14 Digital Devil Spin-Off
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僕は 彼と出逢って、 そうしたいと 思ったから。
…――《理》を継いだのと同じように。
[いつかのような 湿った、風が吹く。]
(67) 2010/06/09(Wed) 15時半頃
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…そうだな。
[――一度眼を閉じる。]
途切れたときは。 傷つくものが居るのは ――… 痛かった。……今も、
でもこれを忘れてはいけないとも、思う。
[――静かに謂った。]
此処に僕を、…僕らを放り込んだ者が 何を考えているのかは わからないが… 選ぶのは、…残されたもの《僕ら》だから。
(69) 2010/06/09(Wed) 17時頃
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――…、――
[僅かに、眼を見開いた。 少女の真っ直ぐな眼が見える。
――そのまま、暫し 少しだけ唇を噛む。]
(71) 2010/06/09(Wed) 18時頃
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…それは、…できない。
僕は、――この《理》を聞き …叶えたいと、願い、選んだ。
…――荒川さんの《理》であり 僕の《理》でもある、縁《エニシ》を。
だから。
(72) 2010/06/09(Wed) 18時頃
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命、尽きるまで。
(-52) 2010/06/09(Wed) 18時頃
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でも きっとそれは 死んで欲しくないという 少女の願いであり
(-53) 2010/06/09(Wed) 18時頃
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――触ってはいけない
[浅見がレティーシャの、 血まみれの手に触れようとしたのを見、制止をかけた。]
…その血は、…毒だ。 死ぬぞ。
(75) 2010/06/09(Wed) 18時頃
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/* 僕はどっち行けばいいのかな…!
(-56) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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― アザブ ―
…――違う。
[浅見の声には首を振る。]
彼女は、…自らの血を流しすぎた。 キリシマに、手をかけられそうになったとき もう、既に――命は、消えかかっていたのだ。
[そう、説明し。 押し黙っていたゾーイの続く言葉には 痛みを堪えるような表情を浮かべたが――]
っ、…ゾーイ!!待て!
[――叫ぶ。 咄嗟に追うが、叩きつけられた言葉は 僅かに足を鈍らせる。 誰かが追うなら彼らの方が先にこどもへ辿りつくか。]
(78) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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[この道しかないと示されて、歩むのは 《理》を持つものは同じ。
――安寧の天秤も、 ――神なき世界も ――たゆまぬ縁も
等しく人の死の上に成り立つのなら、それは。]
(-57) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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僕は、
どうすれば?
(君は、
どうしたいの)
(-58) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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――決めた道だ
(決めたはずだ)
(-59) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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――僕は。
(-60) 2010/06/09(Wed) 18時半頃
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―アザブ―
…――、…
[伸ばしかけた手を握りしめ、退く。 濁川の声がした。]
…――はい
[問いかける。 何度も何度も。繰り返し。]
…――濁川さん
[囁きに唇を引結び、小さく頷いた。 彼が小鳥に命ずるのを見、 その飛んだ先を見遣る。――浅見の声がした。]
(85) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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…浅見。 ……――、ミカ、は …やめろと謂ってるだろう。
[――辛うじて謂って。 いつものようには、いかなかった。]
…僕は、…《拓いた》わけでは、ない。 受け継いだのだ。――荒川という、人から。
[それから、レティーシャを見る。 冗談めかした声が脳裏に蘇る。 ――空も飛べたり。 ――勘弁して欲しいな。 どう、思っていたのだろう。]
(87) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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… キリシマさんが、… 無差別に攻撃を始めたのが、 引鉄になったのかは、わからないが
そのとき…――彼女も、《理》を 拓いたようだった。…陽炎《カゲロウ》と、いう。
[争った、というのだろうか。 その時のことを、説明しながら。 浅見の尋ね方から ――《理》の、気配を知る]
…――…僕の《理》は… …縁《エニシ》
[――お前は、と尋ねるように浅見を見つめた。]
(89) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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―アザブ― [―――吾妻の声。浅見の声。 理を知る、想いは行き違う。 甘い甘い、楽園の話。 痛みも苦しみもない、 はちみつとミルクのたゆたうような。 少年は幾度目か、唇を噛み]
…――――僕の、 ……願う世界は。
[そうして、語るのは縁。 互い支え合う、 個が個として在る世界に 溶け合う楽園は、恐らくは遠すぎた。]
(95) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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/* くまさんとかかわいすぎる。 廃墟にいるとホラーかもしれないが。
(-68) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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―アザブ>>103―
――――荒川さんの 心が生きていると―――思っています。
[吾妻の方を見て 問われる言葉に耳を傾ける]
…―――向かう方向が違うことも 痛みも何もかも、 越えていけるはずなのです。 縁の…果てには。
[いまだ問いかける、 その世界を得るために強いる犠牲。 その意味を、問いかける。内側へ。]
(120) 2010/06/09(Wed) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 21時半頃
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…今の世界と同じではない。 それは、違います。 今の、世界は ―――たくさんのものを忘れすぎている。
忘れたものを、 思い出すために …繋がることで《在る》ことを ひとが思い出すために、
…… 僕は、縁《エニシ》をとなえる。
(122) 2010/06/09(Wed) 22時頃
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……だから、ミカと呼ぶのはやめろと。
[>>105女の名前みたいだと 拘りを口にしつつ、 浅見の言葉に少しだけ眼を伏せた。]
―――…悪いことも よいことも……心の糧になると、 もっと、深いところの縁に繋がれば ……「おかげさま」を、…本当に分かれる、と思う。 幾度も繰り返すが 今の、もとの世界と同じでは、ない。
――――融け合う、世界、か ……けれどもう、それは、人ではないのではないか。 それを、進化と謂えるのだろうか。 ……今まで紡いできた対話は、意味などないと、いうのだろうか……
[緩やかに眸を伏せた。 いままで、これまで、刻んできた愚かにも直向きな傷を、忘れたくはないゆえに]
(144) 2010/06/09(Wed) 22時半頃
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…僕は、ひとはひとであってほしいのだ。
[>>130濁川の言葉には頷く]
もう少し、…まだ、 言葉として上手く紡げていないこともある、けれども。 ……ひとりなのだと、 自分も思うことが、あったから。 ……
[吾妻の言葉に少しの間眼を閉じた。]
…そう、ですか。 …―――僕は、それを、 信じられる世界としたい。 縁を、…深くより繋ぎたいのです。
[やがて、焔による埋葬が始まれば意識はそちらへ。 電話で話す吾妻がふと気にはなったが、子細は追わず。]
(154) 2010/06/09(Wed) 23時頃
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[―――浅見と焔を見ながら並んだのは、 キャンプファイアの記憶が最後。あの日は、星が綺麗だった]
…引くのは僕ではない。 僕が神のようになるのは、 望まない。 ……繋がれば自然分かる、 忘れているだけなのだと思う。 ――――…メッセージを。
変えるのではなくて、 ……思い出すための、《理》を。
[それから、沈黙。 焔ははぜて空を焼く。染めた浅見の髪も、炎の一部であるかのように煌めき透けて]
…お前は何処までもお前だな。 ……僕は、ずっとお前が眩しかったよ。
[浅見の方を見ないまま、幼い頃の思い出を口にする。小さな小さなそれは、届くかどうかも怪しかった]
(162) 2010/06/09(Wed) 23時頃
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―アザブ― [消えかかる呟きは 遠くなる距離を思うてか。 りん、―――と 鈴の音がなる。]
…?
[ふと、向いた先には 影がふたつ、在ったかもしれぬ。]
(168) 2010/06/09(Wed) 23時半頃
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落胤 明之進は、ゾーイとミソサザイは大丈夫だろうか――と気がかりは気がかりだ。
2010/06/09(Wed) 23時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 23時半頃
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/*
たまこさんのTシャツコーナーがもえる。
(-86) 2010/06/10(Thu) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 00時半頃
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―アザブ― [火の手はやがて収まり、 金の髪も白い指先も残らず灰に返るのを見送りながら 交わした言葉の一つ一つを胸の奥に刻み込むように反芻する。 100人の女の子と、などと口にする浅見に 少々呆れた顔なぞすれど、それもまた彼の在り様。 古書店の主人とこんな風に語ることがあるなど 思いもしなかった遠い日が、幻のように浮かんで消えた。
相容れない、少しずつ、或いは大きく、 すれ違い、主張し、ぶつかる予感を残しながらも]
……話せてよかった。……ありがとう。
[静かにそう伝えた。]
…――、…東雲の、君の《理》は。 ……聞いても構わないか。
[しっかりと聞いたことはなかったと思い、静かにたたずむのみの少女に顔を向けた。]
(193) 2010/06/10(Thu) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 00時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 00時半頃
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― アサブ ―
……――
[沈黙が降りる。それは厭なものではなく、 寧ろ、――こういうのを「天使が通る」と謂うのだと 誰が謂っていたろうか。 友人が紡がなかった言葉は、追わず]
…――、… …悲しみと喜び…光と影のように 表裏一体だ。
――全てがなくなる、しあわせに、とは 塗りつぶすこととかわらない。 …それは、…僕の思うのとは、…違う
[訥々と話しながら、信じる形を固めていった。 言葉にするのは難しい。静かだった少年は、《理》を形にし伝えるために紡ぐ。]
(212) 2010/06/10(Thu) 01時頃
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…… …逢わせたかった。
[コトワリ云々ではなく。 ひとりの人として。 きっと、からりとしたふたりなら 気が合ったのではないかとも、思うのだ。――最早、せん無いことだったが]
(214) 2010/06/10(Thu) 01時頃
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― アサブ>>204― [東雲が、その理について語りだせば、 其方を向いて、耳を傾けた。]
――……
[二の腕の傷を庇うように当てた手はそのまま。]
…… 愛莉《アイリ》 、と謂うのか。 …… そうか。
[《理》の名前を繰り返し。]
……――やさしい世界、を望むのだな。 ……誰も彼も、友達のように…か。 天使と、魔王のような…… どうしても相容れないものも、 手を伸ばしあえる存在になるのか。存在にするのか。
……浅見の《理》と、…すこし、似ているのだろうかな。
(215) 2010/06/10(Thu) 01時頃
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― アサブ ―
…――
それが、そう在る……からだろうかな。 ……キリシマさんが あの天使と相対したときに―― どうしても、相容れない存在はどうするのだと …問われた。
どうなるのだろうと、思って。 ……否定など、そういうものでもない。
そう…思ったから、聞いてみたのだ。 誰もがやさしければ…か。
[そうして、浅見もまた尋ねるのを、聞く。 時折、思い出したようにふたつの影の歩いていったほうを気にした。]
(234) 2010/06/10(Thu) 01時半頃
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