240 なんかさ、全員が左を目指す村
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親方 ダンは、メモを貼った。
2015/11/13(Fri) 00時頃
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その言葉、ミルクと砂糖を塗して返却しよう。
[物欲しげに上下する喉は、実に正直な反応。>>2:*39 押し倒した時も反射的な抵抗しか見受けられず、 吾郎が紡ぐ言葉の割に、彼からの拒絶は色が薄い。]
甘いな、吾郎は。 チャイだってお前の甘さには白旗を上げる。
[抱かれたことのない処女だと言っていたのに、 胸を弄られて感じ、掌を先走りで濡らしているのだから。 容易に赤くなった肌は、痕が残りやすい正直な体だと 彼をまたひとつ、知れたことで機嫌の階段を一段上がり。]
よく、こんな感じやすい体で他人を抱けたものだな。 お前が抱いて来た男たちは、総じて盲目だったのか。
[だが、こうして彼の処女地を散らすことが出来るのだから 大切に取ってくれた彼らには、感謝の念を抱くべきなのか。]
(*10) 2015/11/13(Fri) 01時頃
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遊ぶとはまた、余裕があることで。 俺ばかり夢中なのかと、更に焦ってしまいそうだ。
[肩を落として嘆くのも、単なるポーズに過ぎず。>>2:*40 瞠目した瞳に向ける猛禽の眼差しを隠すことなく、 愛撫に弱い彼の雄をゆるりと撫で上げ。>>2:*37>>2:*38]
あったらどうしようと思っていたところだ。 いや、訂正しよう。他人に仕込まれているなら、と。
[自分で開発していたのなら、良い趣味だと笑っている。 それどころか、見せてくれと願い出さえしたとも。]
(*11) 2015/11/13(Fri) 01時頃
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[暴れるな、と出した指示に素直に従い、吐息を震わせて 初めて味わう感覚に耐え忍ぶ姿は性感を煽った。>>2:*41
生娘を有難がる感情の発端は、恐らくこれに尽きる。 未踏の地に自らの足跡を刻むことに優越感を抱かない者は 寒さに負け、新雪の快感より炬燵を選ぶ者くらいだろう。]
――…っと、手元が狂うと、言っただろうに。 その耳は、俺にかじられるためだけにあるのか。
[立てられた膝に右目を眇め、肩をわざとらしく跳ねさせ、 聞き分けが悪いと詰る口調が甘いのは、気のせいではない。
前立てを壊す勢いで、布の下で暴れる雄を膝に伝え、 つぷりと凹凸のない銀色が数ミリ程、中へと侵入し、 誰かの胎内に精を吐き出した管を、無粋な無機物が犯す。]
(*12) 2015/11/13(Fri) 01時頃
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[ゆっくりと引き抜いた銀をまた沈め、 真っ赤に猛る雄の熱に指先が震えてしまいそうだ。]
……そういえば、吾郎の歳はいくつだ? 俺は34だが、それよりも若く見える。
[突然始まるのは、手元の行為の淫猥さと掛け離れた世間話。 名前しか知らないというのに、肌を合わせてくれる訳がない。 だから拗ねてしまい、抱くのは自分だと主張し続けるのかと 凝り固まった思考は、容易に間違いすらも導き出した。]
それと、俺は道楽でカフェを経営している。 Café Rêveの名を聞いたことは、ないかもしれないが。
[気紛れな誰かがSNS系統で名を挙げていようと、 それが吾郎の目に留まっている確率は低いだろうか。 知っていれば嬉しいが、知らなくとも落胆はしない。]
(*13) 2015/11/13(Fri) 01時頃
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[ギリギリまでピックを引き抜いた亀頭に顔を近付け、 ちゅ、とはしたなく濡れたそこにキスを贈り、味見をする。 健康的な味だが、僅かに苦みが舌を突くのは 仕事でも忙しく、溜めていたのだろうかと巡る思考。]
後で美味いラテでも飲ませてやろう。 それともブラックの方が好きか?
[棒を動かすのを止め、指で雄を押し込みながら 外側から尿道を圧迫し、もどかしさを与えてやり。
唇を撓ませてメニューの提案をする顔だけを見れば、 街中の一介のカフェのオーナーらしい、素朴な表情。**]
(*14) 2015/11/13(Fri) 01時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2015/11/13(Fri) 01時頃
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/* 投票デフォがCCCなのはカフェ店長の性なんだろうか (ライバルは排除だ的な意味で)
なんというか、こう。 台詞を見直していて既視感を得てしまうのは、 前に似たようなこと(もっと凄かった)を言われた記憶故にか。 こういうのがするりと自然に出て来るから、 おもしれーなーって自分を俯瞰して見ている。
(-13) 2015/11/13(Fri) 20時頃
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[男ならば、砲身への愛撫で性感を得るのは分かるが、 胸を弄った時にも蜜を溢れさせたのは、さて何故なのか。 問うてやらないのは解を既に知っているからであり、 ずるいと駄々を捏ね、目を潤ませる彼を甘やかす所作。>>*31
汗ばんで上下するその胸中で数多の言い訳を重ね、 反撃を夢見て大した抵抗を行えずにいる姿は、 欲目を抜きにしてもあまりにも稚く、愛らしい。>>*32
摘まんでいるピックが深みにまで沈めば酷だろうと、 加減している優しさを、彼は見透かせずにいるらしく。 膝を押す力が強まれば指を回し、中の質量を旋回させた。]
海の底の白鳥を探すのが好きなのか。 諦めてしまえば全てが丸く収まり、楽になるというのに。
[有り得ないな、と瞳の榛を細めて減らず口を一蹴し、 退く気のない雄同士の戦いは熱と、欲だけを昂らせていく。]
(*41) 2015/11/13(Fri) 21時頃
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[三十路だという告白とは裏腹に、銀を飲み込んだ雄は若く 切れ切れの息を吐いては問いに応対し、絶頂を堪える。>>*33
とん、とん、と摘まんだまま、上から叩き徐々に押し入れ、 かと思えば左右に軽く揺らして空気と淫液を撹拌させる。 隙を突いて布地を奪った今、吾郎の下肢を隠す物は何もなく 上半身とて、捲れたシャツが申し訳なく肌に乗っているのみ。]
そうか、四つ下か。俺が店を始めた時も三十だった。
[声を跳ねさせ、肌を色付かせて艶めかしく動く肢体は 彼が意識しているものではないのだろう。 他愛ない言葉を交わして彼の日常を犯し、平穏を脅かし、 正気に返って背後を向いた時、昨夜の自分と決別させようか。
自慰では満足できず、果ては抱いても満たされない体に。 苦いエスプレッソに白濁と甘さを添え、作り替えるように。]
(*42) 2015/11/13(Fri) 21時頃
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知っているのか、俺を。
…………そうか。
[語られた経歴を掘り下げるよりも先に、聞こえた解に飛び付き 緩んだ唇からしみじみとした声が零れた。
情報社会のこのご時世だというのに、碌に更新もしていない 店のサイトは、他者の支援でコメント付きでSNSにばら撒かれ、 幸運にも彼の目に留まったらしい。
尤も、店主は微妙だがラテアートが絶品だとか、 手放しの称賛がひとつもないことは、一時目を瞑っておこう。*]
(*43) 2015/11/13(Fri) 21時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2015/11/13(Fri) 21時頃
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[足は悪戯っこだったが、手は存外素直なようだ。>>*34 否、こちらの肩に縋り付いて来ない意地っ張りと呼ぶべきか。
白いシーツに刻まれる皺と吾郎の襞はどちらが多いだろうかと 夢想を重ね、はしたなく腰を揺らめかせて頂きに昇る様は、 贔屓目に見ても抱かれて善がっているようにしか見えず。 栓をしたままで雄を扱き、痙攣が一際激しくなった瞬間、 銀色を抜き取れば噴水の如く吐き出した白が掌にこびり付く。]
これだけ新鮮なミルクが出せるのなら、 何人の赤子がいようと、腹を満たせてやれそうだ。
[舌で掬った白を咥内で掻き回し、ソムリエ気取りの評論家。 肩が落ちたのは抜いたせいかと明後日の勘違いを発揮し、 ずぐ、と更なる深みを丸みを帯びた金属が侵入。>>*35 持ち手で止まったピックから手を離し、抜くのなら止めもせず。]
(*44) 2015/11/13(Fri) 21時半頃
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俺の背中は、吾郎の爪を立てて欲しがって泣いているが。
[肩を押してまで熱を求めていたのなら、致し方ない。>>*36 天を穿つ矛は食い入るような視線にも物ともせず、 鞄から取り出した小瓶の中身を、口に含んだ吾郎を見遣り。 数秒前まで悪戯な笑みを浮かべた頬に、切っ先を擦り付ける。
見えた赤いパッケージは、数世紀前からある精力剤。 口淫の振りをして粘膜に直接染み込ませる悪戯は、 一体どこで覚えて来たのやら。他人にやられた口だろうか。]
吾郎はつくづく、運が良かったらしい。 男を煽り過ぎればどうなるか、知らずにいたのだから。
[肘を突き、上体を起こすと慾情の塊を口に含んで顔を歪め、 飲み切れなかった液体と唾液で汚れた口元を指で拭ってやる。 は、は、と切れ始めた息。膨張を続ける肉は留まる所を知らず、 吾郎の咥内に焼けるような熱をただただ、与えるのみ。]
(*45) 2015/11/13(Fri) 21時半頃
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――…美味ければ、何でもいいのだろう?
[掘り返すのは、数分前の彼の言葉。>>*34 口を拭った手を更に奥へと向け、包むのは吾郎の後頭部。 くしゃりと跳ねる髪を撫ぜながら、行うことなどたったひとつ。
引き寄せると同時に腰を浮かせ、喉を勢い良く穿ち、 蛇よりも執拗に、含んだ液体を掻き出さんと口腔を蹂躙する。 腫れあがった雄は引っ掛かる犬歯も、彼の嗚咽にも怯まず、 見た目の割に撫で心地の良い髪に指を絡めて遊び。]
だが、飲ませてやるのは一度だけだ。 後はこちらに注いでやらなければ、泣かれてしまう。
[つ、と伸ばした足の甲で腹を撫で、意識させる。 抵抗を見せれば見せただけ、喉への掘削は激しい物へと変わり 大人しければ喉に孕ませるように、ぐ、と押し込んで。 年下男だろうと、元来の大人げの無さを遺憾なく発揮する。*]
(*46) 2015/11/13(Fri) 21時半頃
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/* カリバーンってカリ張ってそうですね。 って思っちゃって自分の酷さに突っ伏す夜。
疲れているのかもしれませんね(チップ顔)
(-16) 2015/11/13(Fri) 21時半頃
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[やられっぱなしは性に合わないと語るようでいて、>>3 犯してくださいと言わんばかりの隙を見せるのは無意識なのか。
だとすれば、彼も自分も業が深い。*]
(5) 2015/11/13(Fri) 21時半頃
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