126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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…使い切ってくれ!
派手に使って、ぶっ倒そうぜ!!
なんも出来ねえで、このまま終わるなんて嫌なんだ!!
[肉体に残った、なけなしの生命力] [体に囚われたままだった、魂の意思]
[力へと変換され、魔法へと昇華する!!]
(+33) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
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ッッりゃァァァッッ!!!
[もう、言葉をかける事もなく。 『約束の場所』で、見えたその姿に、背負った茨の有刺鉄線を投げつける。 対象に絡みつく事ができたなら、まるで生きているかの様蠢き、握りつぶすように圧縮する動きをするだろう。]
(30) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
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/* 身に纏うタイプの生贄魔法……っ。 そしてヤニクさん、あんたもかっこよすぎるぜっ!!>>+33
(-43) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
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/* 生贄魔法を運んではいけなかったら、すみません。 ホレーショーはヤニク救済ENDを目指しているっぽかったのにすみません。
(-44) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
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/* 頭の中の損壊が激しく、大変お待たせしてすみませんでした。(コリーンさんメモより)
いえ! 分かります。ここでの動きは、すごく難しいですよね……。 私はいつも直線的な動きばっかりだから、こうゆうシチュエーションになるとキツイと思ウ。
(-45) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
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[>>+31狼姿の彼を見て、何処か懐かしく思う。 廃屋の中、人の姿で狼の姿の彼と話していた時から、そう経っていない筈なのに。 座り込んだその姿を拒む事はしない。]
この状況で、邪魔とかないでしょ。
[野犬を追い払うみたいに、彼に接したりはしない。 狼と兎。大して変わらないと言われれば。]
…そうかなぁ。
[肉食獣と草食動物。結構変わると思うけど、と思いつつ。
>>28けれど、コリーンがヤニクの魂を使って生贄魔法を発動させる気配を感じれば、顔を強張らせる。]
(+34) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[ぎょろりぎょろりと、餌を求めて忙しなく動かす目に 力満ちた命の色が映った。
他の雑魚など比べ物にならないほどの魔力と 眩しい命の色に引き付けられる様に猛然と氷蜥蜴は 突進しようとした。
だが不意に、 紅い雨が止んだ様な気配に首を傾げた次の瞬間。
降り注いだのは茨の雨>>30]
(31) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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/* 原作がダークな雰囲気みたいなので。 蠢く管みたいな、茨の有刺鉄線。
コリーンだったら、鎌鼬的なかんじ?
(-46) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[今しがた喰い損ねた魔法使いの供物だと気付くと、 目の前の魔法使いが生贄にしたのだと知れる。
魔法使いが発動した時の比では無い、 圧倒的な、叩き付け、潰す程の茨の雨に 魔力も体力も完全ではない体は消耗する]
(32) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[追い払われないこと>>+34をこれ幸いと、その場にべったりと座り込む]
似たようなもんだ。 どっちも食って生きて……。
[コリーンの手が、ヤニクに触れる>>27。生贄の力が発動する>>28。 両手と体を覆う、無数の有刺鉄線>>29。 力強い青年の決意>>+43が聞こえてきた気がするのは……彼の魂が近づいたから、なのだろうか]
いつか死ぬ。
[イアンの心中は分からない。ただ、ヴェラはかつての群の仲間に。 声と共に、身に纏った生贄魔法を放つ魔法使い>>30の、青年の魂を帯びた一撃に。
ぶちかませ、と心の中で呟いた]
(+35) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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やはり…タスカラナカッタか。
[漏れた声が誰のものかも判らない]
……罰か。
[嘆くだけでは収まらない。 止めるには、止まるにはこれしかないと言う様に 降り注ぐ雨に術者や贄の声以外の声が聞こえた気がした]
(*3) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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/* ( ゚д゚)ハッ! 救済のない村だ……
(-47) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[叩きつけ、潰す様に、絡みつく茨の雨。 緩んだとしても。
間を置かず、更に幾度も横薙ぎに走る閃光は、円月輪。]
(33) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[降り注ぐ茨の雨は確実に尾だけでなく、 体幹も絡め取る。 めり込む傷はたちまち凍りつくが、凍る表面も突き破り 肉深くまで突き刺さる。
一部はそれこそ地面に繋ぎ止める様に突き刺さった]
ガアアアァァァァッッッ!!
[あがる悲鳴はもう人の声では無かった。 茨を引き千切ろうと足掻きのた打ち回る。
動く目は魔法使いを凝視したままで、茨を引き摺りながら 女へと近付こうとした]
(34) 2013/06/22(Sat) 01時頃
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[―その括りで言うなら、魔物も人間もそう変わらないんじゃないのか。 けれどそれは口には出さない。]
…っ…。
[魂を使って発動させる生贄魔法の力の強大さは、喰らった自分が一番よく分かっている。 茨の雨を喰らう同族>>32を見つめながら、唇をきつく噛み締めた。
…げ、て。
―生きて。
そう願うのは、彼にとって重荷だろうか。
―それでも、願う事をやめられない。]
(+36) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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ウオアアアアアアアアアッッ!!
[伸ばした舌は円月輪に切り落とされる>>33 茨を縫って切り裂かれた体、棘に貫かれた傷からも 血が溢れ、雨の代わりに紅く体は染まっていく]
ウ…ガァ…ァァ……。
[それでも蜥蜴は地面に鉤爪を突き立てて、 擦り切れた命を引き摺って前へ、前へと進んでいく。
そして距離感も判らないまま、 地面に突き立てていた鉤爪を振り上げて コリーンへと斬りかかろうとした]
(35) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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[茨を引きちぎろうとのた打ちまわる姿を、見つめる。 もう言葉を交わす事はないと、心に誓ったのに。それでも。 魔物の姿、人のものではない悲鳴、茨を引き摺りながら近付いてきた姿に>>34。 一瞬だけ、円月輪を持つ手を止めてしまった。]
ねぇ。貴方の願いって、何?
……なんて。 今はとりあえず、私を殺して、食べる事よね。 約束したものね。
[そう言って、緩く笑う。 答えが返ってくるとは、思ってないけれど。]
(36) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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[茨の鉄線が降り注ぐ>>31。その威力の絶大さは、右手の中にいても感じとれる>>32。 唇を噛み締めるイアンの表情をちらりと見つつ]
…………。
[声をかけることはしなかった。 食い込み、突き刺さり、鉄線により傷つく魔物の体>>34。 多くの魔物との戦いで聞きなれているはずなのに、その悲鳴に、思わず軽く目を細める。
無数の茨を纏ったまま、こちらに近づこうとする魔物の体は。 円月輪>>33に舌を断たれても、止まらない。
振り上げられる、かつて一度止められた鉤爪>>35の行方を、見守る意思に任せて、瞳に焼きつけようとした]
(+37) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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[会えたのかというイアン>>+16からの質問に、ふわり、笑う。 まだ会えては居ないが、いずれ会えると信じている、と。 そんな意味を含んだ笑み。]
壁……そうですか? ……そうかもしれませんね。
[壁を作り。 ツェツィーリヤはは、もう二度と あのような思いを、したくなかったのだから。]
(+38) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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[振り上げられた鉤爪は、肩を捕えて上半身を裂く。>>35 以前受けた傷と重なって、血が噴き出し、身体が跳ね飛ばされた。 氷蜥蜴が距離感を測り損ねたせいか、致命傷には至らなかったけれど。]
[身体を起こす反動のままに、尾をめがけて、胴をめがけて、円月輪を振るう。 その動きは、頭部は避ける様。]
(37) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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/* コリーンさんのこの想いが、どこに帰結するのかドキドキしています。 そしてソフィアさん! せっかくだから、来れたらカモンッ!!
(-48) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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[その身を引き千切る様にして蜥蜴は進む。 振り上げた鉤爪は手応えを感じても、魔法使いはまだ生きていた。
生贄魔法の発動時間が終われば、解放されれば まだ勝機があるかもしれなかった。
だが魔法使いの問い>>36に一瞬動きが止まる]
(38) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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願い、ネガイ、ねがい。
[俺が『聖杯』に奉げた願いは]
俺の命を引き換えにしても。
(*4) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
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ヲ前に、生きてイテ欲しカッタ……。
[不意に重なった女。 黒い髪、黒い肌。 何一つ、目の前の女とは似ていないのに。 重なった女に俺は微笑んで。
円月輪の前に、自ら頭を差し出した]
(39) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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[−例え出会ったばかりとはいえ、少なからず言葉を交わした。
正体を暴かれる身となっても、 戦友を手に掛ける事になっても、自分は孤独ではなかった。
だから。 彼が何と言おうが、 自分にとって彼は、‘他人’ではない。
間近に届く彼の苦痛の声を遮らず。
茨の鉄線に、円月輪に、 その身が深く傷付けられても尚、コリーンに立ち向かおうとする氷蜥蜴の姿をじっと見つめる。**]
(+39) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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フラ…シス……。
[最後に呼んだのは忘れていた筈の女の名前**]
(*5) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/22(Sat) 02時頃
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/* これ、カオス編成でも良かったんじゃないかなって
私、救済してたら 音を代償にするつもりではいたんですけどねー 死ぬ気満々だな!!!
(-49) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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だめぇぇえええッッ!!!
[その言葉に対して、何かを思う間も、無かった。 自身が投げた円月輪めがけて、その軌道を逸らす様に投げたのは、もう一つの供物。『五鈴鏡』。]
[力の解放は間に合わないから、軌道を逸らすだけの、それ。]
(40) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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[目の前で逸れる円月輪>>40
それを掴もうと伸ばした手にはもう鉤爪も、 凍気纏う鱗もなかった。
茨から解放された体は引き裂かれ、貫通し、ボロボロだった。 だがやらなければならない。
『生贄』になる前に『死』を。
掴んだ刃で自らを終わらせる力はもう無かった。 だから…それを喉元にあてて、支える事の出来なくなった 体を重力に引かれるままに倒れ込んだ**]
(41) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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……皆さんにも、そういうものがあったのでしょうか?
[ツェツィーリヤは小さく呟いた。
何かを失ったこと。 再び会いたいと思った存在。
魔法使いを長く続ければ続ける程、 失うモノは多くなる。 それは、きっと 魔法使いの悲しい宿命。]
(+40) 2013/06/22(Sat) 02時頃
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