205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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-旧友の狭いアパートから、騒がしい商店街へ:(5d軸)-
[>>106>>129 旧友は電話を受けて何処かへと旅立つ。 自分はさらに1時間ほど惰眠をとって、それから漸く旧友のアパートを抜けたか。 大きく伸びをすると身体が軋んだ。冷たい外気は倦怠感の残る身体に、心地よく。]
あー…… んー
[車道と歩道の境目にあるブロックに乗りつつ。口にはいつもの甘い煙草。 咳をひとつしたならば、羽根がそのまま紫煙とともに飛んでいく。
旧友が黒猫の店に行っているとも知らず、自分は商店街の方へと足を向けた。 町の中心部はやはり物騒だ。>>22 どうやら昨晩、近所で火事が起こったらしい。 通り魔殺人の次は、火事か。この町は禁忌なんて関係無しに、もう終わってしまうのではなかろうか。>>101何やら如何わしい風体の青年と、>>107 燃えるような赤いパーカーを被った男なんかも居たりして。]
(132) 2014/12/11(Thu) 02時頃
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/* あ、離席中にヒュー来てた。 じゃあ上のは無し無し。
代わりに、もっとエグいこと考えた☆
(-62) 2014/12/11(Thu) 02時頃
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それ、俺じゃなくて …にーちゃに訊くことでしょ?
俺は…にーちゃが笑って死ねるなら にーちゃの望むがままでいいと思う
[多くは望まない、自分の願いは自分の勝手で 一方的な押しつけでしかない 兄は兄で、自分とは別の存在なのだから 同じ望みを抱いているはずなどないのだから]
…だから、あなたにお願いしたんだよ?
[ほんの数日前のことを示す>>3:181>>3:184 あれからいったいどれだけ世界は変わったのだろう 自分もヒューも兄も、そしてこの町のあちこちも
もう平和な日常という幻想に しがみつくことは出来ないのかも知れない**]
(133) 2014/12/11(Thu) 02時頃
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物騒だねェ
[のんびりと溜め息を紫煙とともに吐き、自分はショーウィンドーを眺めた。 ショーウィンドーのなかには、燦爛と光を放つ銀のアクセサリーが微笑んでいた。ド派手なスカルが乗せられたリングや、サファイアが埋め込まれた精巧な作りのリング。小さな町にしては、意外にもお洒落心を擽られる物が揃っていた。
彼には、何が似合うだろうか。]
―――――っふ、
[一人で小さく吐息を零した。 唇は緩やかに弧を描いていただろう。 買い物にそれほど悩まない自分にしては随分と長く、その店の前で立っていたか。
ウィンドーに手を当てる、濃灰色のリングが淡く光る。せっかくだし、これに近いような色が良いだろう。それほど気取らないデザインのシンプルなものを。ただし、そこには小さく天使の刻印が施されていたのは、彼が指に嵌めてから気が付けば良い。]
(134) 2014/12/11(Thu) 02時頃
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/* 隊長荒ぶってるのに、立ちっぱなし板とか なんなの、私バカなの?
…はい、バカです(だから腰痛いおふ
(-63) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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で、ジャーナリストに伝とかないのか? 作家とか、出版業界に顔の効くやつ
結局ここで起きてる、ルールを破ったていう 裁判もなしに魔女狩りみたいな仕組みを 外に訴えれば世論は動くと思うんだよ
[計らずも目の前の女の子の彼氏も似た様なことを この時点の自分は知る由もない]
んで、俺は一応軍にいるから そっち側から働きかけてみる
もすこし怪我で休暇楽しみたかったけど 職場に戻るよ
連絡先教えて
(135) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[だけど、自分程度が考える方法なんて、 すでにこれまで試されているのかもしれない。
でも、何もかわならいこの町
ただ、何かしたくてこうしているが、 結局は何もかも無駄なのかもしれない]
(136) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* で、にーちゃが乙女過ぎて可愛い… なんなの、この可愛い生き物なおっさんw
にーちゃが可愛い過ぎてつらい
(-64) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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−回想:物資の確認中>>98−
[用意された物資は、確かに過不足なかった。 プラカードも。旗も。揃いの衣服も。食料も飲料も。
それら雑多な物資の中に紛れ、小さな革製のホルスターに収められた一丁の拳銃も]
問題ないわ。
[口径7.62mm、装弾数8発、作動方式シングルアクション。 革命組織の代名詞とも言えるものだ。 名目上はこれが自分に正式に支給されるのは、デモ当日に組織員と接触してからということになっているが。 いざという時には、躊躇わずに使うつもりだった。 ――その覚悟は、すでにしている。
ホルスターと拳銃をそっと物資の中に戻し、店主に声をかける]
……、「お月様のおじさん」によろしく。
[果たして自分は、平静な顔で受け答えできているだろうか?]
(137) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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やべぇ、
これ誰にも見られたくねーんだけれど。
[>>3:162 折しも恋する乙女と、似たような心配をしてしまった自分を呪いたい。 今日は一人で買い物に来て、本当に良かった。 小さな小箱をジャケットのポケットに入れて、その場を去ろうとした。]
あー… 老けたな。
[ショーウィンドーに映る自分の姿。痩身に黒髪、シャープな顎。
年を重ねれば重ねる程に似る、大嫌いな父の――――]
(138) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* なんだろう…クシャミPC心情としては ミナカタ好き好きだけど、ミナカタが好きなヒューも好き で、そこから伸びて行くイリスも好きになりそうだった
そこまで、気持ちは伸ばしてて 届く前に連れていかれた感じがあって 伸びようとしたのが止まってしまった状態かな
あと、このPCちょっと狡くて弱ってる子が好きそう なんとなく、自分の弱味見せてそこから触手伸ばす感じ? 共依存関係とか、すごい好きそう…
(-65) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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-9年ほど前:(>>2:249)-
[思い起こすのは、亡くなった父のこと。 彼等と最後に話したのはいつだったか。 彼等はどんな表情をしていたか。 ただその時は、必ず黒猫と一緒に外出”させられた。”寒い夜、黒猫と二人で手を繋いだのを覚えている。*]
(139) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* >>137 リッキィさん、深夜まで乙
(-66) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[小さな町だが、大学と呼ばれるものがあった。 因みに、自分は頭は良い方では無い。ただ、要領が良かった。 昔から家庭教師の真似事をしたお陰か、学問の解き方を心得ていたので、大学には難なく入学した。
最初はそこしか行く所がないと、惰性で入った大学けれども。 母が死んで、父が幼馴染の悪魔とよく出会い始めるようになった頃から。 自分は教員になろうと、一人目指していた。
それはそんな時の話。]
はぁ、―――……。
おい、クシャ。行くぞ。
(140) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[ショルダーバッグには教科書と論文をいくつか詰め込む。さらに毛布を二枚、ショップバッグに詰め込む。出来るだけ温かい恰好をして、黒猫を呼ぶ。
また、アイツが来た。悪魔の男。 自分と黒猫から、父を奪い去ったインキュバス。
死ねばいいのに。 呪いの言葉を呟き、マフラーを巻く。黒猫の小さな手を絡め、その扉を抜ける。 冷気が頬に当たり、ひとつクシャミをする。 野良猫と黒猫は、寒空の下、公園へ行っただろうか。]
寒ィか、 ―――……寄れ、毛布からはみ出るだろ。
[幼い黒猫に毛布を掛けてやり、公園の街路灯の下、自分は論文を読み。課題が出ている日は、大学ノートを膝の上で広げ、解いていた事だろう。]
(141) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[時計を見やる。短針が真上を向いて、さらに、一度、二度傾き。 うっかり睡魔に連れ攫われそうになる頃、漸く家に帰宅しようと、ベンチを立つ。 黒猫は自分の肩口に、鼻水を垂らして寝ていたか。]
はぁ。
[小さな黒猫を背中に負い。凍える帰り道を踏みしめる。]
[電話ボックスに映る自分の姿。痩身に黒髪、シャープな顎。
年を重ねれば重ねる程に似る、大嫌いな父の――――]
(142) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[目の前の彼女に自分の職場の連絡先と自宅それを伝え
子ども遊びのままならば、ゆるく見逃されている活動も 自分の様な本職が交じろうとすることを
このまちのシステムが見逃すわけはなくて]
黒猫? 俺はちょっと職場行ってくる 昨日言われたやつな…
俺はまだ諦められないから どっちも取る
[そう笑って告げ。
赤いメガネの女の子との会話を終え、 店先で弟がいるならそう告げて、黒猫の店を発つ。]
(143) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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-そして、現在-
んあ?
[突然誰かに肩口を掴まれた、刹那、]
(144) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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ぐ、――――…… がはっ、
[頬から顎にかけて鈍い衝撃を受ける。 黒い血を何滴か滴らせる、朱に染まる羽根が口から零れる。 細い身体がアスファルトに叩きつけられる。 顔を上げると、(>>4:95)数日前に自分に配達屋の家を尋ねてきた二人組だった。相変わらず、小奇麗な服装に身を纏めている。]
(145) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* あ、ヒューさん今黒猫さんはいませんw
(-67) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[だけど、なぜ彼らの父親らは殺されたのか 犯罪人の店がいまも無事なのか
子ども騙しの学生運動をしている子らが 気軽に出入りしていても誰も何も言わないのか
ガラクタだらけのこの店には、
どんな秘密も外に漏らしてしまう、 小さな機械が隠されているから*]
(146) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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ン、だよ?
[唇の端にへばりつく羽根を拭い遣りながら、彼等を睨みつける。 二人組は嗤い、問うた、
思い出したよ、 革命しに帰ってきたのか?
多重禁忌とは お前は顔も趣味も父親そっくりだな
堕天使
群衆は悲鳴を上げる。穢らわしい目付きで自分を見下ろす。 無理矢理執政官に腕を掴まれ、立たされ、更に二度三度殴られる。]
(147) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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革命? ―――……何の事だ。
[久しぶりに父の事に触れられた気がする。背筋が泡立つ。 しかし、多重禁忌を口にすると云うコトは。]
あー お迎え、ですかネ。
[小さく肩を竦めて、目を閉じる。 どうせ残り二年の命なのだ。然し、
それは早送りで、今、 終えよう、 と、]
(148) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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――――――ッぐ、ぁあ゛っ、アアアアッ!!!!
[頭に風穴が開く事は無かった。その代わり、肩が千切れそうな激しい痛みを訴える。見やれば、真っ赤になるまで熱された鉄を宛がわれていた。肉が焦げる小気味よい音が、却って不気味だ。異臭が鼻腔をつく。]
は、ぁ、 ……っ、ぐ、 う゛、
[涙に視界を滲ませるなか、顎を掴まれる。
悪魔の男は、 どこだ? 吐け、
どうやら、旧友はまだ捕まっていないようだった。それで良い。こんな苦悶は、やはり、味合わせてはいけない。]
知らねェ、
[一言吐き捨てるように言い、執政官に唾を吐きかける。刹那、]
[絶叫。]
(149) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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[ 多重禁忌者が簡単に死ねると思うなよ―――――
意識を失う事も叶わず、ただ、只管。 灼熱の焼き鏝を押し当てられなら、自分は叫ぶ。 永遠の拷問を、その身に受ける。
嗚呼、来てはいけない。*]
(150) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* 拷問って、どこで? 店じゃなくて、外かな?
(-68) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* 助けにいかなきゃいかんのかなww 勝手に先に死のうかなっておもってたんですけど ははは
(-69) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
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/* 落ち着いたらロールを書きたいと思って早数日。 ううんwwww リアルが落ち着かないというか精神状態が落ち着かないなぁ。 キッチンでカッパがタニシ茹でてるー。
(-70) 2014/12/11(Thu) 03時頃
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[不意に店の入り口が開き、男が一人入ってきた。 腕に怪我を負っているようだが、それでも鍛えられた体躯は目を引いた。 最初に思い浮かべたのは警察でも兵士でもなく、執政官]
……同志?
[だから予想外の問いかけをされ、怪訝に聞き返してしまう]
ええまぁ。学生運動はやってますが、それが何か?
[足元の物資に忍ばせている拳銃のことを、そっと意識の片隅に登らせる]
(151) 2014/12/11(Thu) 03時半頃
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ああ、あなたがヒュー・バートさん。 初めまして、フレデリカです。 リッキィで通ってますので、そちらでも。
[自己紹介もそこそこに。 自分たちの活動について問われれば]
禁忌なんてものがあるのはこの町だけですからねぇ。 外の学生には外の学生なりの主張があるとは思うんですけど、じゃあ私たちと連帯できるかと言われると。
外に訴える? 人間族が大半を占める外の世界に、禁忌のことを? ――人間族に対する扱いだけは改善されるかもしれませんが、それで禁忌が無くなるかと言われると、甚だ疑問ですね。
(152) 2014/12/11(Thu) 03時半頃
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