かず、涙も見せないように。
 従兄としてドリベルを慰める役目を果たせたのに。

 それは同い年の、けれどずっと大人びた
 物静かな彼女が唯一の目撃者だったからかもしれない。]




 ねえ、
    ヨーランダ。

[彼女により刻まれた名前をなぞる指
 振り返った顔には、
 その目には理性が宿っていた頃。]


 ひとりって、どんな感じなのかな。

     ……まだ、よく分からないんだ。

[先に両親を失い、一人で墓守を続ける。
 そんなヨーランダに対して、か弱い女性に対して。
 男の自分が聞いてはならないことだったのかもしれないけれど。

 きっと、誰かの言葉が欲しかった。]




     [そして]

 ありがとう。また母さんに花をくれたんだね。

 とっても綺麗だ。あの人は白い花が好きだったんだよ。

[あの時彼女がどんな言葉を口にしたとしても、
 
 墓守と遺族、それ以上でも以下でもないながらに。
 関係は穏やかなものだったと思う。]


[月日が流れ、二つの年が巡り。
 座り込む男と祈る女
 まるであの日を思い起こさせる状況が訪れる。
 
 だが、

     「この、  “あい”、 って何だろうね?」

 問いを向けられる側となり
 ベネディクトが本当を答えることは出来なかった。
 それがどこか境遇に似たものもあった二人の、
 密やかに生きた二人の        大きな違い。]*


メモを貼った。


メモを貼った。


   ── 朝:悪霊は囁く ──

  
  何を言ってるんだ?

[くつり、低く笑うのはシメオンの隣
 もう決して交わらない視線を向けて。]

 まだ、じゃないよ。
 当たり前だろ?

 君達は昨日、
 ……どちらの人間を殺すかで悩んでいたんだから。

[悪意の篭った笑い声は、生者には届かない]*


[自らをただ見下ろすクラリッサ
薄らと霞がかる意識の中、それを窓辺から眺めていた。

そうか、君は、]


     ああ、……もう、声は届かないね。


[わたしは しんだのだから。]


[集会所の屋根の上。
膝を抱えるようにして座り、明けていく夜を見送っていた。

もう凍える風に身を震わせることはない。
温度のない掌を空に翳す。]


  ……、


[そう、生きている時と同じなのは、
ひとりであることだけだ。

意味のない呼吸、息を吐く真似をして空を仰ぐ。]




『ひとりって、どんな感じなのかな。』


[脳裏に甦る問いがある。

静かな葬儀の後だった。
従妹の前で気丈とあろうとしていた同い年の彼に、精一杯の丁寧さで綴ったた母の名を指でなぞる彼に、

自分は眉を下げ微笑み、こう答えた。]



ベネディクト、難しいことを聞くね。

そういうものはひとりに慣れてしまうともう分からないんだ。

[口ずさむ。
記憶を紐解いて。]

ああ、そうだ。

ひとり、だと、なぜか時々、……ふいに涙が零れたりする。
特に理由がないのだけれど。

そういうのは堪えなくていいよ。




“此処”なら、鍵はない。
いつ誰が来ようと私は気にしない ―― ベネディクト。


[冗談めかすでもなく紡いだ答えを、
彼はどんな表情で聞いていたのか、思い出すのは止めておく。

きっと。ベネディクトもすでに生きてはいないのだろう。
自警団によって処刑されたはずだ。]


[彼は知らない。]


 ……、


       [自分でも、理由を見つけない。
          そんな思い出がひとつだけあった。]


[彼の母に供えた花を綺麗だと言われたその日。

墓場を去るベネディクトの背を見送るその手には、
摘まれたばかりの一輪の花が揺れる。

   呼び止めることはない。
   差し出すこともない。

   
        その夜、萎れた花を地面に横たえ、土をかけた。]


[藍が橙に染まる様子を眺め、皆の顔をそこに描く。
もう言葉を交わせない人たち。]
    

 ……、


[零れる幻の涙は拭わない。
どうせ地面に落ちる前に消えていくのだから。

朝日が昇れば、立ち上がろう。
生きている者を見届けるために。*]


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