114 bloody's evil Kingdom
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今度こそ、幸せになろう。 二人で、家族になろう。
[神に願わず、彼女に祈った。また会えますように。また笑いあえますように。また抱き合えますように。この彼女のいない世界に目を背けて、彼女がいる世界へとたどり着く。今、辿りついた。紛れもなく、確信する。この身体は間違いなく、妻のもの。俺の妻のもの]
(=23) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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ぐああああああああっ!!
[自然、絶叫していた。歓喜。 抵抗も邪魔も何一つひるまずに、ぐいと真っ直ぐに背筋を伸ばすようにして、度重なる射精感で震える己の腰を、彼女の腰へと向かい入れる門の奥へと、クラリッサの体内へと勃起した肉棒を突き入れた]
うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[歯を食いしばる。尻を摘む指が肉に食い込む。 荒々しく無骨で凶悪なペニスが、全く濡れる事なくぴったりと閉じたヴァギナへと押し入った。痛みはある。快い痛み。強く、腰を前に動かそうとして――果てた]
(=24) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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ああああああああああああっ――っ!!
[数度腰を動かしただけで耐え切れず、射精した。彼女の膣内の入り口付近から半ばまでの膣壁に、白濁液を注ぐ。熱い迸りが一度]
うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁ!!
[それでも腰の抽送運動は止めなかった。止められる筈がなかった。ずっと待っていた時。焦がれていた時間。紛い物だらけの世界から拾い上げたたった一つの真実。それが彼女だった。理屈も何もない。声を聞き、その身体を見た。与えられるべく身体だった。求め続けた声だった]
(=25) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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俺の! 俺の!
[手を伸ばし、肌蹴た胸に両手を伸ばし、握り締める。手の中で形を変える。柔らかい。とても柔らかい。大事な大事な胸。自分だけの胸]
ああ、ああっ。
[繋がったまま、彼女の身体を仰向けに倒した。広げられた足の付け根からは先ほど注ぎ込んだ精液が幾筋にもなって流れ出している。赤い筋も見て取れる。興奮する。が、]
(=26) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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じゅるるるるるるる。
[音を立てて、目の前に差し出された乳首を唇に咥えて、吸った。 力の加減ができず、痛みを与えるほどだったかも知れない。周囲の喧騒など耳に入る事もなく、目の前の乳首だけを必死に吸う。
右乳首を吸い、一度息継ぎをすれば次は左の乳首を吸う。何の味もしない。肌の毛穴から吹き出た汗の味だけがした。それでも最上の喜びとなって、ひたすら乳を吸い続ける。
そして、しがみ付くようにしながら、腰を動かす。くちゅくちゅと猥らな音が結合部から響く。 先ほどの精液が潤滑液になっているのか、ピストン運動がスムーズになる。勃起しっぱなしのペニスがますます硬化していく。
岩にでもなったかのように、柔らかい媚肉を、彼女の体内をかき回し、突き立てる。何度も何度も]
(=27) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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ああっ、 ああ!
[乳房を捏ねるように揉みしだきながら、ぽろぽろと涙を落とす。熱い涙。目尻が焼けるように熱く、両目から涙が止まらない。今、この時の為に、この時の為に自分はいる。泣きながら、瞳を潤ませる彼女の目尻に舌を這わせる。彼女が流すしょっぱい涙を舐めとった。その顔に、ぽたぽたと自分の熱い涙の雫が落ちる]
(=28) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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好きです!
[教会中に響かんばかりの大声で叫ぶ。初めて出会った時から]
愛しています!!
[割れた喉から呻くような絶叫。何度も一緒に過ごすたびにずっと]
ずっと ずっと一緒にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
[むせながら、吠える。吠え続ける。天に届けとばかりに。割れたステンドグラスから教会の外へ飛び出させるぐらいの勢いで吠える。その宣言と共に肉棒をクラリッサの膣に深々と突き入れる。一般男性よりも長く大きいそれは彼女の子宮口まで押し付けるように突き刺さり、そのまま彼女の身体を抱えるように抱きしめた]
(=29) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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うあ、あああああああああああっ!!
[同時に子宮の中に直接注げとばかりの二度目の射精。まるで自分が電気にでも当たったかのように腰が強く跳ねる。]
ああああああああああああああああ あああああああああああああああ
[叫びと共に精を吐き出す。体内の水分全てを引き換えに、そんな有り得ない戯言のように、冗談じみた量をクラリッサの体内へと注ぎ込んだ]
うあああ、 うああああああああ。
[震える。腰が、全身が震える。そしてクラリッサを抱きしめる。放さないように。決して手放さないように抱きしめ続ける]
(=30) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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まだ、 もっと
[離れ離れになっていた時間を一気に取り戻す唯一の手段とばかりに、再び腰を動かし始める。柔らかくなりかかっていた肉棒が徐々に固さを取り戻していく。情欲は業火から、焚火程度に落ち着く。さきほどまでの硬化には及ばなくても、セックスを続けるだけの固さを得る]
嬉しい…。
[目の前にあった乳首を指で摘みあげる。指の又に挟みこんで、乳房を覆うように優しく握る。既に強く握り締めた跡が残っていたかもしれないが、それでも今はゆっくりと挟み込んだ乳首を持ち上げて、放す。まだ愛し合える。ボク達は、繋がれる]
(=31) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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[彼女の身体中、その白い肌に走った赤い痣を舌先で舐めながら愛撫を続け、腰を振りたてて結合部を泡立てながら掻き回し続ける。
誰の声も、何者の目も届かない。 蹂躙する白い肉だけを必死になって貪り続ける。肉壷の根元まで深々と突き入れて、陰嚢を叩きつける。 ペチンという音が、刺激が、三度陰茎を固くする。
膣内の己が精子を掻き出すように、反り返った亀頭が彼女の膣壁を抉り蠢く。結合部から時折覗く、彼女のヴァギナは幾度もの挿入でその襞が腫れ上がり、陰核の皮も捲れ、ぽっかりと開いたままの膣穴からは身体の保護の為かもしくは恐怖からの逃避の作用からか泡だった白濁液ばかりでなく透明の液体が混ざり合っていた]
んぐっ、んぐぐっ。
[力なく開いたままの彼女の口に唇を押し当てて、己が唾液を中へと押し込みながらその舌を吸った。全て、彼女の全て余す所なく自分のものにする為に。もう一度、今度こそ必ず自分のものにするために]
(=32) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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んああ、んああああっ。
[愛撫の最中、止まっていた腰の動きを再開する。上ずった声がステレオで聞こえる。
自分のものか、自分以外のものか。この世界のものか。(自分の中だけの)他の世界のものか。
無論、...の中で区別などない。只管に、力なき涙声、か細い呻き声、流れ出る蜜のような愛液と精液に腰を濡らしながら、また訪れようとする絶頂に向けて、強く打ち付ける]
うぁああ!! あっ――あ――っっ!! ああああっ!!
[自分の全てを彼女の中へ残す為に、彼女の中に一つとなる為に、自分を注ぐ。精液の全てを彼女の体内へと注ぎ込むように腰を打ちつけた。膣壁とその奥の子宮へと、全てを彼女に捧げるべく、白さから透明さが増していく精液を吐き出した]
(=33) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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ぐ…ああ、あ。
[荒い息。戦場で全力で戦った時でさえ、ここまで息を乱しただろうか。 整える事の出来ない呼吸に息苦しさを覚えながら、彼女の膣内からペニスが吐き出される様を見る。
一杯に詰め込んだ精液は、少しの時間をかけてから彼女の荒い息と共に蠢く膣口からごぼっと幾許か流れ出る。詰め込んだ量の方が無論、依然多い。が、出した分はまた入れ直さないといけない]
(=34) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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まだ…
[穴の開いたバケツに水を汲むかのように繰り返そうとする、そんな悪夢の時間。
これがムパムピスという男の脳内だけの妄想に終わった出来事か、 実際に教会で起きた出来事か。
知るものは彼女自身と、生きてその場にいるオーク達だけしか知らない。**]
(=35) 2013/02/20(Wed) 04時頃
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ムパムピスは、ユリシーズに見かけられていたとしても
2013/02/20(Wed) 04時半頃
ムパムピスは、ピッパに見かけられていたとしても
2013/02/20(Wed) 04時半頃
ムパムピスは、フィリップに見かけられていたとしても目にも入っていなかっただろう**
2013/02/20(Wed) 04時半頃
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/* 秘話で落としたのは、 相手不在で確定気味だったので回避の余地残したかったのでその人だけに止めておきたかったのと、
単純にほかの人と挟まるとキツいずっとおれのたーんだったので、発言色違い狙い。
(-119) 2013/02/20(Wed) 04時半頃
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― 教会 ―
おはよう、" "。
[目を見開いたまま、静かに語り掛ける。目は開いていても、彼女の方を見ていていたとしても、見たいものしか見えていない。故に何かあった>>537としてもそれは見えていない]
(556) 2013/02/20(Wed) 23時半頃
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おはよう、"クラウディア"。
[告げた名は無論、彼の妻の名前。その声は届いたかどうかは判らない]
(=52) 2013/02/20(Wed) 23時半頃
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[怯える顔>>559は見えていない。恥ずかしがっているのか、照れているのか。顔が見たい。見えている筈の表情ではない、見たい顔が見たい]
ぅ…く…
[パイプオルガンのベッドから起き上がろうとして、ふらつく。極度の酷使の続いた身体。箍を外していたからこそ出た力。ズボンに撒きついた茨、引き千切るようにして脱ぎ捨てた衣服、それらが疲労感と共に身体に纏わり付く]
(562) 2013/02/20(Wed) 23時半頃
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顔を、見せて。クラウディア。
[望む。いまはただ、見たい。記憶が遡る。あの時、きっと――]
(=54) 2013/02/20(Wed) 23時半頃
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嗚呼。 ああ。 ああ!
[目の前に犯された妻。蘇る光景。犯された、否。犯したのは俺。帰宅したボク。ボクが見たもの。じゃあ彼女は、誰が。誰があの日]
(567) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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あの日、君を殺したボク。
[帰宅した時、陵辱の跡だけを残して転がっていた妻。あの時、虚ろな目で出迎えた彼女にしてあげられなかった事、代わりにしてしまった事。嘗て見た村の暴行されていた農婦のようにと、最期を徹底した。壊して壊して壊しつくした微かな記憶の残滓が、今こうして脳裏に張り付いていた。彼女は逆らわなかった。逆らう体力も気力もなかったのか。一方的な暴力の果てに、終わってしまった事]
(572) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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あの日、犯してしまったこと。
[やり直したい。初めから。帰った時から。娶った時から。出会った時から。そこからならきっと、失敗しない。殺したり、殺されたりするような関係になったりなんかきっとしない。しない筈。だから求め続けた。もう一度妻を。もう一度彼女を。もう一度クラウディアを。抱きしめて、囁いて、今度こそ愛を誓う。彼女がこの世界にいないのなら、いる世界へと求め続けた。今度こそ、二人の家でと――ただ、願っていた]
(574) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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だからこそ――ああ!
[振り下された細いパイプ>>569は真っ直ぐに、不用意に近寄った...の左胸に突き刺さる。それはクラリッサへの慈悲であったか。より濃厚な悪夢への誘いであったか。胸から血を噴出させる...は、よろけ、倒れる]
(580) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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嗚呼。
["クラリッサ"を見て、自分の胸に突き立ったパイプの先を見た。見えた。それで大きく嘆息をする。血を吐き出しただけだったかも知れないが]
ああ。 でも――これも、いい。
[嘗て殺した君に今殺されるボク。
いいじゃないか。
間違っていない――俺とお前。お似合いだと言われたことはなかった。けれども今なら言ってもらえるかも知れない。俺たちは、君とボクは!]
(582) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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くらり…さ…。
[聞こえる声に首を傾げる。わからない。わからない。から繰り返した]
くらり…っさ…。
[ああ、そうか。それが君の名前か]
(=56) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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おはよう、人殺し。 互いを殺すことができたボク達は、見事なまでに――お似合いだ。
[人殺しの夫に、人殺しの妻。エゴの為に。自分の為に人を殺した。嬉しい。笑おう。彼女がボクと一緒になれた事に喜びを感じる。ああ、やっぱり運命。運命だ。運命に導かれた、高らかな教会の鳴らされた鐘の音の元、共に祝福された者たち。それが、ボク達。似たもの同士。決まっていた。出会った時から決まっていたこと。やっと気づけた]
(=57) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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ありがとう。 やり直しをさせてくれて。
[手を伸ばす。届いていれば、その手はクラリッサの頬を撫でる。いや、彼の中では撫でていた。実際にできていたかどうかは判らないが。目の焦点が定まらなくなっていく。それでも笑みを作った口元は崩れない]
(583) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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ありがとう。 また一つになってくれて。
[目尻から涙がまた溢れて、零れた]
(584) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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ありがとう。 愛してる。ずっと、あいして――ぃ――
[記憶の中の彼女は、いつも笑顔で。だから彼女に合わせるように、ずっと幸せな笑顔を残そう。それが最期の、意識**]
(585) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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我が妻、クラリッサ。 それが、人殺しのボクの妻たる人殺しの君の名前。
[満足そうな笑顔を遺した]
(=58) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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じゃあボクは
[なんと名乗ろうか――それは言葉にはならなかった]
(=59) 2013/02/21(Thu) 00時頃
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