208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
─大浴場─
[ガラ、と扉を開ける。 服も着たまま浴室に足を踏み入れる。]
手、洗わねぇと。
[赤い幻想を洗い流さなくては。 こんな血まみれの手じゃ、包帯なんて巻き直せない。]
(7) 2014/12/27(Sat) 11時頃
|
|
[シャワーを出して手を伸ばす。 冷たい水が肌を打って、体温が奪われている。 だからか、小刻みに震えているのは。
流れ出る色は酷く澄んでいて 洗い落としたい赤など滲みもしない。
何故だろう。 なぜ、手が赤いのだろう。]
(*3) 2014/12/27(Sat) 11時頃
|
|
/* しまった……自分で自分の首を絞めたな… ロールが続かないとこで区切ってしまった…_(:3 」∠)_
(-3) 2014/12/27(Sat) 12時半頃
|
|
[落ちない赤を水で落とす、何度擦っても落ちやしない。 これは誰の赤だ、それさえも曖昧で。
不意に後ろから声が聞こえた。]
────あ、 あ、ヒュー。
[傷だらけの体と、羽織られたシャツ。 腕に巻いた白もなく、包帯も外された状態で。]
……ん、終わった? 巻き直す前に、体洗うとくか。
[声は震えない。 いつものように緩く笑みを浮かべて、シャワーを一度止めると側へと寄った。 掛けられた衣服を脱がせようと冷えた手を伸ばす。]
(13) 2014/12/27(Sat) 12時半頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 12時半頃
|
[伸ばした手に一歩、置かれる距離と制止の声。 問うような瞳に向けるのは、細い目。]
阿呆。 どうせ後処理もしとらんのじゃろ? んな状態で包帯なんか巻けるか。
[開かれた距離を詰めることは出来ない。 代わりに手を伸ばし、頭を撫でてやろうとしたが叶ったかどうか。]
なんも痛くはせんけ、……おいで?
[自ら離れて腕をたくし上げ、先にカランを回す。 今度は暖かく心地良いと感じる程度のお湯をシャワーに変えて。]
(15) 2014/12/27(Sat) 13時頃
|
|
んーな、拗ねた顔しなさんな。
[立ち上る湯気が視界を少し悪くする。 それでも逸らされた視線は見えて、小さく苦笑を洩らした。 一度向けられたその背を眺めていたが、ゆるやかに視線はシャワーへと向かう。 脱ぐ瞬間なんぞ見られたくはないかもしれないと、今更そんなことが気にかかって。
憮然とした顔がこちらにやってきたなら、息を短く吐いた。 安堵とも溜息とも取れるようなそれの真意は、湯気に溶けてしまえばいい。]
邪魔じゃけ、のけるよ。
[巻きつけられたタオルは、反抗されてしまう前に手にかけた。 体を洗うというのに、この上なく邪魔であったから。 取り払ってしまうと彼を立たせたまま、指先は肌を滑り落ちていく。]
(21) 2014/12/27(Sat) 13時半頃
|
|
[苦笑という作り笑顔を零し、シャワーへと落とした表情はどんなものだったか。 湯気が何もかも隠せばいい。 どうせ、似合いもしない傷ついた顔をしているのだ。 傷付く権利など、ありもしないのに。
性急に剥がしたタオルは、そのまま足元へと落とした。 他の雄の香のつく、邪魔なもの。 その体を他の相手には晒すのに、自分には晒したくないのかと。 包帯に巻かれたその傷口を、誰にでも簡単に見せるのかと。 酷く醜いものを裡に湛えて。]
……気持ち悪かろうが、我慢し。
[シャワーの取り付けられた壁に彼を向かせて、強引に腰を突き出させた。 指がなぞるのは、誰かと繋がっていたであろう場所。 とろりと、いまだ白濁の残るそこに触れて。]
(*8) 2014/12/27(Sat) 14時頃
|
|
[落ちた布が流れる湯を含む。 足元のそれを、滑稽なものでも見るかのようにして 零すのは、自嘲にも等しい。]
我慢、し。
[落とした声は冷たかったのか、何かに震えていたのか。 それとも何の表情も灯さない音だったのか。
ただ彼に触れている指先だけは 湯に触れていても、酷く冷たかったように思う。]
(23) 2014/12/27(Sat) 14時頃
|
|
[肌に朱が差す。 背中にはずっと塞がらない傷痕、薄く滲む血。 羽織ってきたシャツにもその染みがあるのだろう。
懇願するような声と、悲鳴のような音。 跳ねる体は、きっと先程まで淫らに揺れていたものとは違う。]
……すまん。 少しだけ、我慢しとって。
[指先はゆっくりと窄まりをなぞり、中へと動く。 痛みを感じぬように、爪を立てることはなく。 ゆっくりと円をかくようにして、体内に残る残骸を掻き出して。]
…、…ッ。
[指から滴り落ちるものを感じれば、息を止めて唇を噛んだ。 背にしているからわからないだろうと、眉まで寄せて。]
(*10) 2014/12/27(Sat) 14時半頃
|
|
[荒くなる息が、他の音よりも何よりも聞こえる気がする。 壁に突く手が何かを求めて引っかこうとしているように思えて。 そこに『居る』のは、誰なのだろうかと思い描いては、息が洩れる。 後ろからそっと肩に顎を乗せて、掠れるように呟く。]
そんな…、厭か?
[中に残っていた誰かのものを、掻き出されてしまうのが。 無理やりに、中を蠢く指先が。 それとも、行為をしいている、]
(───わし、が?)
[懇願に反するように、指先は入念にその残り香を掻き出して。 肩越しに、前のものが緩やかに反応しているのを覗き見たけれど。]
泣かんでいいよ、もう終わったけ。
[知らぬフリをして、漸く後処理から開放した。]
(*12) 2014/12/27(Sat) 15時頃
|
|
[息遣いばかりが耳につく、空間。 床を打ち付けるのは雨か何かだとでも錯覚するようで。]
……ん、おしまい。
[すべて流してしまった。 雄の香も、濁った白も。
そっと肩に口付けを落として、体を離す。]
頭洗うんは明日にしとき。 今晩は寒いけ、風邪引くかもしれん。
[体は温まっただろうか。 明日なんていってしまえば、彼はまた忘れてしまうだろうか。 彼がこちらを振り向いたなら見せるのは 無意識に眉を下げた顔。]
(28) 2014/12/27(Sat) 15時頃
|
|
[逸らすように俯く首を、ただ眺めていた。 終わりを呟けば、ぺたりと座り込んでしまった体。 背を、頭を湯が打つのだろう。 降りしきる雨のように。
悲鳴のように聞こえる声が落ち。 搾り出されたような声が紡ぐ言葉を聞く。
必要ない。 気を利かせてる。 要らない。
覆われた顔と、隠そうとしているものとを見下ろして。]
(*16) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
|
|
[力の抜けた体を、はじめは無言で見下ろしていた。 落とされるいくつかの言葉をただ聞いて。
椅子を手繰り寄せ座るのを見て。 泡だっていく手の中の泡を眺める。 振り返ることすらない背中。
床に落ちたタオルを拾い上げ。
男は彼の体を、後ろから抱きしめていた。 シャワーで濡れることなんて、どうだっていい。]
(35) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
|
|
阿呆、か。
[拾ったタオルで隠したがっているのだろうそこを、覆う。]
誰が、何が楽しゅうて、 野郎のセックスの後処理なんぞせないかんのじゃ。
気ぃ利かせて? 命令でもないのに?
[抱きしめる腕は強くなる。]
んなもんッ、…──出来るわけねぇだろ。
(*17) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
|
|
───俺が、厭なんだよ。
お前が誰かに、抱かれてんのが。
[泡はシャワーに流れていってしまっただろうか。 溶けて、消えてしまうのだろうか。 忘れていいといった言葉のように。]
(*18) 2014/12/27(Sat) 15時半頃
|
|
[湯に流されていく。 荒く泡だったシャボンが、つるりと逃げた石鹸が。 目もくれず、抱きしめる腕は少し強くなるばかり。]
… …、ヒュー
[震えるなと裡で何度言い聞かせても この時ばかりは声が震えた。]
(43) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
|
クアトロ、じゃない。 本当の、名前は……ボリス。
[今の今まで忘れていた名前を口に出す。]
……そう、だな。 謂われたところで、迷惑なだけか。
[掠れて震える声から、飾りもしない言葉が落ちる。 それもきっと泡のように消えてしまうのだろう。 息苦しさを与えていると判っていながら 抱きしめる腕を、離せない。 緩めてやれる余裕など、部屋の前で嬌声を聞いたときから とっくの昔に失っていたのだから。
何回目の『初めての男』なのだろう。 それでも、構わないなんて馬鹿にもほどがある。]
(*21) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
|
[触れる掌に、手を重ね。 慈しむように撫でる。]
何度でも、謂う。 お前が忘れるなら、俺が何度でも謂う。 わしが、何度でも謂うけ。
じゃけ、忘れてええよ。
[忘れたのならまた囁こう。 見えぬ傷を、何度心に負ったとしても。]
ヒュー、愛しとる。
[報酬でも、対価でも、見返りでもなんでもなく。 ただ君を愛してると囁いて。]
(*22) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
|
/* まあ、時間軸守ってほしなーいうたのはわしですが。 えーっと、いままで守ってて、その このタイミングでまきまきしてほしいといわれると とってももうしわけないけれど、もんにょりしてしまう。な。 巻こうとは思ってますけれどもね?ね?
ぼっち我慢してたんだから…ちょっとは…ゆるしてほしいな…。
(-13) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
|
/* ひゅーもごめんな、つきあわせてしまって。 早く朝いきたいよな、そうよな。ごめんよ。
(-14) 2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 16時半頃
|
[重ねた手を、強く握り締める力などない。 いや、そんな勇気などない、が正しいか。]
クアトロは、昔殺された『俺』の、名前じゃ。
[今はそこまでしか思い出せないけれど ここへ来て、その名前しか名乗っていなかったように思う。 だから謂いにくいのも口馴染まないのも仕方がないと 苦笑を零すのが精一杯の強がり。
零される音は、温かな雨粒よりも鮮明な声。 音量はさしたるものでもないのだろうが 反響して落ちるのは、浴室にでは、きっとない。]
(*25) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
うん、そうじゃの。
[必要不必要で、誰かをここまで想えるものか。 不要と謂われ、そうですねと切り捨てられるものか。 そう思いながら、吐き出すのは了承の意。
傷付かないわけはない。 それでも、きっと気持ちが揺らぐことはないのだろう。
だから、頷いてみせる。
彼をこれ以上、傷つけないために。]
お前さんは優しいねぇ。 わしなんぞいっくらでも、傷つければよかろうに。
[ふは、と笑みを零し。 それでも顔はまだ見せられなかった。 きっと、きっと歪んでいよう。]
(*26) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
忘れなければ、いい。
ここから逃げ出せばいい。
そうすれば
ふたりとも、傷付かずに
(-18) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
…──それこそわしの、独り善がりじゃな。
(-19) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
[心裡を吐き出せば。 誰にとも知らず流れていく、灰色の排水溝。
腕が剥がされるのなら、それは容易だっただろう。 籠もっていた力はすっかりと、シャワーで流されてしまった。 無理やりの笑顔が見えれば、遠慮もせずに額を軽く叩こうか。]
ぶっさいくじゃのぉ。 わしゃ馬鹿じゃけ風邪なんか引かんわい、余計なお世話じゃ。
しゃーなし、図書館でまっといたるよ。
───『また今度』な?
[見上げられる瞳。 殺された【クアトロ】の左目と、ボリスの右目とが見つめ返す。 作るのは笑み、緩やかで優しい弧を描いて。 この館では意味を成さない『また今度』を囁けば。 包帯を巻き直す時の手つきで、優しく彼の頭を撫でた。]
(48) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
ちゃんと体拭いて、あったかいまま寝るんよ? お前さんこそ風邪引かんように。
あと、はよ傷治し。
[治らないものだとわかっていても、どうしても口にしてしまう。 傷が治れば、包帯巻きなんて必要がなくなるだろうから。
男は濡れたままの服で、部屋へと戻った。 一度足を止めたが、それも一瞬のことであろう*]
(50) 2014/12/27(Sat) 17時半頃
|
|
[彼から離れる間際、そっと落とすのは額への口付け。 昨夜の『おやすみ』のような、微かな。
そして背を向けて、一度だけ立ち止まる。]
……のぉ。
[振り向くことは出来ずに。]
愛さなくていいのは『命令』?
それとも『お願い』?
[どちらであっても───*]
(*27) 2014/12/27(Sat) 18時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 18時頃
|
[浴室での情景は、裡に染みている。 優しくないと、臆病だと首を振った姿も。 話なら聞けると、告げてくれたことも。 男はそれに、結局頷きしか返さなかったけれど。
何か思い出したら話してみようか。
───『また今度』。
張り付いた無理矢理の笑みに 噛み締めていたのは奥歯。
代わりに優しく、優しく、あたまを撫でて離れた。]
(*32) 2014/12/27(Sat) 18時半頃
|
|
……おぅ、そーする。
[与えられるのは『選択肢』。
ならば選ぼう。 『命令』でも『お願い』でもないその言葉を。
残念ながら従順になど、従えはしないのだから。]
(*33) 2014/12/27(Sat) 18時半頃
|
|
[一度部屋に戻れば、いつ洗ったんだか覚えてもいないタオルで体を拭き。 適当な服を手にして、袖を通した。
図書館につけば、それからはいつものように。 露になる傷を手当し、包帯を巻きつけていく。 鎖骨に彩る朱に指が触れても、平静を装って。 包帯は少しだけきつく、多少雑用をしても緩まぬように。 けれど結び目は。
誰かの手で解けるように、ほんの、 ほんの少しだけ少し緩く。
そしていつも落とす背中へのまじないは
───落とさないままに**]
(61) 2014/12/27(Sat) 19時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 19時頃
|
─ヴェールの向こう側─
(あの時は、なんの絵を描いていたんだろう。)
[たゆたう記憶、揺れる漣。 向かうのは孤島? 違う、窓ひとつない『アトリエ』だ。]
(*34) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
|
|
[【クアトロ】がカンバスに向かう。 描かれるのは懐中時計の溶けた奇怪なものや 極彩の黄色で描かれた向日葵や 主と弟子の12人が食卓を囲むようなものまで様々だ。
筆を走らせれば、硬貨が積もる。 けれどそんなものに興味などなかった。
描けることを許されていたのは資料に写されたもののみ。 資料はいつでも柱のように積まれ ひとつ描き上げた頃には、また一冊積み上げられた。
そして三日に一度は様子を見にやってくる『誰か』。 その誰かは呪いの言葉を掛けていく。 体を重ねるのはどこか、儀式めいていた。]
(*35) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
|
|
「忘れないで。
キミは、ボクを、愛してる。」
(*36) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
|
|
[終わりのこない永遠。
ただひたすらに続くものだと思っていた。 終わりなど考えてもいなかった。
そこには幸も不幸も、何もなかった。
永久に終わりが訪れたのはいつだったか────…]
(*37) 2014/12/27(Sat) 19時半頃
|
|
─朝─
[すう、と目が覚める。 夢を見ていたように思う、が、靄がかかって思い出せない。
欠伸を零し、大口をあけた反動で 昨日自分で拵えた頭の傷が、ずきんと痛んだ。 なのに咄嗟に抑えたのは、胸。]
……はて?
[なんぞついにぼけたかと、ぼさぼさの頭をかきむしる。 そういえば、バンダナがなくなっていた。 どこに置いてきてしまったのだろう。
何か大切なものに、巻きつけた記憶はあるのだけれど。]
(66) 2014/12/27(Sat) 20時頃
|
|
─食堂─
[男はその日珍しく、食堂へと足を向けた。 いつもいるのだろう面々が席に座っていて。 いつもこない自分の席なんて何処であったか覚えてすらいない。 適当に丁助[[who]]の横の朝食たちから、カフェオレだけを手に取った。]
ヒューは
[大丈夫なのかと口にしかけて、止まる。 丁助が心配そうな表情をしていたし、主も話をしているようで 男はそれ以上口出しすることはない。 感情の読み取りにくい細い目だけを向けると、心配している意が伝わるよう ふっとだけ、困ったように笑っておいた。
夢の話は気になろうとも、昨夜の断片が介入することを拒ませる。]
(68) 2014/12/27(Sat) 20時頃
|
|
/* くったりしているヒューをライジが看に行って 仲良くなってゴールインじゃないですかやだおおげさだな。
(;ω;)ブワッ
(-24) 2014/12/27(Sat) 20時頃
|
|
/*(かませ犬ポジを楽しめないトラウマがあってブルブル)
(-25) 2014/12/27(Sat) 20時頃
|
|
『死』じゃけね、不吉なろ。
[飄々とした、男よりも不思議な言葉遣い。 嫌いなことまで知りもしないが、左目をウィンクさせてみせる。]
(──看病じゃったらわしのが適任じゃろ、ハゲ。)
[耳端に聞こえた会話>>69に、ありもしない毒を裡に吐いて。 部屋に戻るなら後で看病に行こうか、と。 けれど今自分が行っても気まずかろう、と。 感情を押し殺し、いったん食堂の奥へと向かう。 探し出して咥えて来たのは、昨夜手付かずにしたガレット。 ゴミ箱の餌になっていたから、救い出してきたところ。]
……ヒューが呼ぶんじゃったら。
[作法も何もなく、カフェオレを啜り。 クロワッサンではなく、拾ってきたガレットを食べ。 また必要ないと謂われるだろうと思いつつ 珍しく丁助の横の席に座る。]
(76) 2014/12/27(Sat) 20時頃
|
|
ほれ、要らんとよ。
[弓なりに曲がる唇、ふらつきながらも出て行く姿。 追いたいと思いながら、追うなと心身を制す。
机の下、誰にも見えぬ位置で動きそうになる拳を握り締め。]
(80) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
ボリスは、ヒューの背中を見つめて。
2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
(───目、腫れとったな。)
[昨夜あの後、泣いたのか。 そうさせた原因は、自分であるか、他にあるか。
そんな時に、傍に居てやれないなんて。
その背を追ってはならない、なんて。
『愛さなくていい』、…なんて。]
(*39) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
|
/* 丁助てめえ!!!!!!!!!!!
ありがとう(涙ばぁ)
(-29) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
|
べ、つに 、ほっとくた、いうとらん、じゃろがい!
[『命令』にぐっと眉を顰める。 いや、顰めたのはもっと別の事に対してだが。 ガレットを全部口に詰めると、早急に飲み下す。 看病するならするで必要なものがあるわけで。
立ち上がると同じ髪色を見下ろして。 先程の何やら初心な反応や会話と、耳にした後に。]
同じ髪色じゃのに、何一つ似とらせんのぉ。
[は、と鼻で笑った。]
(84) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
|
…………さんきゅ。
[ぽそりと同じ髪色の男にだけ落とす。 『命令』がなければその背を追えなかったし、追わなかった。 『命令』をありがたいと思ったのなんて、初めてだろう。
ありがたかったからこそ、 そう思った最低の自分に、眉を顰めたのだ。]
(*40) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
|
オカマはだまっちょれよ。
[対してほど近いオニイサマに向けるのは、そんな悪態。 振られたなど、今は一番聞きたくもない言葉だ。
謂われなくても判っている。 細い『死』の瞳で一瞥して。
食堂を去り、看病に向かうこととなる。]
(85) 2014/12/27(Sat) 20時半頃
|
|
─ →ヒューの部屋─
[洗面器にタオルを浮かべヒューの部屋まで運ぶ。 中途半端に開いたままの扉から中へ入れば 微か、まだ別の臭いが漂っていたか。 シーツがその臭いを湛えたままなのだとわかっても、本人が眠っている状態。 起こすわけにもいかず、換えることもできず。
風に揺れる髪をそっと撫でては、絞ったタオルを額へと乗せた。 少しばかり冷たいかもしれない。
だから、と。 起きるまで、目を覚ましたらすぐに出て行くつもりで。 眠る彼の手をそっと握っていた。
昨日ほど冷たくはない、温もりのある指を弱く絡めて*]
(89) 2014/12/27(Sat) 21時頃
|
|
/* >>88何それ絶対謂わなきゃいけないフラグじゃないですか!!
全裸で雑用したい!!!!!!!する!!!!
(-31) 2014/12/27(Sat) 21時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 21時頃
|
[ふと、笑うオカマの表情がよぎったりもしたか。 なにが全裸で雑用だ、受けて立つからもう一度オカマ呼ばわりしてやろう。
振られた相手の背中を追える、嬉しさに、眉を顰めていた。 手まで握り、時折はそっと頭をなで。 そうしていれば馬鹿みたいに やがて、頬は緩んでしまうもの。
何度も落とす『愛しとる』が忘れられないものになればいいのに。
そう、思いながら*]
(*42) 2014/12/27(Sat) 21時頃
|
|
(──ああ、違うな。)
[忘れられないのではなく。 忘れたくないものに、なればいいのに*]
(*43) 2014/12/27(Sat) 21時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 21時頃
ボリスは、丁助と同じ色の髪を愛しげに梳いている。
2014/12/27(Sat) 21時半頃
|
[愛しい指先に絡めた指。 新しい傷があったのを見つけて、再び割れてしまわないようにそっと撫ぜる。
やがて頭にのせたタオルが動き。 瞼が緩く押し上げられたのなら。]
ん? ……起こしたか、すまんの?
[呼ばれて、細い瞳を向ける。 指先は起きたらすぐに離すつもりでいたのに。 繋いだまま、離したくなくて。]
(104) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
|
|
ふはっ、構わんよ。
[本当の名前は別にある。 けれど、彼が己を【クアトロ】として覚えているなら。 きっとそれが、今の本当の名前。
何やら息を詰める音。 うっすらと腫れていた瞼がまた、涙を滲ませていて。]
また怖い夢、見たんか?
[もう片方の手を伸ばし、そっと指先に掬う。 怖がらなくていい、安心していい。 でも泣き止むなとは謂わず。]
傍におるけ、大丈夫よ。
[ゆっくりと、言葉を紡ぐ。]
(*45) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
|
|
/* ウィル・アントニオ・ツェペリの末裔かと思った。
違った!!!!!!! パパウパウパウ!!!!!
(-38) 2014/12/27(Sat) 22時半頃
|
|
ほ、か。 食べんだら、アルジサマが悲しそうにするけ。 はよ元気になって、食ったらんとの?
[己がよくよくその顔をさせているのは百も承知だ。 けれど、彼は違う。 お預けされた犬のようだとしても、いつも食卓に居るというのなら きっとそういってやった方がいいのだろうと思うから。
タオルは手繰り寄せられて、目元にかかる。 眩しいのか、冷やしたいのか ───隠したいのか。]
ん。 要らん謂われるまで……謂われても。
[縋るように繋がれた指を、きゅうっと握る。 無骨な指は少し荒れた指を撫ぜて、離さない。]
(117) 2014/12/27(Sat) 23時頃
|
|
お前さんが呼んでくれるなら、『おい』でも『なあ』でも なんだってかまん。
[すぐに曖昧になる記憶、抜けていく記憶。 初めて押し倒した夜を覚えているだろうかなんて聞けば、もう記憶にはないのかもしれない。 彼の記憶は他の誰よりも曖昧な気がする。 そんなこと、ずっと知っていたことだ。
ずらされるタオルが吸いきれず、目の端から落ちていく涙。 案外泣き虫だなと、そっとタオルにてをかける。 少しでも嫌がればやめるつもりで。 タオルを外そうとするのは、その瞳を見たいから。]
(*48) 2014/12/27(Sat) 23時頃
|
|
忘れたくなかったら、わしに話すとええ。 わしゃお前さんのことなら、絶対忘れん自信があるけ。
[実際は完璧に覚えられているかなんてわからない。 けれど、自信にだけは嘘はなかった。]
それでも忘れたくないなら。
[ひとつ息を置く。 止めて、彼を見つめて。]
わしと、どっか行ってしまおうか?
[忘れたくないと思ってくれていることが 男のことなのだとしたら。]
(*49) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
|
|
忘れたんは、消えたんじゃなかろ? いつかふっと思い出すかも知らん。 今は忘れてたいことなんかもしれん。
[きゅっと、手を握って髪を梳く。]
傷と一緒なんかも知らんよ? 痛いけ、治らんけ、見えんように包帯巻いて。 ちゃんと癒えたり、痕になってしまえば 案外どってことなくなるんかも知らん。
じゃけ、忘れたくないなら。 思い出したいことがあるなら。
一緒に、旅にでもでたらええよ。
[夢物語でも語っているようだ。 でも、本当にそうしてしまえたらと。]
(*51) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
|
|
[繋ぐ手の愛しさに、瞳が細くなる。 唇は緩やかに弧を描く。 まるで夢のような絵画を描く。
それからふっと思い出す。 バンダナは彼に巻き付けたのだと。
大切なものに巻き付けたのは間違っていなかった。
ほら、彼のことならなんだって思い出せる。]
(121) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
|
|
腹へっとるなら、大丈夫じゃの。
[何も口にしたくないなら考えものであったが そうでないのなら体は大丈夫であろう。 吐き出すのは軽い安堵。 ただ隠していただけで、心配していたことにかわりはない。
ならば後で主のところにでも行かねばなるまい。 昼食はミルクリゾットをひとつ頼むと。]
……かまんよ。
[微笑んで、彼を見つめる。]
(139) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
[溢れ落ちる涙を幾度か見つめ。 綺麗だなと、その雫を指に掬う。 続く言葉には、ああ、やっぱりと苦笑を洩らした。 本当に、何故そうも自身ばかりを痛めつけているのか。]
忘れたら、何度でも自己紹介しちゃるよ。 なんべんでも喋っちゃるし、なんべんでも呼んじゃるよ。
ヒュー、愛しとるよって。
[忘れられる度に男が傷つくじゃないかと、彼は謂った。 そんな永遠は嫌だと謂った。
傷付かないはずはない。 でも傷付くのは、忘れてしまう方だって一緒だ。
なら忘れる度に何度でも 覚えていてほしいと願いを込めて 繰り返し、伝えよう。 そんな永遠も、嫌だと彼は謂うだろうか。]
(*61) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
[はたりと、タオルが落ちる音がする。 聞こえる言葉は、きっと『怖い夢』のことだろう。 手を繋いだまま、硬い髪にもう片方の指が絡んで 引き寄せられてから感じるのは、体温、匂い、色彩。 首元には、涙の落ちる顔が押し付けられて。]
忘れたいこと、思い出したら。 わしが、忘れさしちゃるけ。
一緒に、夢にしちゃるけ。
また思い出したくなったら、二人で思い出せばええさ。
[そんな都合よくなんていかなくても。 怖い夢を見る夜に、独りになんてしたりはしない。 逃げたいときは一緒に逃げよう。 立ち向かいたければ、一緒に立ち向かおう。
隣にいて、傍にいたい。 臆病で泣き虫で不器用な彼の。]
(*62) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
ふ、はっ。 そうな、うん。 いきなりじゃもんな、そら、そうじゃわな。
[『もし』『いつか』なんて、いつ訪れるかも判らぬ言葉。 けれど前に落とした『また今度』とは違う響きで。]
多分全部受け止めようおもたら、重くて潰れるぞ?
[それでも、その日が、『いつか』『きっと』。]
───忘れずに、待っとるよ。 [訪れることを願って、抱きしめた。]
(*63) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
[拾い上げられたタオルは、再び額の上に。 横たわるのなら手もかしただろうか。 それでも繋いだ手はまだ離さずに。]
ん、そうし。 わしが聞いたけ、忘れとったら思い出させちゃるよ。
じゃけ、安心して寝り。
[涙の跡は指先が拭う。 目を閉じた彼の瞼に、触れるか触れないかの口付けを 落とそうかと顔を近づけて、]
ひゅ……、……ッ…
[紡がれた名前に、ぱたと音がした。 額のタオルにしみこんでしまったから 音の正体はわからなかっただろう。 わからなくていい。 自分自身でも、わかっていない。]
(*64) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
[眠ってしまうまで、指先は離さないまま。 撫でて、熱くなってしまった指で撫でて。
寝息は聞こえ始めただろうか。 確認して、漸く名残惜しそうに手を離す。
そっと、そっと瞼に落とすのは口付け。]
おまじない。
[怖い夢など見ませんように。 忘れたくないことを、忘れませんように。]
(140) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
今日は無茶をしないこと。
“お願い”。
【4】
[部屋には一つだけ書置きを残した。 名前を書かなかったのは、忘れてほしいからではなく。 忘れてもいいなんて意味でもなく。
ただ、一粒涙が落ちるほど
嬉しかったから*]
(141) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
[ヒューの部屋を後にして、男は迷わず主の部屋へと向かった。 昼が来る前に、ごんごんと扉を叩くが さて反応はあったのかどうか。 あろうがなかろうが、中には居るのだろうと踏んで。]
昼飯、いっこミルク粥にしてくれ。 腹はすいたいいよったけ、なんか食いやすいやつ頼む。
[それから少し、謂い難そうに口篭り。]
……ガレット…は、…食ったけ。
[朝食もカフェオレは飲んだ。 それだけは告げて、逃げるように去った。 それでもやはり定時に出てくる食事は苦手だ。 何故苦手なのかは、まだ靄の奥深くだが。]
(143) 2014/12/28(Sun) 01時頃
|
|
─自室─
[それから男は自室に帰り、カンバスと向き合っていた。 男は思い出そうとしている。 何故【クアトロ】が死んだのか、【ボリス】はなんなのか。 曖昧な記憶のヴェールの向こう側。 何があったのかを思い出したい、と。
思い出せたら、描ける気がするのだ。 描けたなら、思い出せる気がするのだ。
金髪の吸血鬼にたきつけられたように このカンバスに『好きな者』を。]
まだ。 でも、『いつか』そのうち…、いや。
『絶対』描く。
[去り際かけられた言葉には>>129そう、答えたのだったか**]
(144) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
|
|
/*
>>143(あとハゲって謂ってごめん)(ダッ)
(-45) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 01時半頃
|
/* ひゅう………!!!!!
ありがとな、ありがとな、ほんとなりがとな…。 あといまさらだけど、ヒューのロルはすごく読みやすいし 情景がわかりやすくて、おいさんとてもすきです(*ノノ)
(-46) 2014/12/28(Sun) 02時頃
|
|
/* あ、そうそうどうでもいいけど わしがずぶぬれで部屋に帰ったあの日。
廊下はきっとハワードが掃除してくれとったんじゃないかな!!
ね!!!!!(←)
(-47) 2014/12/28(Sun) 02時頃
|
|
/* >>150はい、クアトロさんあうとおぶがんちゅううううう!!!
下位ですからね(ドヤッ)
(-48) 2014/12/28(Sun) 02時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 17時半頃
|
─自室─
[男はカンバスに向かって座り、無言でひたすらに筆を走らせている。 筆先にのせるのは青。 晴れた空を描く筆。
新しい色をのせようとして。
赤い絵の具をチューブから出したところで手は止まる。]
…………、…。
[赤い、赤い、いろ。 この色に見覚えがあって。 なんだろう、思い出せば。
愛しい人を描ける気がするのに**]
(324) 2014/12/29(Mon) 23時頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/29(Mon) 23時頃
|
ん、…?
[どのくらいの時間がたったのか。 いつも不思議に聞こえる鈴の音が、耳には届かずに。 届いたのは、コンコンとなる扉の音。]
お、ヒュー? どしたよ珍しい。
[二度の高い音に立ち上がる。 この部屋に誰か来たことがあったか、記憶は定かじゃない。 大抵男は図書館で、童話の本を重ねていることが多かったから。
扉を開ければ、男の背後からは油絵の具の匂いが漂う。 赤い髪を迎えれば、どうしたと首をかしげ。 珍しいことに驚きと、微かな嬉しさとを内包した表情で彼を見るが 息が微かに上がっているように思って。]
体調、まだ悪そうか?
[心配げに向く【4】は、メモに残したものと同じ。]
(341) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
|
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/30(Tue) 00時半頃
|
/* お仕事と忘年会で忙殺モードやった…_(:3 」∠)_
やっと山場が終わった…!! ヒュー、お待たせしてごめん!!
そしてなんか、じぇれみちょーすけが出てった…だと…? (全然把握できてない)
(-93) 2014/12/30(Tue) 01時頃
|
|
そうじゃな。 そいえば、来たことなかったかのぉ。
[体調については何も返ってこなかった。 心配ではあるが、こうして動いているのなら少しは回復したのだろう。 何かあれば抱き抱えてでも部屋に寝かせに行けばいい。
何やら一気に喋る様子と、伝えられた言葉を【4】は受け止める。 余程何か忘れたくないことがあるのだろう。 彼が描く『夢』、それもまた気にならないはずもなく。]
後じゃのぉて、早い方がええん違うか? お前さんさえよけりゃ、今書くけどどするよ。 あー、あと、部屋の中汚くてもええならじゃけど。
[なにやら興味を示したらしい部屋の中を見せる。 そこは大きなカンバスと、辺りに散らばる画材の山。]
(352) 2014/12/30(Tue) 01時半頃
|
|
覚えとるかのぉ。 『インスピレーション』。
[少し進展したのだが、さてあの日の事を彼は覚えているだろうか。 インスピレーションが降りてくるのを待っているんだと話した日の事を。 その肌に朱の花を降らせ、バンダナを巻き。 幾度口付けを交わした『初めて』の日の事を。]
(353) 2014/12/30(Tue) 01時半頃
|
|
早い方がええなら。 時間くらい空けるよ。 忘れたくないことはわしに謂えばええって謂うたん、わしじゃし。
[散らかりが気にならないと告げられたなら、彼を部屋に迎え入れる。 ベッドの上を片付けながら座る場所を確保しつつ。 言葉を告げる彼の様子が、あの日話した時のようで。 なんだろう、きっとなにか『怖い』んだろうかと。]
阿呆。 わしゃ、お前さんより体つきええんじゃから。
[重荷になんてなるわけがない、と囁いた。 彼の頬に手を伸ばし、そっと触れて。 持ち上げれば、目は合うだろうか。]
(357) 2014/12/30(Tue) 02時頃
|
|
そ、『インスピレーション』。
[首を振る姿。 想定していたことであるから、傷付くことはさしてなかったけれど。 それよりも少し驚いたのは続いた言葉。 いつもなら、常ならきっとそこで終わっていただろうに。]
ん、教えちゃる。 ヒューの忘れたくないこと、教えてもらったら 交代で教えるかの?
[まるで記憶の交換のようで。 ふ、と表情が少し緩まった。]
(359) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
|
|
/* >>357 体つきええんじゃから ……は、変だな。 体つきええんじゃで? だな。 (こだわり)
(-99) 2014/12/30(Tue) 03時頃
|
|
次来るときは、もっと綺麗に片付けとこわい。
[くしゃくしゃのシーツの上に座る姿を眺めた。 そこで寝ることは少ない、普段は床に座って寝たりなどが多いからだが。
彷徨う視線を捕まえてしまえば、此方も緩く微笑み返した。 怖がらなくていいと、暗に告げる【4】。]
ん、ちとまってな。
[少しの間体を離すと、何もかかれていないスケッチブックを取り出した。 彼の忘れたくない記憶を、それに描こうとペンを持つ。]
(366) 2014/12/30(Tue) 03時頃
|
|
[男は隣に座り、スケッチブックを開く。 彼の口から落とされていくのは、『怖い夢』の話だろうか。 まるで民話にでもありそうな物語。 赤い血を啜った、働き者の少年の行く末。 “友人”を糧にした、吸血鬼の話。
話を聞いている間、男は声を出さなかった。 真っ白なスケッチブックの中にペンを走らせていく。
ただ、時折隣に視線を向けては 彼がどんな顔をしているのかを、見つめて。]
(*89) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
|
|
[止まることなく語られた話。 やがて、顔が覆われて言葉は途切れる。
同じように一度手を止めてペンを置いた。
無意識に手はのびる。 肩へと伸ばし、軽く抱き寄せようと。]
(*90) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
|
|
[スケッチブックにはきちんと、その疑問まで書き連ね そしてペンは一度置かれて、手はゆっくりと動く。 彼の肩を抱こうと。]
たぶん、もしかしたら要らんのじゃない? 血を飲んだ記憶は……ないけぉの。
[思い返してみても、血を飲んだ記憶などない。 男にあるのは、血を流した記憶と───]
(367) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
|
|
[───人を殺した記憶。]
…………。
[少しずつ、ゆっくりと、靄のヴェールが外れていく。 生きるために友人を手にかけたのであろう彼の話を聞きながら。 思い出すのは、男が『誰か』を殺めた理由。]
(*91) 2014/12/30(Tue) 04時頃
|
|
……うん。
[笑みもなく落とされていく言葉に、小さく頷いた。 体重を預けるようにする体を抱き寄せて。 本当なら強く抱き締めてしまいたかった。 ぐっと、堪えて肩をとんとんとあやすように叩く。]
そか。 ……、…。
[今己は、酷いことを口にしようとしている。]
(*94) 2014/12/30(Tue) 05時頃
|
|
そいつのお陰で、お前さんが生きとって こうやって出逢えたんじゃったら。
……感謝せんとじゃの。
[本当に、そう思って、しまって。 抱き寄せた彼が飢えや渇きのまま死んでいたのなら きっと、逢うことなんて出来なかったのだと。]
(*95) 2014/12/30(Tue) 05時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る