270 食人村忌譚
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いつも出鱈目な歌を歌う少女が、今日も歌っている。
(#0) 2017/11/23(Thu) 01時頃
「なんで」
歌のはざま、零れた独り言は、ただ溶け消える。
少女はかの娘のように白痴ではないが利口でもなく、
かの青年のように不自由は持たずも行動力もなく、
疑う勇気も、紐解く知恵も、逃れる霹靂も、
とにかく何一つ持ちはしなかったのだ。
(#1) 2017/11/23(Thu) 01時頃
「私は、私は、 私ばっかり。
私ばっかり。きっと知ってる。
私ばっかり。
お願い、いつまでも、 いつまでも、
いたいのに。
あなたは、どうして、
やめちゃうの?」
(#2) 2017/11/23(Thu) 01時頃
だから、代わりに歌を、
出鱈目な歌を、
出鱈目なばかりに聞こえる歌を、口ずさんでいた。
皆、気が付かない。
その歌の意味も、迫る「何か」にも、
その当人達、以外は。
まだ知りもしなかった。
(#3) 2017/11/23(Thu) 01時頃
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