8 DOREI品評会
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[不意に。
ガラスを鉄の爪で引っかくような音が、 大音量でヘッドホンに流れ込んだ。]
(53) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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〜〜〜〜 っっっっっ!!!!!!
[耳を劈くような音。 不快音としか感じられない音に、思わず目を細めて歯を食いしばる。]
…ッ な、
(54) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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[甲高い音は、暫く続く。 高さや音量に緩急をつけ、何度も何度も。
キュィイイイ キィイイイイイ ギギギギイィイイイイイイ
背骨に、芯に響く音。]
(55) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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ぁ、 う… っく
[耳を塞ぐ手は動かない。 必死で目を閉じても意味を成さなく、耳から頭蓋骨に響いてそのまま全身に強弱をつけて振動を与えてくる。 苦悶の声は、音に時折掻き消されて自分では聞こえない。]
は ……や、やめ…ッ ろ
[拒めない甲高く不快しか与えない音に、耐えきれないといった声がしばらくしてから 毀れる。]
(56) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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/* 音攻め? なにぜめ? どきどき。新鮮新鮮。
ところでペンチh(←
(-15) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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せめて、「やめて下さい」じゃない?
[聞こえた声に、くすくす笑いながら ヘッドホンに手を伸ばして小さなボタンに触れる。
その内側では、ピ、と機械音。 次に流れ出すのは艶かしい女の喘ぎ声。 緩やかに音量が上下され、溶けるように消える声に別の声が被さり、官能的な合唱となる。]
(57) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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[頭に集中していた血が、全身へと拡散していく。強張っていた手足の爪先が、びくりびくりと痙攣を繰返した。同時に視界は、照明の眩しい天井から舞台へと。 思い思いの衣装を着けた、或いは裸の、奴隷たちの痴態が目に入る。薄暗い客席の人数は分からなかった。 イアンは買われたのだっけ。そう思い出すと、喜ばしいより悔しい気持ちが先にある。]
…………、っは、はぁ、はぁ、
[喋ろうにも、ボールギャグが邪魔をして、荒れた呼吸と咳が続くだけ。 ヴェスパタインに触れられても、抵抗することはなく――その力も落ち着くまでは奪われていた。葡萄酒色の瞳を細め、No.4の彼と向かい合わせに、男の妙に優しい手を受け、気持ちよさそうに喉を鳴らす猫のふりさえして見せる。]
(58) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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[音が弱まった時に聞こえた男の声に、きっ、と視線を向けて口を閉ざす。言うつもりはないと―――向ける目は語る。]
…? ――― っ…!!
[機械音と共に甲高い音が消えたと想えば次に聞こえてきたのは女の嬌声。驚きつつも聞かないように極力努力するけれど女性経験の少ない彼にとって、声だけでも刺激は十分だった。いらない妄想が巡り、だめだと目を強く瞑る。]
(59) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/04/09(Fri) 15時頃
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[とにかく酸素の美味さを噛み締めているところに、口枷を外されても口を閉じることはできない。と、至上の空気を奪おうと男の唇が被さる。ぷん、と鼻まで突き抜けていく香の馨り。]
ふっ……んー、んんーーっ
[重なるのは蟲ではなく、破瓜の悲鳴と嬌声を閉じ込めるイアンのそれ。ぎりぎりと頬に力を入れられずとも、噛む気はない。それどころか、おずおずと舌を差し出しそっと絡める。それも、呼吸の余裕がなくなれば、苦行でしかないのだけれど。ひちゃり、唾液の弾ける音、それを飲み下すと男の香に全身が支配される錯覚を覚えた。
そして、突きつけられる選択。]
……後者で、いい。僕 ゲホッ、 は……
[彼女なら、無碍に自分を傷つける真似はしないだろうと、どこか信頼も込めて。]
大丈夫、だから。自分の心配をしなよ。
[丸裸のNo.4に向かって、強がりの笑みを浮かべる。]
(60) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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眼を瞑って、想像するのは、誰?
[ヘッドホン越し、貌を近づけて耳元で囁く。 そっと触れたのは、音量のボタンを上げる為。]
(61) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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…あぁ、そういうことでしたのね?
[二人の少女の蹂躙された性器と、逞しい男を連れて別室へ下がった貴婦人。 気づいて声をかけるのは、客がそう言う責め苦を好むと察してか。]
彼の具合を確かめるために、おふたりを使い捨てに…。 お買い上げになった商品は、満足の行くものだったようですのね。
[少女の後ろをゆるりと杖で嬲りながら、消毒用のアルコールを染み込ませた脱脂綿で貫かれた傷口を丁寧にぬぐう。 傷に染みる薬品の痛みが、破瓜の事実を魂にしみこませるように。]
良い子ね…ガマンできるかしら? [専用の栓と違ってステッキの先では、裡を満たすものを無理に押し留めることは出来ない。 少女が限界を超えてしまえば、杖の先と出口の隙間からはしたなく中身が漏れ出る恐れもあろう。]
(62) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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―――― っ、…!
[ひくりと身が震える。官能的な声は、彼女のものとは違う。 俺が彼女に与えたのは痛みの方が多かったと 言い聞かせる。]
っ、 ちがう。 ちがうッ… !
[否定する自分の声は、音量を上げられたせいで聞こえない。 否定しても聞こえ続ける女の声に、数刻前の情事を思い出しては消してを繰り返す。]
く、…
[苦しそうな声と、吐く息が 少しだけ熱い。]
(63) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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[少女>>60の言葉に、ぴくりと片方の柳眉を上げる。 ふるふると頭を横に振り、彼女の頬を指の背で撫でて]
彼女「で」じゃないでしょ? 彼女「が」、の間違い。
[優しい家庭教師が生徒に教えるかのような口調。 No,1の言葉には笑みと同意の頷きを。 彼女の手つきを眼を眇めて暫く眺めてから、 No,4が呟く言葉にくすくすと笑みを零し、 ヘッドホンに口近づけて声を掛ける。 どうやら、近くからの声は内へ聞こえる仕組み。]
「誰」、としか言ってないのに、思い浮かべるひとがいたの? それも否定したいような相手なのかい?
[彼の頭蓋骨の内側に響く喘ぎ声は甘く、切なげだ。]
(64) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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――― やめろ!!
[耳に響く女の艶めかしい声が大きくて、叫ぶ声も自然と大きくなる。それに気づいてないのは本人だけ。 耳に聞こえてくる男の声と、女の 切なく甘い声が 僅かだが男の芯をまた熱くしていく。]
いない。 誰も… 誰も、いねぇよ!!
[目を閉ざすのは、客席を見ないようにするためもあった。 首も振れずの状態でも、ライトの熱で渇き始める髪を僅かに揺らしながら抵抗の色を見せ続ける。]
(65) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[眼を開ければ、客席。 閉じれば何も浮かばぬ闇。 どちらも望むものではないだろうと、眼を開ける事は強要しない。
全裸で拘束された侭の彼が声を張り上げる様子は、客席の彼女にどう見えるのだろう。まだ売り先の決まらない品物によく見えるよう、台にはライトが照らされていて。 男がNo,4に耳元で囁く時、視線は客席の志乃へも向いていた。]
だから、「やめろ」じゃなくて「やめてください」だって。 何度も言ってるでしょう?
[言葉と共にヘッドホンのボタンを再び押す。 10秒程の癒しの音を挟んで、また、ガラスを鉄の爪で引っ掻くような異音が彼の耳を蝕み始めた。]
(66) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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修道女 ツェツィーリヤは、長老の孫 マーゴを弄びながら、憂いを帯びた微笑を浮かべた。*
2010/04/09(Fri) 16時頃
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[目を閉じても闇が支配する中では聴覚しか頼りがなく、女の切なく甘い嬌声が脳を、体を刺激してくる。それでも、肉体的な苦痛に比べれば―――と、言い聞かせる。 耳元で、男が囁いてこない限りは、だけれど。]
ッ…
[ライトが閉じた瞼の中にも光を当ててくるのが解る。醜態が見られている事にも慣れず、悔しさで奥歯を噛む。
口調を訂正されても唇は引いたまま。 そして再び、短い癒しの後に訪れたのは甲高い音。]
――― あ゛ ぐ、ッ… 。
[必死で、耐えようと苦悶の声を上げても 男が促す言葉を言う姿勢はまだ、見せない。]
(67) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[それでも、でかい音量はまるで脳を揺らされている感覚も与え、全身で不快音を拒絶するように体が時折震え始める。]
う、… ――― ッ、 ぁ 。
[薄らと瞳が開けば光が眩しくてそれ以上開けない。 客席の様子なんて当然見えないまま、墨色の髪がぼんやりと見えた。]
(68) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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眼を閉じていたいなら、瞼を縫い付けてあげようか?
[くすくす笑いながら墨色を傾けつつ 手でを自身の額へと上げ、鉄球掠った傷へと触れた。 僅かに熱い。 鉄錆の匂いは水飛沫を被ったせいでなかなか固まらず、 男にとってそれは好ましい事ですらあった。]
まだ、色々あるよ。 こんなモノとかはどうだい?
[伸ばした手、ヘッドホンのボタンを押すと聞こえるのは 蟲の羽音。 近く、遠く、近く、近く近く――
大群が自身の方へ向かってくる、小さな羽音の大きな音。]
(69) 2010/04/09(Fri) 16時半頃
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…ッ、く
[薄く開いた瞳を、ぐ、と瞼を押し上げる。 耳からは甲高い音。視線は客席を見ないように努めながら 鉄球で負わせた怪我に触れる男の顔には違和感しか抱けない。]
どうせ …また、悪趣味なンだ …ろ
[機械音と共に次に襲うのは蟲の羽音。ブゥンと飛ぶ音もあると思えば、羽を擦り合わせて奇怪な音を立てる音も聞こえて眉を寄せる。臨場感があるような音に、その羽音が勢いを増したときに]
――― ヒ…ッ
[明らかに恐怖を表す声。]
(70) 2010/04/09(Fri) 16時半頃
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[青年が僅かに漏らした恐怖を示す声に、口端と頬を上げ満足げ。 男はついと少し離れると、使用人から清潔なタオルを受け取って自身の傷口に当てた。赤が移る、白いタオル。水滴も同時に吸って湿ったそれを口唇に咥えちゅうと吸いながら、舞台の端から端、客席まで視線を這わせ、No,7のはしたない姿に、またNo,2とNo,4のあられもない姿に、No,1の慣れた手つきに、No,5のスカートを押し上げるものに、鼻から息を漏らす。
男は未だ、何一つ買っていない。 「味見」を遊んでいる、だけだ。 自分の買い物は何時も博打、自覚しているのはその辺り。
ヘッドホンの中、羽音は遠く近く、右へ左へ、No,4の周りを忙しなく飛び回る。それは何群も、交互に。 そして、彼は気づくだろうか。 全ての音の奥、聞き取れるか聞き取れないか判らない程の小さな音と僅かにずれた周波数で、心臓の鼓動とは重ならないテンポで、一定間隔でずっと鳴り続ける音は、酷く機械的にずっと続いている。 それは無意識に不安感と苛々を募らせる為のもので。
羽音が不意に止んだと思えばまた、男女の睦くみの声と粘着質な音が響き始める。]
(71) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[涎と胃液の付着した口元を、手首で拭う。 分娩台から解放されても閉じられぬ脚で、ふらふらとパトリシアの側へと歩いた。]
キミが、僕の王子様だったらよかったのに。
[パトリシアにだけ聞こえるように呟いてから、失礼だったね、と苦笑する。 メイドのスカートを押し上げる存在は、本来ならあるまじきもの。 服の上からそっと撫でても、何も反応は返らないし、熱くもない。無機物。触れなくとも、常時勃起時の男性器の平均的な大きさを保っている。]
イアンのよりは小さいから、入ると思う ……多分まだ痛いけど。 キミが言ったように、きっと僕の矜持は死なない。 望みを叶えるなら……男の人を、身体で悦ばせることを、覚えないと。 でも、キミにも気持ち悦くなって欲しいな、どうすればいい?
[裸のまま腕を広げ、豊満な胸に顔を埋めるようにして抱きつく。いや、縋りつく。 母の記憶の薄い少女は、ディルドを装着した女に、倒錯した愛惜を抱き。服の上から手を這わせるのは、兇悪に反り返った張り型の、裏筋にあたる部分。]
(72) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[浴槽に身を沈めていれば、嫌でも考える時間ができる。 絨毯の上に掻き出した白は結構な量で、 時間も当然かかった。 自分の内側の酷い熱に危うく勃ちかけてしまったのを 抑えるのはなかなか難しかった]
…?
[意識が他者の入室を報せる音を拾う。 本当に見ていたのだろう言葉に、小さく眉を寄せた]
『奉仕…?』
[また咥えろとでも言うのだろうか。 浴槽からあまり力の入らない体を引き上げて、 美しく彩られた床を脚が踏む。 髪を下ろせば随分雰囲気が変わる。 そんな風に思ったが、シャツの下から現れた肌に 微かに息を飲んだ]
(+55) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[視覚では捉えられない蟲が自分の周囲に群れとなって飛び交ってい錯覚。ぐ、と歯を噛んで堪えるも耐えきれず時折、苦悶の顔と共に声を上げる。 大音量を聞き続けた影響か、奥で聞こえる機械的な音を男は解らずのままだったけれど肉体はしっかりとその音を刻んで脳に伝えていく。だからこそ、音だけの苦行が思いの外、苦痛を、苛立ちを――恐怖も交えた不安を与えてくる。]
ッ…は、…
[蟲の羽音が止まれば、大きく息を吐く。]
!!!! う、…
[けれどまた聞こえる、声と生々しい音に 頭がおかしくなりそうになる。手足を拘束する器具に抵抗する力が、いつの間にか失われているとも気付けていない。]
ぁあ、う… も …ァ、 ああ
[喉の奥から絞り出すような声が 止めどなく毀れてくる。]
(73) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[横目には、気が狂わないのが不思議なほど、苦難を強いられているNo.4の青年の姿。どうも、自分が庇おうとすると余計に彼は嫌らしいと学習して、必死に見て見ぬフリを決め込む。罪悪感が、黒く胸中を塗り潰していく。 結局、誰かを助けたいと思うのも自己満足の範疇で、これから行われることも自分を助けるためにすることだ。利己的過ぎて嘔吐が出る。 その点、ここに集った者と何の違いがあるのだろう。 彼の醜態、反応を見せつつある男根に、とろりと濁った双眸を向けて。気持ちはお構いなしに、身体の中心がじり、と疼いてしまうのだった。]
(74) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインの攻め方を、蟲より忌む心地で見詰めていた。
2010/04/09(Fri) 17時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 17時半頃
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/* じわじわたのしくなってくる なぁ。 いい感じで自我を崩壊したくなるね! でもまだ、大丈夫かな。 さて、どうしようかなーー。
(-16) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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もう、何?
[それとも、客席の彼女から声があがるだろうか。 ちらりと横目で、異国の少女の方を見る事も忘れない。
No,4の耳元に自身の顔を近づけ、 癒しの音を挟んでまた、ガラスを引っ掻く音に変える。 音量は既に、男の声を聞き取りにくい程の大きさに、 それでも鼓膜を傷つける程のものではなく。]
ちゃんと言えたら、叶えてあげなくもないかもね?
(75) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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[浴槽からあがる湯気がバスルームの湿度を上げている]
そう、ご奉仕。 でも別に御前とヤりたいわけじゃないし
[重そうに身を起こし、濡れた身体で近づく彼を眺める。 人種特有の肌色は背を向けさえしなければまだ傷も無い。 どうやって壊してやろうかと考えつつ、シャツを脱ぎ捨てる]
洗ってもらおうかな。 御前の身体でさ。
[息を呑む気配は伝わったが、唇が笑みを描くだけ。 スラックスを指して脱がせろと命令を下す]
(+56) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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[客席からの声はきっと嬌声で妨げられる。届かない。 男女のまぐあう声と、肌がふれあう音でまた芯がじわりと熱を覚えていくがそれはまだ些細な程度で止まる。]
は、……く、ッぅ も、 …う
[視線が彷徨う余裕もなく間近に近づく男の顔しか見れない。 脳から痺れて麻痺してくる気さえする。]
!!
[10秒の癒しは短すぎて、劈く音に びくんと体が震えて 誰の声も聞こえず、苦痛と苛立った思いに支配されていく。]
ッあ、うあ ぁあ、あ
―――− やめ …も、 やめ て くれ。
(76) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 17時半頃
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やめて下さい、でしょう? 言い直してご覧?
[男の手は優しくNo,4の髪を梳く。 長い指は、音量を上げ下げして彼の脳を揺らすよう]
それともこれを聞き続けていたかったり、する?
[癒しを挟まずに、生々しい女の声へと変わる。 間に誘うような、言葉が挟まる。 異国の言葉。――志乃の国の言葉とは違うかもしれないが、それは青年にどう聞こえるだろう。]
(77) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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[何を言っても、ヘッドホンからの音に追い込まれている青年には届かないだろう。あんな責め苦もあるのか、と半ば感心しそうなほど。
下衆が。
言葉にせぬまま、ただ顔には思い切り表れていただろう、音量の摘みを弄る男を一瞥する。]
パト……No.5は僕と遊ぶのより、炙られる方がいい? それとも、No.4と戯れたいのかな。
[どちらでも、と促すのは、青年ほどではないにしろ反抗心を封じ込めた、諦めた風の口調。酸素の美味さは、やがて身体全体に染み渡って、すぐに当然になってしまう。奪われて始めて知る、呼吸の有り難味と人の尊厳。]
(78) 2010/04/09(Fri) 18時頃
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