109 Soul River
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[聞こえる、遠いオーボエの音。]
天使はラッパを吹くっていうけどなあ ……聖書は時代遅れってか?
[手を伸ばし、甲でヘクターの髪を撫でるようにする]
―――夢だった なんてな、って アンタ謂ったけどさ。
まあ、そう思ってんなら、 ……恥も掻き捨てじゃん。
折角だし、大暴れ、してみねえ?
(14) 2013/01/11(Fri) 17時半頃
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アドリブで、さ。 ちょっとはすっきりするかもしれないし。
[触れた手を楽器へと戻すと テッドは徐に鍵盤をしたから上へ音階を撫でた。 蛇腹のが細かく動いてアップテンポな曲に映る。
頭に浮かんだメロディを 赴くままに弾く。 酒場の記憶、懐かしく]
(15) 2013/01/11(Fri) 17時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 18時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 21時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 22時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 22時半頃
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[目を閉じる。浮かぶ、セシルの 左手、深い傷。 此処、にいたままでは消えない傷。 思い出すこと、上手くできなかったこと。
ヒューが文字にした ”ずっと痛いままの傷なんて、しんどい”
イアン 零した、 何度も、此処に還る、可能性。
セシル、ヒューが還った時 使った、”行った”と、いう表現。]
…………イアン、何度も、 還っては、此処に来てた……んだって。 [セシルは優しい。きっと、あっちでも。 自殺したわけ、ずるいってことにしたいこと。 体重、軽く預けながら、文字にする。]
(16) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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……………
[考えてしまう。こと、 ふと、途切れる。 場の、空気が変わった。 心地よい喧騒。酒のにおい]
……テッドの音は、人のいる所、見せてくれる。
[それは、未知の空間。すれ違ったテッド まだ、いて、奏でていることわかる。 ヘクターも、還った、感触はなく。]
(17) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[近さが、心地良い。 くすぐったさも、それが傍にいる証と思えば。
階下の声を真似てか、呟かれるフレーズ。 ゆるり、薄墨色を開いた]
選曲、気に入ってもらえたみたい。
[嬉しそうに囁く。 預けられた体重、口を開いた。 ゆるり目を開けて耳を傾ける]
何度も、此処に、って。 何度も、死に掛けて生き返った、って事? それとも。 死んで、また生まれ変わって、でもそれを覚えてて?
[そんなケースもあるのかと、少し驚きの声]
(18) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[階下から聞こえるメロディが変わる。 今度は賑やかな。 街角で歌うアコーディオンのよう]
人のいるところ、か。 色んな人に囲まれて、弾いてたのかな、きっと。 何だか、すごく似合ってる気がする。
[テッドの音から見えるもの。 きっとそれは、此処とは全く違う 賑やかな景色なのだろうかと思いを馳せた。
深呼吸をするように、ぎゅっと一つ抱き締めて。 息を吐くように身を離した。 二人で床に座り込んで。 肩を貸すように隣に寄り添う]
(19) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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[酔っ払いの賑やかな声や へたくそな手拍子や、調子ッぱずれの歌と。 陽気な光景の記憶を、この世界に振りまいた。
さあ叩け、とばかりに目配せしたり、 小突いたりもしながら、 何処にもない、此処だけの曲が広がる。]
投げ銭とかありゃあ もっとらしーんだけどなぁ。
[楽しそうに、テッドは笑った。]
(20) 2013/01/11(Fri) 23時頃
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素敵な、曲。今は、そう思う。
[そのまま、このまま] [幸せ、のお話。きっと、少し前まで 実感わからなかった。 けれど、耳、文字くすぐったく、温かい。 自然、笑える、今、がきっと、そうと思える。]
何度も、生き返って……るんだって。 イアンが憶えてる、前の生……全員、知ってた。
[セシルが驚く、自分も驚いた。 あっちの時間、こっちの時間 進みの違い、にも、驚く。]
うん、酒場で、同じ様な人たちと 気ままに、演奏楽しかったって ……こんな、感じなのか……な]
(21) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[強く、抱きしめられた。目が瞬く。 ふわと、セシルの髪、柔らかく頬、触れた。 温度、離れる。直ぐに、片側暖かく。 でも、その間だけでも、ちょっと、寂しく。
肩。頭預けながら。 セシルの優しさ、甘えっぱなしでいいのか 賑やかな、酒場、物思い、耽るには難しい。むしろ]
……俺も、吹きたくなっちゃうな。
[手の中、オーボエ、吹かず、キィだけ、おさえる
(22) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[俺は、近所の人にも「父親に似ている」と言われている。 俺自身、父さんの若い頃の写真を見て、そう思う。
初めて、母親に紅茶を淹れたときのことだった。]
「……淹れ方、誰かに習った?」
[意外そうな表情で、その紅茶を口に運ぶ。 その母親に、]
違うよ、ママの真似。
[そう言ったけれど、蒸らす時間や茶葉の量は、違っていた気もする。]
(+5) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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君にもそう思ってもらえたなら。 嬉しい。
[自然と笑みを湛えるのは。 忘れかけていた、自分の演奏を聴いて それが少しでも誰かに感じてもらえる事。 此処に来てから、少し思い出した]
それは、すごいね……。 何度も生まれて、音楽を好きになって。 ……でもその度に、色んな事、あったんだろうね。 あまり話せなかった、けど。
イアンも、今度は幸せになれたら。 良いな。
[彼がどのような形で現実に還ったかは、判らない。 だが、新たにまた得たチャンス。 今度こそ、掴めれば良いと、思った]
(23) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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「髪の色は一緒だけど、時々ね、父さんより似ていると思うときがあるの。
紅茶の味が、一緒。表情の癖も似ているわ」
[言われて、瞬いた。 誰に似ているのかは、もう聞かなくてもわかっていた。
母親が「彼」の話をするときは、いつも表情が優しくなる。 毎年、命日には墓に参って、花を添えて。
少し、羨ましい。
そう言ったら、来年は一緒に行こうかと言われた。]
(+6) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[華やかに、活気付いた、そんな音。 合間にヘクターの叩く拍子も聞こえるだろうか?
彼がまだ心の中で燻らせているものは、知らず。 優しいと言われる事を自覚できていないまま]
吹いたら。 彼らも還っちゃう事になる、から。 でも、もしできるなら。
一緒に音楽をしながら、別れる事も。 悪くはない、のかもしれないね。 勿論、還る心の準備ができてたらの事だけど。
[オーボエを構える様子に小さく笑う]
下、行ってみようか。 どうせなら、近くで聞きたいし。 また、ミルクティ。 淹れてあげようかなって、思ってたんだ。
(24) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[ノって、楽しく、それを 感じてほしいと思ったのがひとつ。 音は、青年にとってはそういうものであった故に。
様子を見つつ、ある程度は自分勝手に、 疾走感のある旋律へと移り変わっていき―――]
(25) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[妹が寝静まってから、ピアノを弾いた。 もちろん弾けなくて、たまに触って鍵盤を少し叩いてみるだけの、小さな時間。
ドラムと両方やりたいと言ったら、笑われたけれど結局許してもらった。
いつか、大きくなったら。 大人になったら。 今度は、今度は――――?]
待って、母さん、今行く!
[今日は「彼」に会いに行く初めての、*日*]
(+7) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 23時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 23時半頃
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/* ちなみに最初は「俺」だったけど「彼」になりました。 ここからは新しいヒューバート君の話。
(-4) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[笑いあう。それだけで、暖かい。 一緒にいる、って、想像より、ずっと幸せなこと]
……うん……未練、溶ければいい
[イアンの声。うんざりという言葉。 今は、思い出すと、哀しい。 部屋のチェロ、一緒に還れた、かなと 寝台の上、寂しげな チェロ、一緒だといい。]
うん、下行こう。 合わせられなくても。 ……ヘクター 音 みえるかな? さっき、それらしき、見えたのだけれど……
(26) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[臆病者、そう文字にした。肯定していた。 今も、音、出すこと、引け腰なのだろうか? 少し、歪な 大きな荷馬車。 何が乗っていたのだろう。]
あ、ミルクティー 俺、まだ飲めていない。
[サンルームで聞いた、ミルクティーのこと 思い出し、そういいながら、立ち上がる。 左足、痛い、けれど気にならない。 空いた手、差し出す。座っているセシルに。]
(27) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[うん、と頷く。 未練、空に、川に、融けて流れてしまったら。 何もかも捨てたものではないはず]
ヘクター、最初にヒューと合わせた時、聞こえてた。 今もテッドがこうやって弾いてるなら。 多分、一緒にいると思うけど。
[ヘクターが消えた事を告げた時、 すぐさま飛び出して行ったテッドの事。 さっきまでの音楽も、今、駆けていく旋律も。 ヘクターのために弾いている、気がして]
(28) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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ありがとう。 足、気を付けて。
[差し出された手、微笑む。 重みを駆け過ぎないよう、手を取って。 立ち上がると、ハープを人撫でしてから階下へ。 音の主達を見付けたら。 自分はミルクティーを其処に運んで来ようと。 一旦、キッチンへ向かうのだった。
戻ってくる時には、甘い香りとティーセットが*一緒*]
(29) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時頃
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/* は、テッドとヘクターが一緒は PL視点漏れだ、この子には しまた
(-5) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[下、テッドの音、ダイニングの方角。 そこにいるらしき、ヘクター。 セシル、の文字、読んで頷く。
手が触れ合う。軽くかかる力。 何とはなしに、そのまま。 セシルの手、握ったまま、セシルの友達 撫でるのを見る。目が細くなる感触。]
[ダイニング、覗きこんだ後、 一旦セシルと別れて。 ヘクターは突っ伏し、テッドが演奏、していた。 演奏中だから、ひらと手を振って無言で入る。]
(30) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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───。
[扉を閉めた。 廊下を歩き出して暫く、不意にそれは訪れる。
背中にひたと、何かの触れるような感触。 少しばかり、掌に似た柔らかさ。 押し出されるような、つきはなされるような]
(+8) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時頃
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[向こう側に、繰り返す記憶。 こちら側には、次の何か。震えている。 楽器そのものの振動のようだ。
身体に伝わって、鈍い痛みの上に、 ひとしずく、ふたしずく、滴り落ちてくる──コバルトブルー]
…、は
[吐き出した息は渇いていて、 口元は幾らか引きつってもいた。 また戻れと──言うのだろうか]
(+9) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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やめろ
[震える。 掌にコバルトブルー]
やめてくれ
[掌から、喉から、溢れ出す。 滴り落ちて、染め上げて]
また繰り返すくらいなら、いっそ
[流体。 溢れて、塗れて、手を伸ばして
───消失する]
(+10) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[溺れる] [海に] [音に]
[記憶の奔流]
(+11) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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[誰にも怯えることの無い孤独を、俺にくれないか]
[言えなかった、ことば]
(+12) 2013/01/12(Sat) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時半頃
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[ちらと視線を向け、 姿を見止めると に、 と笑った。 曲調の通り、明るいものだ。]
よう、ちっと場所は違うけど、 始めてっぜ。
[と、片目を瞑ったのだった。]
(31) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時半頃
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[明るい笑顔、こちらも、笑み零す。 返る文字に、セッションの約束、頷く。]
楽しい曲。 テッドの行ってた、酒場?かな、見える。 ……だから、ヘクター 酔いつぶれたみたい」
[そんな中でも、突っ伏すヘクター。 見えるもの、と混ざって、感想一つ。 まだ、オーボエ、構えず、椅子に座って]
(32) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時半頃
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せーかい。わかる?
[嬉しそうに歌うような旋律を奏でた。 どうやらシャンソンらしい。]
酔いつぶれてるか、はは。 そいつぁいいや。 酔っ払い序にリズムとか、とっちゃやいーんだ。
(33) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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