310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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[ごろんとベッドに転がってメッセージを眺める。>>149
文字通りに読み取れば、 「まずは」の前につくのは 「渡す人や貰う人を」という台詞だろう。
人一倍(明後日の方向への)妄想力逞しい愛理だが、 隠された思惑だとか読み合いだとか そう言う方向にはいまいち疎かった。 だから素直に受け取って、ぽつりと零す。]
エニシには好きな人いないのかなあ。
[何だかいつもいつも自分――― いや友達ってていだけど!(ばれていないと思っている) の恋話ばかり聞かせてしまって申し訳ない気がする。 内心実はウザイと思われてたらどうしよ。 いやいやエニシに限ってそんな……などと一頻り思考を巡らせ]
(191) 2021/02/15(Mon) 10時半頃
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「エニシどういう子がタイプなん? そういや聞いたことなかったな。」
[向こうはもう寝ている気もするが、 本格的に寝落ちる前にもう一撃。 こんなメッセージ送ってくるあたり、 今はフリーなのだろうけど。
エニシに本物の恋人が出来て、 もう自分なんかどうでもよくなって 連絡も途絶えてしまったら……]
あっそれはだめ。寂しすぎる。
[……なんて、身勝手にも程があるけれど。 もし誰かと恋に落ちても自分のことは忘れないでいてほしいな、なんて。 そんなことをぼんやり思いながら、眠りに落ちていった*]
(192) 2021/02/15(Mon) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 11時頃
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/* ちなみに柚木さんの片想い先についてはぜんぜん分かっていませんが(たぶんNPCっぽい?と思ってはいる)
(-46) 2021/02/15(Mon) 11時頃
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/* 場面場面を丁寧に描写したい人の多さと村内経過時間の早さがこうアレでソレに
(-47) 2021/02/15(Mon) 14時頃
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── 柚木五郎の日常 ──
[朝晩の散歩以外の行動も、凡そ判を押すのと変わらない。 店番に品出しに配達、諸々で前後する休憩時間の過ごし方さえ、だ。 変わり映えしない日々を、三十路過ぎても尚、実家の手伝いという学生の段階で卒業するべくポジションに居続けることを、稼業を継いだ長男はじめとうに自立している兄弟や第二の人生を謳歌している両親が按じているのは知っている。
が、男にとっては別段、不満も不便もなかった。 半径5キロですべてを賄え、愛犬と共に平穏に暮らせる人生の何が悪いというのか。]
(193) 2021/02/15(Mon) 15時半頃
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[──満たされていない唯一はとうに諦めたもの。 諦めた、と思いこんでいたもの。]
(194) 2021/02/15(Mon) 15時半頃
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[数年前、上姉に勧められた出会い系アプリ。 こんなもので出会いを探すなんて馬鹿げていると相手にしなかったそれと再び向き合ったのは半年ほど前だったか。理由はただの気まぐれ──ということに今はしておこう。
とつ、とつ。力仕事によってところどころ硬変した指腹が個人情報を打ち込んでいく。 思い付きのHNに次いで登録したすべてが、自分ではなく二つ上の姉のものだということは五郎しかしらない。
様々な出会いを求めるトピックに、戯れに投じた声は、架空の30代女性のもの。 愛犬と楽しく暮らしている、今の生活に不満もない、けれど何かが満たされない。
口調こそ姉を真似ているが嘘はなかった。 素っ気無い声がかえって興をそそられるのか、思いのほか届く共感や誘う色の多さに引きながら、次々と相手をブロックしていき───。]
(195) 2021/02/15(Mon) 16時頃
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[所謂、即ヤリ目的ではなさそうな、純粋に話し相手や友達から、といった雰囲気の男性数人と遣り取りを始めた。 女性だと偽ったのは"同性"と話したかったから。 それも男と同じ性癖でない、ごく普通の男と。]
な、ボス。人間ってのはばかだよな。 ネットじゃいくらでも嘘がつける。
[自らの歪んだ性癖を抉らせた挙句の酔狂。 ビールを傍らに、愛犬の寝顔を眺めながら偽りの姿で、顔も名前も解らぬ相手と、寝る前のひとときに他愛ない遣り取りを交わすことが生活の一部となり。
複数人とのやりとりが、たったひとりに絞られ。 何も知らずに騙されている男を嘲笑う表情が、自嘲のそれに変わってから、間もなく4ヶ月。]
(196) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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/* なんか……もう……クゥ〜〜ッ 誰も幸せになれねえ〜〜 でもそれでこそ片恋〜〜!! すきです。
(-48) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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[ 同時に、男の生活に新たな習慣が加わった。
おはようと、おはよう。 いってきますと、いってらっしゃい。 ただいまと、おかえり。 おやすみと、おやすみ。
それぞれに挟む会話は天気だとか、飯だとか。お互いの職場の鳥渡したエピソードに、軽い愚痴。 それから、かるい色恋めいた人生観の交換と、ほの甘く心地いい言葉の応酬。 素性と性別を明かさぬよう多少のフェイクこそ交えているが、そのほとんどがどれも男の本音で、あの人はそれを優しく受け止め、時に茶化し、笑ってくれる。 男と語らうひと時が何より楽しいと言ってくれた。
たったそれだけで、満たされるものがある。 満たされたと感じる瞬間に、底なしの飢えに堕ちる。 画面を閉じる度に落ちる溜息は深く、穏やかだった夜は次第に、やるせなさともどかしさ、自責に布団の中を湿らせる頻度を増していった。]
(197) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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[男しか愛せない、なんて性癖も。女と偽って何処の誰とも解らぬ男に、淡い恋心を抱いていることも。
すべては、愛犬しか知らぬこと。 片田舎の商店街から半径5キロで人生のすべてを賄おうと決めた男の唯一で、ささやかな刺激と、秘密。]
(198) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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/* これをやりたくてきたわけですが圧倒的時間のやりくりと体調管理をヘマして肝心の片思いRPぜんぜんできてなくてぐぬぬる……
(-49) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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よーっす、おつかれ、蒼介。いつものな。
[男がCOFFEE NARUMIを訪れるのは昼間だけ。 朝番は相棒の散歩があるのと、夜は店仕舞いの時間と重なるから。 中高生の頃から通う喫茶店だ。クリームソーダが飲みたいと駄々を捏ねた客が他にいるか定かでないが、間違いなく男もそのひとり。>>0:96 先代に先代の親戚らしい幾つか歳下の男については働き始めた頃から知っている。
今でこそ立派なマスターであるが、当時の彼はまだ学生で、二代目と呼ぶには頼りなく、姪孫と呼ぶほど親しくもなく。>>0:94 故に、先代が時折呼ぶ名を、そのまま使っていた。
そう簡単には認めないぞ、というちょっとした意地悪と先輩風、それから、何も先代の通りにやる必要もないという激励を込めて。>>0:92]
(199) 2021/02/15(Mon) 17時頃
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[ちなみに、"いつもの"に決まったメニューはない。 言い出した切欠はなんだったか、付き合いの長さ故に忘れてしまったが、恐らく彼がバイトを始めて間もない頃。やはり気まぐれやちょっとした戯れ程度のものだったと思う。
切欠は思い出せないが、初めてそうオーダーした時の彼の様子は今も鮮やかに脳裏に残っている。
当時は、男もまだ若かった。 自分より更に若くて好ましい男を揶揄うくらいの茶目っ気を覗かせるくらいには。]
(200) 2021/02/15(Mon) 17時頃
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[──だから、いつかの日。>>175 メニューについて相談された時には悪い気はしなかった。]
…クリームソーダって何で緑だけなんだろうな。 味はかき氷と変わらねーのに。
[なんとも雑な答えだ。ちょうどその頃、かき氷にかかるシロップは色と香料を覗けばほぼ同じ、ということを知ったことに由来する。]
まあ、俺はこれで満足してるけど。
女ってのはあれだろ、赤とかピンクとか。 そーいうのが好きなんじゃねーの?
[そして、自らの性癖が透けるのを懼れる余り、"女好きだけど女っけのない男"を装っていた。幸い周囲には女兄弟がいて、知識にはこと欠かない。 バニラアイスを掬い、ソーダの境目で半分凍ったそれを溶かし、ストローで啜る。
クリームソーダの色が増えても、男が頼むのは緑だけ。]**
(201) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[真っ白な肌、黒檀の髪。スノーホワイトはそういうもの。 小鳥と喋り──いや、彼女が喋っていたのはパンだったが。]
(202) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[自分が彼女になぜ心奪われたか、といえば、ただひたすら顔がめちゃくちゃ好みだった。 極力他人と関わりたくない自分が、誰かを好きになる入口などそれしかない。 けれどそれからこっそりと会話を立ち聞き、仕事も出来れば面倒見もいいらしいことを知って。 ますます好きになった。
正面から向き合うことなど絶対にできないから、たまに賀東荘で姿を見かけてはこそこそと物陰に隠れてその挙動を視線で追う日々。
彼女は常に堂々と振る舞い、ハキハキとしていた。 きっと誰からも好かれているだろう完璧な美女。 ……まるで自分とは正反対だ。
何故人は己と真逆の性質のものに惹かれてしまうんだろう。 ああなれたらいいのに、という願いを寄せているのだろうか。
何にせよ、自分にとって彼女は高嶺の花だった。 見上げれば目も眩むような、好意を寄せることすら烏滸がましいような、高嶺すぎる花。]
(203) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[──そんなわけで、ほんの僅かばかりの彼女の一面しか知らず、常には下を向いて歩いているような人間が、彼女の度重なるドジの数々を知るわけもなく。 彼女のことは未だに完璧なキャリアウーマンだと認識している。
それは焼きそばパン通話事件を経た今も変わっていない。 逆に周囲の注目を集め、自身を人の視線から遠ざけてくれたことに好感度が上がったくらいだ。 …無論、彼女にそのつもりは一切なかったろうが。]*
(204) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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/* >>188>>189 早乙女さんの好きな人って俺なの!!!?
こんっな何の取り得もない枯れたホモ男に惚れるなんて、なんてかわいそうな子……お気持ちに感謝して村主旨の範囲で精一杯弄んであげような……。
(-50) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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/* 日没の浜辺の遣り取りは五郎がいけるタイミングかもしれないけれど、更新を挟むと日が進むからステイ、かな。 個人的に、できるだけ回想よりいまを生きたい…ので…。
(-51) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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「 ありきたりだけど。 好きになった人がタイプだよ。
たとえ相手が同性でも、 人語を解するロボットだとしても。
その人がその人でいる限り。 僕は僕の好きを捧げられると思うんだ。 」
(205) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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[ えーそれ聞いちゃう? 君だよって言っちゃうよ?>>192 …… 言わないけど。
恋をしている相手に告白したところで。 ごめんなさいは目に見えている。 今はその時でない、と言うのは。 ただの逃げかもしれないけれど。
結局返したのは、 毒にも薬にもならないような答だと。 縁自身は感じるもの。 ]
(206) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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「 そういえば、もうすぐバレンタインだけど。 イリスはチョコとか渡さないの?
もっと教えてよ。 君が好きになった人の事。 」
[ 続けて送ったのは、 相談に乗ると見せかけての敵上視察。 何事も勝負を決するのは、情報だ。
ゲームも、現実も。 ────── 恋愛も。 ]*
(207) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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[初恋は幼稚園の頃、同じ組の女の子に。 ――ということになっている。
その子の大事にしていたぬいぐるみを何度も奪っては泣かせていたらしい。大人たちは相手の気を引きたかっただけなのだと相手の親に説明と謝罪を重ね、当の女の子からはこれでもかと嫌われた。
本当は、あの子のぬいぐるみが欲しかっただけだ。]
(208) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[それに気づいたが母が、後日こっそり同じデザインのぬいぐるみを買い与えてくれたが、物言わぬ瞳を見ても何の感情も生まれなかった。
これじゃない。これじゃあ意味がない。 どこに行くにも手を引いて、くたびれた毛並みを丁寧に梳き、眠る時に抱きしめ、何度も名前を呼んだ。アレがいい。
ただ、欲しかった。 そんなものを恋と呼ばないでほしい。
子どもであれば許されることが許されなくなった頃、誰かを泣かすような愚行をくり返すことはなくなっていた。]
(209) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[己の異質に気づいたのは、もう少し大人に近づいてからのことだ。
小学校の先生が結婚すると聞いて、好きになるのが遅すぎたと嘆いたことがある。 中学で一番人気の誰かより、隣のクラスの女の子とこっそり付き合っているクラスメイトが好きだった。 いつも恋する相手とタイミングが悪いのだと、友人に嘆いていた。
高校の時に好きだったのは女子バスケ部の先輩だ。友人の応援に駆り出された時に一目惚れした。同時に、その人が男子バスケ部のキャプテンに恋をしていることも分かった。見上げる瞳も、弾む声も、上気する頬も、相手だけに与えられるすべてがこの場の何より美しかったからだ。
それでも構わなかった。いつものことだ。友人の応援と称して体育館へ赴いては不自然にならない程度に隣へ視線をやり、後ろ姿を眺めていた。
頸の綺麗な人だった。体育館2階の窓から差し込んだ光が汗の滲む肌を照らす様を見るのが好きだった。キャプテンと話す度に特別とろける唇に胸が痛んだけれど、それでも十分幸せだったから、今以上のことを望むつもりはなかった。]
(210) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[彼女から告白を受けたのは半年が過ぎた頃だ。 最初はドッキリかと思ったし、キャプテンと何かあったのかと疑った。相手は首を横に振り、ただ好きになったのだと言った。
恋ってそういうものでしょう。そう言ってこちらを見る瞳はずっと手に入らないと諦め、求めてきたものだ。 運もタイミングも悪い自分に幸運が訪れたのだと頷いて、
――その日の内に別れた。]
(211) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[見上げる瞳は正面から見ると中央に寄り過ぎていたし、 弾む声は近すぎる距離では耳障りな高さだった。 上気する頬は思ったより荒れていて、 別れを告げた後の唇は怒りに震え、噛み締められていた。
――もし、あの子がぬいぐるみへ興味をなくしていたら、 己は手にあるソレをどう思ったのだろう。
あの子が愛したぬいぐるみだから魅力的だったのだ。 あの子の心がぬいぐるみに向いていたから惹かれたのだ。 別の誰かのものだったから、欲しかったのだ。
左の頬が熱い。どこかへ駆けていく相手の後ろ姿を見ても、胸には喜びも痛みも訪れなかった。 怒っていたのだろう。泣いていただろうか。見ていなかったものを知る術はない。]
(212) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[別の誰かのものだから美しい。欲しいと思う。 しかし手に入れてしまえば、それはもう誰かのものではない。己のものだ。何の価値もなくなってしまう。
どうか、別の誰かを見ていてほしい。愛してほしい。 手に入らないことを理解し、求め痛む胸に、 何より 恋 を実感するのだから。
10年以上を経てようやく認めた初恋は、同時に己の歪さを自覚する理由たり得てしまったのだ。]*
(213) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[ 朝の配信を終えて、 イリスへメッセージを落としたら。 ああ、うん、そうだ。 お風呂に行こうと思っていたんだ。>>157
いや、今だって思っているよ。 思わず足を止めるような出来事が 僕の目の前に飛び込んできただけで。
温泉に向かう通路から、ひょいと顔を上げれば。 賀東荘の裏手に広がる海辺。 そこに水面を揺らす美しい水死体が一つ。>>182 ]
(214) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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