207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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/* 【速報】ニコがかわいい
(-46) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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― 第一甲板:下へ降りる前 ― >>46
ジェレミー?
[なぞかけのような答えだ。 だが、それは、寂寥とした寒い海の風を思わせた。]
ジェレミーは、その命をかけても、変えたいものが?
[だが、もう、彼は声を発さない。 首を振るだけの固くなさに、眉を垂らしたが、 声は寂しげに紡がれた。]
変わるよ。 俺は、変わった。
嬉しかった…。本当に。
[そして、そっと離れた。]
(49) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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俺がかすり傷なんだ、お前なんかそうだろうともよ。
[当然だろ、と言うようにグレッグへと容赦無い一言。>>+41
やがてジェレミーが掃除を終えて。>>39 抜き放ったままのサーベルを手に、階段を降りていくのを見れば、男も立ち上がる。
階下へと下りる前に、思い出したように船の縁へと近づいた。 双頭の獣が落ちていった辺りへと。]
……ミナカ。ミーナーカ。 今まで世話んなったな。俺もグレッグも、キティも。 ありがとよ。
[体と共に、魂も海へと消えてしまったのか。 聞いていないかもしれないが、どうも彼との思い出は、治療を受けたり共に酒を飲んだり、そんな記憶ばかりが蘇るから。
世話になったのは事実だから、最後の機会かもしれないならばと礼を一つ置いて、甲板を去る。*]
(+42) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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[フランクに向けた言葉の続きは紡がれることはなかった。 その代わりにセシルの問いに答える。>>48]
私に聞かれても分からないよ誰だかなんて。 誰かは誰かさ。
私?私の望みはギリーと共にいることだ。 今ではもうそれだけだ。
[それがシャルル・ポンメルシーの答えだ。]
(50) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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[階段をひとつ降りる。 第二甲板には、生きた人の気配はひとつもなかった。 代わりに血の匂いと死の気配は濃く、ふと壁にかけられた名簿を見た。 数は少ない。水に濡れたような痕跡があって、ペンの跡はそれで随分と滲んでいた。 その、一番上。ネイサン・ジョーカーと書かれた名前の横の黒い走り書きを見、手を離した。]
死ぬなよ。
[独りごち、もうひとつ階段を降りた。]
(51) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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まず船長の前で戦おうとか思えるのがスゴいけどなあ。
[>>+39からかわれてる彼を指差して笑いもしたが、道化にかすり傷云々の話には後輩は素直にそう思った。 な?とグレッグにも同意を求めてみたりしておく。 船長を前にしたら自分は三秒で降参しそうだ。三秒も間をもらえるかも怪しいが。
死因を気軽に話すのは不謹慎だろうか、などと考えてみたが、不謹慎の基準がよく分からなくなってきたのでポイしておく]
……そういや、俺なんで死んだんだっけ?
[首を傾いでから。 >>+40聞こえた声に、え、と間の抜けた声が漏れる。 全然覚えてない。なにしてたんだろう。
記憶を探ったら、なんか嫌なことを思い出しそうだったので蓋をした]
(+43) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 21時半頃
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私はただ幸せになりたいだけなんだ……。
(*3) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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>>50
[船長に何が起きたのだろう。 いや、シャルル・ポンメルシーに、何が起きたのだろう。 答えは、とても単純でいて、なぜ、そこに行き着いたのか、わからない。
その船長、シャルルの横で、 腕のない、ギリーは、何を思っていたのだろう。]
ギリー……。
[シャルルにではなく、ギリーに問いかける。]
ギリーの望みは何?
(52) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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星を一緒に見たよね。 この大きな海をどこまでも、どこまでも行きたいって、 俺の話を、ギリーはきいたよね。
この船のみんなと、
ずうっと行きたいって、
[夜空の下、ギリーと話したこと、 それはギリーにとって、ちっぽけなものだったかもしれないけれど。]
ギリーは、どうしたい? 俺は、航海が、したい。
[背後で、静かに、フランクが構える気配がした。 銃口は誰に向いているのか。]
(53) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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/* あっ 褒められて調子に乗るグレッグにレス返し忘れた!
ピースしてんじゃねえよ可愛いだろうが。>>+19
(-47) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 21時半頃
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− 回想 − [陸に居場所を失い、絶望の船へ乗り込んだのは10年前。 その頃には副船長もホレーショーもそこにあった。 第一印象は。]
ピエロに、ゴリラに獅子とか。 この船海賊じゃなくて、サーカスか?
[まだ若く、舐められまいと虚勢を張る様に並んだ 連中を睨み付けた。 そう。この船に乗り込んだ時はグレッグよりもまだ青二才だった。 喧嘩は勿論、酒でも敵わない。 特殊な技能がある分、戦闘に参加せずとも問題は無かったが、 一段低く見られている気がして気分が悪い。
何より「海賊」の仲間では無い気がした。
そう言うものだと割り切れなかった若さから、 自分に出来るものを探して手に入れたのが遠距離銃の腕だ。]
(+44) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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よお。どうよ俺の腕? 貸しの駄賃はお前が手に持ってる酒瓶でいいぜ?
[そんな軽口をホレーショーに向けたり、副船長に まともに口を聞ける様になるまで。 長く掛かった気もするし、短かった気もする。 グレッグを見ていると、時々そんな事を思い出す。 自分の適性を見出して、海賊に成長していく姿は 遠い自分のようだった。
だから今日もガキ扱いする。 いつか追い抜かれると思っていた彼の幕引きが 来るとは思っていなかったけれど*]
(+45) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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/* 船長にぽろぽろしてしまう。う、うう。しゃるるー。
(-48) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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/* >>+44 しかし言われてみればすげえサーカスっぽいな確かに…
ヘクターはトラっぽいと思います!
(-49) 2014/12/16(Tue) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 21時半頃
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− 回想 − [拾いものはただの屑石も、磨けば光る宝石の原石もごっちゃで 拾ってみなければ判らなかった。 磨けば光った気がするが、感謝の言葉はついぞ聞けず、 酔いに任せて殴りに掛かる拾いもの>>5:60まであった。]
どんだけ酔ってんだよ。 しかも船長とかじゃなく、俺みたいなの狙いやがって。 [殴りかかって来た拾いものの心が何処にあったのか。 知る由も無く、ただの酒に任せて何か幻を見ている位しか 思わなかった。正しく自分に向けられていたとは知らずに。]
そんな酒癖悪かったら、もう一回海に叩き込むぞ。
[半分戯言、半分本気だったが、当然実行には移さなかった。 もう少し拾いものとの関わりを深くしてれば、 彼の本心を知れたかも知れない。 もっとも、知った所で、死にたいなら甲板から飛び込めで 終わっただろうが*]
(+46) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 22時頃
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――第三甲板――
[船尾側からそこに降りれば、先ずはじめに銃を構えるフランクが目についた。 狙いをぶれさせてはなるまいと、段を降りる足は殊更ゆっくりと、僅かな軋みだけを伴う。]
(54) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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/* 回想によってどんどん過去が捏造されていくことにより、2dのグレッグとミナカとのやりとりを読み返すと余計泣けてくる謎現象。
(-50) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/16(Tue) 22時頃
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―第三甲板廊下―
[滾々と睡っていた。
揺蕩うのは夢ではなく、いよいよ真の死の淵であった。 深く冥い海底から伸ばされた無数の糸に足を絡めとられ、 ああ、このまま逝くのだ――と覚悟を決めた。
其処が海底のような場所であるなら、 おれを引き止めたものは、海上から射した光。 呼ぶ聲と、甲斐甲斐しい手と、柔らかく湿った感触。
応えたいと願うと、 死の糸は霧散し、おれの命はプカプカ上へ浮きだした。
――こうして、死に損ないは目を覚ます。]
(55) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[朧げな視界、最初に映ったのは粗のある化粧顔。(>>45) グタリと首を捻ってみると、次に銃口を捉えた。(>>44)
キイチは……と思い出して身体を起こそうとしたが、 腹の激痛に負けて唸るだけに終わった。 巻かれたばかりの包帯に、血の染みが広がる。]
ァ゛――……おれは
[セシルの声がする。 星の下で他愛無く穏やかな話を聞かせてくれた声がする。]
(56) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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おれは ナイ
探す したい、事 生きて 探す 大事ハ 見つけた……
[答えになっているだろうか。 頭を使うのは、難しい。 これから、もう少し上手くなりたい。]
……おれ、カシラ 大事 したい事 も、見つかル
死に損ないは、希望を見ている。それが泡沫であっても。 希望を知り、絶望を知り、 “絶望”と呼ばれる男の心の一端を漸く知り。
傍らに着いてくれている道化師の腕を掴んだ。]
(57) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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…………。
[ここにいるシャルルは、船のおそれの象徴であった「ネイサン」とは、別人のような気がした。 それは、彼の聲を聞くうちに、何度か感じた違和でもあった。
独りで生きてきた獣には、今ひとつ理解できない感情。
強者が弱者の上に立つは当然のこと。 この道化は、それを体現していると思っていた。 だからこそ従い、だからこそいつかその喉笛を咬み喰らう機を窺っていたのだが。]
[何が変わってしまったのか。 それが、この道化にどういう影響を及ぼしているのか。
紅い眼は、じっと、観察する。]
(+47) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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/*ほっぺなめなめしたのバラされた(´・ω・`)
(-51) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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船長は、如何なんだあ。 狼は、見付かったのか。
最初に言ったのは、船長だぜ。 仲間殺しを、人狼を探せってよ。
[人狼のことなど、如何でも良い―――― そういうことではないのだろう、一瞬垣間見えた鎮痛な面持ちが 察しの悪い俺様でも、表面くらいは、察した。
肯定も否定もしない様子>>47に、真意が掴めず、眉を寄せる。 表面以上のことは、見聞きしないものは、理解し得ない。 最早――― 船長の、最初の怒号も、遠い昔のようだった。]
此処はよ、デスポワール号だったじゃねえの。
[絶望を、今はひどく軽くした、船。
"私は" の続きを待ってはみたが 得られるものがなく、だからこそ、腕を降ろさない。]
(58) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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/* なんか急ぎ足で追いかけてみたので とっ散らかってるよねごめんなさいごめんなさい。
今日最終日にするなら、 ▼ネイサンor●おれ▼村▲村 の二択?? ▼ネイサン●おれ というのもアリアリなやつ。
(-52) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[船長の望み、ギリーの望み。
セシルの問い掛けから語れれる内容は ひどく穏やかなもので、―― 俺様は信じられなかった。]
だったらよ……
[その望みが全てならば、もう、終わりなのだろうか?
飲み込めるような柔軟さは、持ち合わせちゃいなかった。 背に、微かに軋むおと>>54が、在る。 限りある、生きている人間の気配。 腕をそのままに、視線だけが、揺れた。
銃の矛先は、船長とギリーの間を彷徨って、船長に向く。 何処までも、如何しても、信じられなかった。]
(59) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[死にたい奴ほど死ねない。 生きる欲を持つ者ほど、あっけなく命を落とす。 それは知っていても自らの願いは変えられず、 自ら命を絶つことも出来ず
最後に、ようやく――生きることを諦めなかったのに]
…………う、 ぁ
[刀を持つ手に、ギリアンの腹から温かい血が降りかかる。
これがもし、逆だったら――腕を失くしたのが自分で、刀を持つのがギリアンだったら、きっと、こうはならなかった。 つまりは、力の差は明らかだったわけだ]
(+48) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[風はまだ吹かない。
絶望か希望か。
何処ととも判らぬ先に導く風はまだ吹かない。
水面は凪いだまま。
その水面の下に多くの命と怨念を隠したまま。
風はまだ吹かない。]
(+49) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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[細いものが折れる音が耳の中で響いた。 軽い音なのに、随分と響く――なんて、何故か思考はゆっくりと。
形になりそこねた思考は、言葉の端から崩れて、もう幾人もの血を吸った床へと落ちていく。 置壱の血と一緒に。 命と一緒に。
落ちて、砕けて
―――全てが終わった]
(+50) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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>>56>>57
そう……。
[ギリーの言葉に、短く答えると、チラと後ろ、横目で見やる。 冷たく光る、フランクの銃口。 そのきらり光る死の香りに、やはり瞳が碧色に染まった。]
この船は、 絶望。
それは、きっと、 船長……
貴方にとっても。
(60) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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[そういえば、道化が「仔」と呼んでいたミナカの姿が見えない。 てっきり、彼かギリアンの近くにいるものと思っていたのだが。
あの異形は、冥い海の中、どうしているのか。]
(+51) 2014/12/16(Tue) 22時半頃
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