239 名探偵の館
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ああああぁ! 間に合わない! なんで今日に限って予約忘れるかなあ!
おいおい……《魔法少女に俺はなる》の最終回に間に合わないなんて……そんなことはあってはいけないのに……こんなことなら俳優になんかなるんじゃなかった……。
[シメオンは俳優だった。 元々はアニメの声優を目指していたはずが、なぜか俳優としてスカウトされてしまい、しかも売れない日々が続いた。 しかし、そんな彼は天職……というよりも、天職に近い役を見つけた。 『名探偵』役を演じる時だけ、彼はまるで本物の名探偵のように振る舞い、そこに名探偵がいるかのような錯覚を人に抱かせた]
(82) 2015/10/25(Sun) 19時半頃
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『名探偵俳優、シメオン』
[いつの日か彼はそんな二つ名を抱え、最初はからかわれているように感じていた彼も、次第に受け入れるようになっていった。 日に日に、『名探偵』という呼び名がしっくりと来るように。高価な服を着こなすように、彼は『名探偵』になっていった。 もちろん、画面の中の話だが]
(83) 2015/10/25(Sun) 19時半頃
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な、なんとかセーフ! あれを見ればもう思い残すことは……ん?
[徐々に売れ始めた彼の身にはそぐわない、安物のアパートの郵便受け。そこには見慣れない一通の封筒があった]
……招待状? 名探偵の館、ね。
なかなか洒落が効いてることだけど、誰がこんな……っと、それどころじゃない! 今は魔法少女だ!
[彼は急ぎ足で部屋に入り、画面を食い入るように見つめ始めた。 ……その封筒を、しっかりと抱えて]
(84) 2015/10/25(Sun) 19時半頃
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─食堂─
はい。アーサー。ご飯だよー。 ちょっとだけだね。 あとでみんな一緒に晩餐だって言ってたから。
[猫の絵が描かれたフランス語の缶詰を開け、少しだけ皿に載せる。 そして自分用に2枚の食パンとピーナツバターとジャムでサンドイッチを作る。 手を動かしながら、ピーナツバターとジャムのメーカーが自分が好きなものであることに気付く。
(これ、結構マイナーだと思うんだけどな。 招待主と趣味が合うのか、わざわざ用意してくれてるのか。 うーん。ラッキーって思っておこうかな)
考えると不味くなる。 最後の一切れを口に収めると、パンくずを払う]
(85) 2015/10/25(Sun) 19時半頃
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──某国、PM8:19──
[閃光。耳を劈くようなブレーキ音と、光の塊が自分の真横を横切っていく。 咄嗟に身を竦めると──路地の壁に、乗用車の頭が突っ込み、煙を上げていた。曲がり角から飛び出してきた自分を避けようとして激突したのだ。]
……嘘だろ……。
[呆然と呟く。ゆっくりと近付いていくとうめき声が聞こえた。運転手共々、生きてはいるようで、ほっと息を吐く。 自分に被害はなかったのだ、車に乗っている人物がどうなろうと構わないのだが死なれてしまってはいささか寝覚めが悪い。 助手席側の破れた窓から、突き出した腕がぶら下がっている。上等な黒いスーツの袖から覗く白い指。それが挟んでいた紙が、ひらりと地面に落ちる。]
(86) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[思わず拾い上げる。紙は思っていたよりも厚く、仄かに香の匂いがした。]
招待状……名、探偵の……館……?
[眉を顰めた。書き出しは『名探偵様へ』だ。 その名探偵を、名探偵の館に招待したい、指定した場所に迎えの者をやる、と書かれていた。地名と番地にはどことなく見覚えがあった。この近くなのではないか、そう思った。
しかし――微かに後方で怒号が聞こえる。聞き慣れない外国の言葉だが「待て」だとか「殺してやる」だとか、あるいはもっと口に出せないような罵声を挙げているに違いないのだ。]
……ッやばい、逃げないと……!
(87) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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メルヤきたwwwww
(-24) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[背後でクラクションが鳴った。振り向くと、音もなく時代錯誤なデザインの車が留まっていて、後部座席のドアが開いていた。
怒号が近付いてくる。荒々しい足音が迫ってくる。痛いのはもういやだな。壁に激突するのは、まぁ、かなり痛かっただろうな。ごめんね。そう逡巡して、]
し、招待状、持ってます……あります! ……私、メルヤ──メルヤ、です!
[車の後部座席に転がり込むようにして乗り込んだ。招待状の宛先に書かれていた、性別も、国籍もよく分からない名前を名乗った。名探偵の名前を。 顔のうかがい知れぬ運転手が少し笑った気がした。]
(88) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/10/25(Sun) 20時半頃
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もはや何でもありだな名探偵www 楽しくなって参りました
(-25) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[車のシートに身体を埋めると、走行する振動が心地よく伝わり、徐々に意識が溶暗し──館の前で車が留まり、目を覚ました。自分が降りると、車は再びどこぞへと走り出して行った。]
……こ、ここが、名探偵の館?
[見上げる。巨大だ。]
(89) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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ふむ
(-26) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[館同様、大きな扉の前に立ち、ドアを開こうと取っ手に手を伸ばして──震えてきた。 よく考えたら、いや、よく考えなくても自分は名探偵などではないではないか。もし、館を訪れている名探偵と小気味よい会話など交わすことになったらどうすれば良いのだ。]
し、趣味は尾行で……特技はええと……盗聴……?
[シミュレートしてみた。これは名探偵っぽいか、どうだ、いけるか。己との対話が続く。 扉を開こうと伸ばした手のひらにじわりと汗が滲んできた。]
(90) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[雌豚探偵……もとい、“御令嬢探偵”オーレリアに連れられ、奈々緒もキッチンへやってきた。 そこには既に顔を合わせた者もいれば、この場で初めて目にする名探偵もいただろう]
キッチンも立派なもんだな。 どれどれ、冷蔵庫の中身はっと……。
アップルパイ、は流石にないよね。 これでも食べてよ。
[赤いビニール製の包装をほどこされたお馴染みのチョコレート菓子を取り出して食べ始めた。 さすがに一袋まるまる食べるつもりはないので、欲しがる人がいれば分け与えるつもりだ]
(91) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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[尾行も盗聴も嘘ではない。趣味でも特技でもないことを除けば。 いけるいける、やれるって。……本当に?
名探偵について詳しく知らなかった己の人生が悔やまれた。 もし、自分がそうでないとばれたら、追い出されるだろうか。そもそも、この扉をくぐることができるのだろうか。名探偵センサーとかがついていたら、一発でアウトなのではないか。 唇が渇く。ぺろりと舌で舐めた。]
私は名探偵、私は名探偵、私は名探偵、私は名探偵……!
[自己暗示も得意だ。これはなかなか名探偵っぽいのではないか。無論、「それで自分を励ますのが得意です」という意味だが。よし、と取っ手を掴んだ。 重い扉を開く。後は野となれ山となれ。私は名探偵。]
(92) 2015/10/25(Sun) 20時半頃
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……しっかし、期待通りっていうか、予想の斜め上っていうか。 どーにもこーにも名探偵ってのは一筋縄じゃいかない連中ばっかりみたいね。
[もぐもぐとキッ○カットを頬張りながら、ひとりごちて]
ま、あんなメールに釣られてやってくるあたしも人様のこた言えないか。 この館で何が始まるのか知らないけど、せいぜい楽しませてもらうとしましょう。
(93) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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みんなの入村文がどれもこれも面白すぎて既にいっぱい笑わせてもらったわ。
(-27) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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あと一時間ほどで入村を締め切ります。
皆様、開始前にあらためて役職希望の確認をお願いいたします。
(入村締め切り後も、退村後の再入村は可能です)
(#2) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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皆様、まもなくお食事の準備が整います。
一階エントランス左手の食堂にお集まりください。
(94) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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セレストは、アナウンスをした。その声は何故か館内のどこにいても聞こえただろう。
2015/10/25(Sun) 21時頃
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おねえさんも一筋縄では行かないの? さすが名探偵。
[>>93 赤いチョコレートを食べるナナオにひとなつっこい笑顔で挨拶をする]
ごちそうさまでした……っと。 そういえば、探偵を集めて何をするんだろう。 知ってる?
[その場に居る人に、今さらな疑問をぽつり。 両親が居ない間のご飯準備しなくていいなんてラッキーくらいのノリで参加してる。 家ではないけれど、留守番状態であること──事件が起きるであろうことは、今までの人生経験からして明白だ。 "事件が起きる"だなんて、"普通の事"で今さら驚かない。 事件は誰かが解決してくれたら楽だなぁというエコ思想だ]
晩餐の時に教えてもらえるかなー?
[そんな訳で、答えを待たず、もう一度トランクに手を掛けたところでアナウンス>>94]
(95) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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……ふぇ。 荷物置いてこようと思ったんだけど。 一階エントランス左手の食堂。
[場所を復唱して、トランクに手を掛ける]
ぼく、部屋に荷物置いてから行きますね。
(96) 2015/10/25(Sun) 21時頃
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/* 名探偵俳優になりすまし……! 後半の濃さがうらやましい。格好いいな、推理楽しそう。 やっぱり筋肉探偵にしとくんだった。
ところで皆さんいま一丸となっているんでしょうか。 あれ場所が分からないんだけど……ってなってる。
アーサーについていく←僕とオーレリアさん オーレリアさんと一緒←ナナオさん キルロイさんはどうしてるのかなぁとか思いつつ、ちょっと離席しよう。
(-28) 2015/10/25(Sun) 21時半頃
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ただいまをもちまして、新規の入村を締め切らせていただきました。
お集まりいただいた皆様にお礼を申し上げます。
村は明朝7:30に開始します。
更新は48時間単位としていますが、コミット等については参加者の皆さんにお任せします。
初日は食堂での会食をお楽しみください。
一通り顔合わせが済んだ頃に、第一の事件が起こることでしょう。
その後、こちらから再び進行についてのアナウンスをさせていただきます。
それでは名探偵の皆様、よろしくお願いいたします。
(#3) 2015/10/25(Sun) 22時頃
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『ああ。』
[所長と呼ばれて返事をしつつ。 ふむ、本当に詳しいなと男はそれ以上返事をしなかった。 それには理由がある。]
――食堂――
naa
[と猫は鳴き、与えられた餌を食べ始めた。]
(97) 2015/10/25(Sun) 22時半頃
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――比良田探偵事務所――
『さて、僕もお楽しみお食事タイムだ。』
[そう言って、戸棚を漁る。 ドデカップ麺、醤油味である。米も炊いてある。 お湯も勿論沸かしてある。後はお湯を入れて時を待つだけである。 そう、飯を用意していたのだ。]
『人狼館、名探偵の館ねぇ。』
[お湯の温度、そして量にはちょっと煩い男である。 何より、お湯の量だ。量に関しては味が変わってしまう。 何度も何度も繰り返した結果、ベストな時間、ベストな量を編み出している。全く古今のインスタント業界のレベルの高さときたら、馬鹿にしたもんじゃあないと――(割愛。)]
(98) 2015/10/25(Sun) 22時半頃
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[扉を開けてくぐる──何も、起こらない。当然だ。何の変哲もない扉だ。しかし、何故だか迎え入れられた気がした。その資格を得たような。 あるいは、名探偵センサーとは己を奮起させる気持ちのことだったのか、果たして。]
食堂……あっち、かな。
[アナウンスが耳に届く。館に人がいればそこに集うであろう、全員でなくとも、幾人かは。自然とそちらに足が向かった。]
(99) 2015/10/25(Sun) 23時頃
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こんにちは。 おねえさんも名探偵?
[トランクを引っぱり移動中、こちらに向かう人物が見えた。 にこっと笑い、挨拶と自己紹介をする。 名探偵らしさというのがどんなものかは知らないので、疑うことも無い]
また晩餐の時に。
[ぺこりとお辞儀をして、客室があるフロアへと向かった]
(100) 2015/10/25(Sun) 23時頃
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/* ちゃっかり挨拶をしつつ。 メルヤさんは女子なんだろうか。分からないw
初日(7:30)から晩餐か……。 今夜は客室で荷ほどきして終わりでいいかなぁ。
>>97 所長 どんな理由!? えっ。
(-29) 2015/10/25(Sun) 23時頃
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あ、こ、こんにちは。
[向かいからやって来る少年に会釈をする。礼儀正しい子だと思った。 この子も、ここにいるということは、招待状によって招かれた名探偵なのだろうか。十五にも満たないであろう、彼も?]
そ……そう、だよ。うん、そう、私も……名探偵。
[「め」の辺りでやけに唇が粘ついたような気がした。名探偵を自称するのはなかなかハードルが高い。すれ違うジョージに手を振り見送る。]
(101) 2015/10/25(Sun) 23時半頃
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