184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
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-カジノ「アッパーアイランド」-
あれ……?ドナルドくんじゃないの?
[ちょうど出掛けるところのヨアヒムと出会ったようだ。 ハンチングを被って、傍らの道化師をじろじろと。]
お客様ですか?いや、どんな方でも大歓迎ですよ。 そもそも、個性的なお客様には慣れています。
[今さら何が来ても驚きはしない、と。]
(132) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* とりあえずヨアヒムさんに合わせとこう。 さて、僕はどうすればいいのか。
どこに行こう。
(-51) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[名を呼ばれて、弾かれたように顔を上げる。 長い前髪の下から相手の姿を認めて、肩をこわばらせた]
……っ、 ラルフ、…さん
…違、います。 私が、一方的に…… 待って、
[応える声が引きつる。 それ以上話せばまた息が出来なくなりそうだったから、膝の上で拳握りしめて、無理矢理に黙りこんだ。 俯いたまま問いかけた]
…………うわさを、お聞きになられました、…か?
[いつもの彼女には世間話などする習慣はない。 ラルフ相手には、自ら話題を投げることもおそらくはじめてだった。]
(133) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[殺意なんて簡単に芽生える。 急にぶつかられたから。視線が癇に障ったから。その態度が気味悪かったから。 そうして殺し殺され死んだものは少なくないだろう。
いいじゃないか。むかついたから、で人に暴力を働いたって。 原始的な衝動に人間的な動機を求めたがる方が無理がある。]
(134) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[そう、ヘクターは、至極単純にむかついたのだ。 だから、もし次に会った時には]
(135) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* ヘクターさんかっこいいなぁ。 ほれぼれするぜ。
(-52) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[あちこち廻るうちに陽も傾いてくる。]
……あまり遅くならないうちに帰ろうか。 ついでに、私の作ったアクセサリーも見て欲しいな。
[ペラジーもヨーランダ同様装飾の類に欠けるようだった。 年頃の女の子なんだから、と呟きながら、工房の方へと足を進める。
>>131>>133 ふと、視線の先にラルフとヨーランダ。 昨日久しぶりに食事したご近所さんと、その食事中の話題にも出てきた女性。 何となく目の端で様子を追って、 それから、はっとしたように瞬きをする。 何でもないというように、ペラジーに笑顔を見せて、先を促した。*]
(136) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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−商業地区− …一応、20です。
[心配そうな表情に、なんだか申し訳なさそうに年齢を明かす。 それを聞いたミッシェルはどのような反応を示したのだろうか? そして>>130『ねえ、ペラジーはなぜ旅してるの?』 ストレートな疑問が投げられる。 旅をしている理由なんて、シンプルにして単純。]
景色を見たいからだよ。 場所によって、くるくると万華鏡みたいに変わるのが面白くてね。 天候や、場所、状況で変わるのが不思議でね。
[それに、帰る場所はもうないしね、と心の中で付け加えて]
だから、旅してるの。
[そう答えて楽しそうに笑った。*]
(137) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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[男は驚いた。 弾かれたように上がった彼女の顔、その長い前髪の下が赤く腫れているように見えたからだ。]
……え、……そう、だったんですか。
[そして再び俯いてしまった彼女に申し訳無さが募る。 ここで気の利いた言葉の一つや二つ掛けられればよかったのだが、上手く口に出ず。 気まずいまま立ち去ろうかどうか迷ったところで問いかけられたので、それにもまた驚いた。]
噂……。……路地裏の殺人、と、……。
…………人狼の話ですか。
(138) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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(――豚が)
[ハンチング姿の男がひとり、ドナルドくんと男を呼んだ。 べたつくような視線にちぃと、舌打ちそうなのすんでで止める。]
『旅の一座さ、人呼んでソル・ディ・メディアノチェ! 太陽沈まぬ白夜の一団、この夢のカジノにいかがかと、できれば商談願いてえなと来たもんだけども、お出かけのようじゃ邪魔できねえ。 良ければ今夜に少しでも、お時間とっちゃいただけないか?』
[木偶人形からから、口上歌う。]
(139) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[>>136先を促されれれば、彼女の隣を歩きながら工房へと足を進めていく。 ふと、視線がずれたのにきづいて先をみれば、ヨーランダと、ラルフの姿。 どちらも姿を見たことがある。
知り合いなのかな?とミッシェルの方をみれば何でもない、と言う風に笑みをみせられたので、何も言わず。
先を促されるままに、工房へと向かっただろう*]
(140) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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『――知ってるよ』>>129
[瞬間、ぞくりと背筋が粟立った。間違いない。こいつは。目の前を通り過ぎる道化師に、ドナルドは何も声をかけられない。 石像のように固まったドナルドの前を、バニーガールが冷やかすように通り過ぎる。 本当に。本当に、今日はらしくないことばかりだ]
『あれ……?ドナルドくんじゃないの?』>>132
[目の前に雇い主の姿。ハッと我に返る。 ドナルドは慌てて居住まいを正して]
あ、ボス。お出かけで?
[いつもの調子で笑みを浮かべる。 そのあとは、ヨアヒムと道化師のやりとり>>139を上の空で見つめていた]
(141) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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『人狼が出たよ』 『喰われて死んだよ』
『今日は家で大人しくしてよう』
[行き交う人は忙しなく、花もほとんど売れていない。 空気は重く、肌にぺたりと纏わりつくようだ。 メアリーは悲しげに噴水を見ると、ゆるりと首を振る。
…もう、帰ろうかな。
帰った所で、きっと何も変わらない。 犯人が見つかるまで騒ぎは収束しないだろう。 だからといって、彼女に何が出来るわけでもなく。
少し考え込んだ後 メディアノチェのテントに向かい、歩き始めた。*]
(142) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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ええ、ちょっと湯治にでもと。
[にこり、と微笑んで。そして視線は道化師へと移る。]
ほう……旅の一座の方ですか。それはいいですね。 大方、件の騒動で講演が中止にでもなったのですか? 「機会は均等、会計は明朗」、これがモットーです。 いいでしょう、時間とりますよ。
時に……。
(143) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[路地裏の殺人と人狼、ラルフが口にするのを聞き、もう自分の胸に据え置いておける問題ではないと彼女は悟る。 もし、人狼ならば。人を襲う獣ならば。ぐるぐると渦巻く感情を、きつく目を閉じて抑えつけて。 しばしの沈黙の後、顔を上げる。]
もし、もしの話です、 ら、ラルフさんなら、 大切な人、秘密、知った…ならば、どうされますか
[腫れた両の眼はラルフを真っ直ぐに見る。 しゃくり上げるように引き攣りながら問いかけた。]
たとえば、もし、 その人が…人狼……だった、 なら……。
[しおしおとしなだれる花のように、背中が丸まる。 声も同じようにしぼんでいった。]
(144) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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お客様も、湯治は好きですか? 私もさすがに50過ぎて身体も辛くなってきまして。 ははは、お恥ずかしい限りです。
[雑談の体をとりつつも、眺める視線は爬虫類のように。 頭のてっぺんから爪先までじろり、じろりと。]
たまにカジノにも、オイタが過ぎる「お客様」が来ますけど、 そういう悪い癖も湯治では治らないんですかね?
やはり、スパーは熱いのが。 そう…………とーってもとっても熱いのがいいですよね。 いいところ紹介しましょうか?
[微笑みの脅し。]
(145) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 占ネイサン 霊ヘクター 狩ペラジー 聖メアリー かな? ネイサンのは騙りの可能性もちょっと考えつつ。
(-53) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[街を歩く皆の口からは、一様に人狼の話題が付いて出る。 知るか。どうせ誰かの与太話が広がっているに違いない。 死体の様子など見たわけでもなし、そんな突拍子もない話が信じられるか―ヘクターは自分のことを棚に上げてそう思う。
どのみちサイモンと「会え」ば、何が本当か直ぐに分かる。 だから、そんなくだらないことよりも。
さあ今夜、ついに今夜。 準備は万端だ。
もしも……もしも、墓の見張りや通りすがりに見つかれば? 簡単だ。そいつを殺せば何事もなかったのと一緒だ。]
(146) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* Q.なぜ兄様の襲撃ロールに悶え転がっているようすを独り言に残さないのですか A.うるさいからです
(-54) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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20歳? じゃあ、私と3つしか違わないのね。 ごめんね、何だか子ども扱いしてしまったかも。 [>>137 ペラジーの答えに微笑んで謝る。 浮かぶのは、驚きではなく安堵にも似た。
暗色を濃くしていく空の中で、月は昼間よりも輪郭を際立たせてゆく。 街角のひとつ、工房にもほど近い一角で。
ミッシェルは立ち止まり、空を見上げる。]
いろんな景色……。 そうね、ペラジーは旅をして、 いろんな場所を見てきたのよね?
(147) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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ごめんね、これがあなたの見る最後の景色。 でも。 これまででも、見たことないもの――。 とても珍しいものを見せてあげるから。
許して、ね。
[どこに旅しても、変わらぬ月の元。 淡い光に照らされたミッシェルの影がゆっくりと形を変えていく。]
(148) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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柄悪い肩書きが狼。 という…可能性。 相方さん誰だろう?
(-55) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* >>145 な、なんだよ なんだ そんなか(ビビってた)
(-56) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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えっ、ちょ。それはまずい。
(-57) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* ミッシェルきたあああああああああああ。(観客状態)
(-58) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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― ソル・デ・メディアノチェ テント周辺 ―
[悩んで、歩いて、止まって、戻り。 そんな事を繰り返しながら辿り着いた。 陽は傾き始め、ぬるりとした風が肌を撫でる。]
あの、すみません。 フランシスカ…さんは、いらっしゃいますか。
[一座の人を見かければ、先日知った踊り手の名を告げる。 もしも居なければ、改めて出直そうと。]
(149) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[人型の時と同じ金色の―――体毛が、 光の中複雑な陰影を作り揺れる。
いつの間にか、するりと脱ぎ落された衣類が、 今ではすっかり獣のものとなった足元に絡まっている。
人間の聴覚では捉えることの難しい、低い遠吠え。]
ゥ……ィ。
[微かに乗せた唸りは漏らす口元からは巨大な歯と、滴る粘液。 煌々と光る赤い眼は目の前の白い姿をねめつけて、 凶暴なその面からは、何の表情も読み取れない。*]
(150) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* ちょっと早すぎたかなー。
(-59) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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え。 それならもうちょっと、こう。
狙うって宣言してくれればと思うが。えっ。 これ、えっ、もうちょっと地上にいたかったんだが。
(-60) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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『風呂はね、入るさ、だけれど湯治はどうだろね? この顔この様子じゃ、湯が真っ白になっちまわ。 だからさ、おイタが治るかどうかは知らないが。 おいらはそういうおイタは、しないと誓うさ、ここではね』
[ばら、と彼の前でもトランプを見せるが、すぐさま束ねて、懐に仕舞い込む。]
『それより、早くその身体、労ってやっちゃどうだい旦那様。 引き止めて悪いね、また夜に。』
[そうして、賭場の主と別れよか。 約束はしっかり取り付けて、広角が僅かに跳ね上がる。]
(151) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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