182 【身内】白粉花の村
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/* でめたん;;;;でめたん;;;; くらげちゃんとねねたんは花菱草に続いて白粉花でもゲロル陣営かな…
(-30) 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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/* はあでめたん天使
(-31) 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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/* どのくらい描写していいのか分からないのぜ??
(-32) 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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そうですか。
[扉へと向けられた手につまらなさそうに肩を竦め、机の葡萄をもう一粒。 柔らかなその実を喉へと通しながら、震えるその手とその声に、底知れぬ充足感が胸に広がる。 決して此方には向けられないその顔に浮かんでいるであろう表情を思い浮かべながら、漸く何時ものようにクスリと笑みを零した]
それはまた随分ですね、結構いい物を買って来たんですよ。 …林檎はもう駄目でしょうけど。
[哀願めいた声>>+24に、まさか同情心など煽られるわけも無く。立ち上がると、そのままだったナイフを軽く拭いてしまい、黒ずんだ林檎を紙皿ごとゴミ箱へと放る。
――それにしても。 "こう"までされて、まだ自分に返答を返すのか、と。何とも律儀で素直な彼に、少なからず感心を覚えながら、盛り上がったシーツに視線を向けた。 嗚呼、きっと彼は今、死を願う程に絶望しているに違いない。そしてそれでも死ぬ勇気すら持てぬ自分に…嫌悪でもしているのだろうか]
(+25) 2014/07/03(Thu) 20時頃
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…何時になったら、"同じ目に"合わせてくれるんでしょうね。
[シーツに潜る彼に顔を近付け、態とらしく呟いてやりながら。いつぞや、彼に言われた恨み言を思い出させるかのように。 そうしてそっと身体をなぞるようにシーツ越しに触れてやれば、彼はどんな反応を返しただろうか]
(+26) 2014/07/03(Thu) 20時頃
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[落ち着く気配のない呼吸を無理やり押さえつけて収めようとしながら、寄せた耳が疑問の声>>10を拾う。 そこに滲む感情は、余り聞いたことのない類のもので。何を考えているかなんて、察してやることはできない。 そしてそれは、きっと弟も同じなのだろうと。子供の割に妙に冷えた体温を感じながら思った。]
は…、……殺そうと、 …してたんじゃないのか。
[それともただ、いつものように痛めつけたいだけだったか、と。 煩い呼吸の間を縫って口にした言葉は、霞んだ思考の中に、はっきりと落ちていく。
――そうだとしたら、おまえにしては上出来だ。 こんなに心を掻き乱されるのは久しくて、酸素を巡らせようと早鐘を打つ心臓の上を、ぎゅっと抑えて握り込む。]
満足、…したなら。それでいい。 ……もう、それでいいだろ、
[これ以上会話を続けていたら、今度こそ戻れなくなってしまうと。亀裂の入りかけていた自尊心が、もう傷付けられないようにと。 思考はそればかりでいっぱいになって、震える手に力を入れて、身を引く為に目の前の身体を押す。 けれどその腕が伸び切るより前、背に回った弟の腕に、伏せていた瞳を開いた。]
(14) 2014/07/03(Thu) 20時頃
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[白衣を握りこまれるのをシャツ越しに感じて、離れかけた身体を留める。 思わず見下ろしたその顔の、無機質な蛍光灯を反射させる瞳が濡れていることに、そこで初めて気付いた。
こうして、ただ純粋に弟に縋られるのは、一体いつぶりだっただろうか。 重なって見えるのは、誰にも手を伸ばすことなく、独りで立つ幼い弟の姿で。 それを知りながら見て見ぬふりをしていたいつかの自分が、滲む思考を支配するように浮かび上がる。]
(…子供をあやすのは、苦手なんだ)
[伸ばされかけた腕を振り払って、そうしてから掴み上げて、無理やりに引き上げたのは、他でもない自分だったけれど。 背に回る腕を同じように拒絶することは、今の自分にはできなかった。]
………どうして、ほしいんだよ、おまえは。
[懇願するような色を含んで、震える声を絞り出す。 目に映るのが、今の弟なのか、いつかの幼い子供なのか、それすらも区別がつかないまま。 一歩踏み出すと、成長の遅いその手を取って、再び自らの首へ導いた。
――おまえの望むことなら、なんだって叶えてやりたい、と。 湿った呼気とともに至近距離で落とした先の復唱が、弟に届くかは理解らないけれど。]
(15) 2014/07/03(Thu) 20時半頃
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/* 嘔吐 処置 で検索したら坐薬とかでてきてこのやろうってなってる
(-33) 2014/07/03(Thu) 20時半頃
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/* 純粋に縋られるのが久しぶり>>純粋じゃないときには縋られたことあるんですかねえ;;;;とかかんがえるわたしを;;;;吊ってくれ;;;;;;
(-34) 2014/07/03(Thu) 20時半頃
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[部屋を出る前に投げ掛けられた、再会を示唆する言葉>>4:47を思い出して、薄く笑む。誰がここを出ようと関係ないと思っていたけれど、また会いたいという気持ちは、確かに心の中に生まれてしまった。 果たして自分の命はあとどれくらいなのだろう。ーーもしかしたら、自分の所にも転院の知らせが、届いてるのかもしれない。 そんなことも頭に過ったけれど、なかった時の絶望に、耐えれる気はしなかったから。無闇に希望を持つのは、良くないんだ。
不意に窓の向こうを眺めれば、綺麗に咲き誇っている筈の紫陽花が、毒々しく、只管に忌々しい自らの奇花に重なってしまって。]
(ほんと、気持ち悪い。)
[すぐに視線を逸らして、陰鬱とした気持ちを振り払うように首を振る。このまま部屋に閉じこもれば、また妙な思考に取り憑かれてしまうだろう。 食堂ならば、誰かしらいるだろうか。考えていればお腹も減ってきたような気がして、そのままの足で食堂へ向かった。]
(16) 2014/07/03(Thu) 20時半頃
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[食堂への扉を開けば。真っ先に耳に届いたそれは、苦しげに嘔吐く、デメテルの声>>13で。]
ーーーっ!デメテル!!!
[考えるよりも先に、身体は動いて。小さな身体を激しく揺らし、咳き込むデメテルのもとへ辿り着けば、丸まった背中をさするように手を動す。 どうしてこんな状況になったのかとか、ローズマリーの具合の様子とか、そんなことも考える暇もなく、頭はデメテルを早く楽にさせることでいっぱいで。 ーーこの少女に何かあったら、自分はどうかしてしまう。]
吐きたいだけ吐いて、ゆっくり、落ち着いてデメテル
[一番混乱しているのは自分かもしれないけれど、言葉上は取り繕って、声を掛けた。 嘔吐の処置法なんてほとんど分からないし、不安気な表情は隠しきれないとは思うけれど。]
(17) 2014/07/03(Thu) 20時半頃
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[体を這う手の感触に、シーツ越しだというのにぞわりと皮膚が粟立つ。咄嗟に嘔吐きそうになる胃を、喉を押さえて、耐える様に強く目を瞑った。 は、と。短い息を何度も吐き出して、込み上げてくるものをやり過ごす。いっそ吐いてしまおうかとも思うが……少なくとも彼の前でだけは、もう惨めな姿を晒したくはなかった]
さ、わるな、
[彼の問いには答えずに、何度も繰り返した言葉を再び口にする。……それが果たされた事は一度も無いと、分かっているのに。
随分遅れて振り払おうと動いたその手には、どうにも力が入らなくて。彼の手に辿り着く前にシーツにぱたりと落ちた。 握り締めた右手は、例の如く傷が開いて血が滲んでいる]
さわら、ないでくれ。 ――もう、嫌だ。
[この言葉も、いつだか彼に向けて言った気がするけれど。あの時とはもう随分と違ってきてしまっていた。
シーツの下、顔を覆って。涙と、汗と。その下にある歪んだ顔につくづく嫌気が差す。 ……嗚呼、こんな事なら]
(+27) 2014/07/03(Thu) 21時頃
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治らなくて良かった、のに、
[呆然と落とした言葉は、彼にどう届くのだろうか。 ――そんな事、ディーンにとってはどうでも良い事だったけれど]
(+28) 2014/07/03(Thu) 21時頃
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それじゃあ、わたしもパフェにしようかなぁ……。
[甘いものには目がないんだよねぇ、と頬を掻きながら問いに答える。少女をちらり、と見下ろして見ると以前のように怯えた様子はなくて病状が良くなっているのか、と心から嬉しく思う。]
わぁぁ、なにこれっ……すごい、すごい!
[転院前の病院にはなかったサンプルが飾られたショーケースをキラキラとした目で食い入るように見つめると子供のようにはしゃいで。]
朝顔ちゃんは何か頼む? 一緒に注文するよー?
[食堂へ入るとまわりを見渡してから少女に問う。食堂行く予定だったようだし何か注文するのだろうと考えたのだが、彼女はどうするだろうか。]
(+29) 2014/07/03(Thu) 22時頃
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[触れた手から伝わる小刻みな呼吸>>+27。短く浅い息を吐き、何かに耐えるように小さく震えるその身体に、まるで子供をあやすように触れながら。 嗚呼、何と惨めで傷ましい事か。屈辱に震え、恐怖に怯え、嫌悪に嘔吐きながらも、尚。この手を振り払う事すらも出来ないだなんて]
何が嫌なんですか。 あんなに焦がれていた物を手に入れて、命の危険も取り払われたのに。
[いつか聞いたものと同じ言葉。 己のの行く先に絶望し、か細く吐かれたあの言葉と同じ言葉を、あの時とはまた違う心境で吐くと言うのか。 その顔はもう、動くではないか。 その命はもう、病に侵されてはいないではないか。 ならば何故、その言葉を吐くと言うのだろう]
……………、
[ピクリ、と。呆然と吐かれた続く一言>>+28に、触れる手が止まる。 ――そして目を見開き、嗤う。あれ程までに焦がれていた物を、自ら拒絶するだなんて。
そうして呟かれた声に微かな嗚咽の響きを見れば、深く被られたシーツを剥ぎ取りその顔を掴み取る。 身体を乗り出し手に力を込め、余程の抵抗が無い限りは汗と涙で濡れて歪むその顔を、無理やり此方に向けただろう]
(+30) 2014/07/03(Thu) 22時頃
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…なら、今度こそ。 その皮を剥いであげましょうか。
[僅かに高揚したような呟きは、彼にどう届いただろうか。 すぐにまた"――冗談ですよ"と呟いたとしても、彼にその言葉が届いたかどうか。
――医者は気付いているのだろうか。 自分が今、恍惚としてそれでいて――まるで慈しむように、その泣き顔を見下ろしていることを]
(+31) 2014/07/03(Thu) 22時頃
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っっ、、ね、ネっゔ… ごめ、ごめんなざ、あ"っげっえぇ"…ッ
[内容物が逆流する苦しさに生理的な涙がぼろぼろととめどなく溢れる。 胃液と混じった吐瀉物はえぐみを感じ、それが彼女の吐き気をより増幅させて。 先ほどまで頭の中に浮かんでいたネルがいつの間にか近くにいて、名前を呼んでくれて、背中をさすられて>>17。 生きている事やネルがまだいる安心や、死へと抗うことの不安や、 床を汚してしまって、食事前のローズマリー>>11に酷い場面を見せてしまって、罪悪感でいっぱいで。
息も絶え絶えに謝るけど、それもまた逆流したモノに身体の中から口を塞がれて。]
げ、ごほっ、あ"っ、げっほ…っ、あ、ああぁっ…
[苦しさに咳き込みながら、必死に彼女は戻して、謝って、咽び泣いた。]
(18) 2014/07/03(Thu) 22時頃
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――…そーだよ。
[殺そうとしてた。でも出来なかった。 自分から手を伸ばしたくせに、それを成し遂げられなかった兄を、一度は馬鹿にすらしたのに。結局自分も同じなのか。
力無い肯定を落として、何処を見てるのかも分からない視界の中で、離れようとする相手の姿>>14を捉える。 押される身体は抵抗もなく後方に傾いだけれど、兄の背に伸ばした腕の動きは止めなかった。]
[振り払われる事も無く、握り込んだ手の中で白衣特有のあまり柔らかさを感じさせない布が、くしゃりと形を歪める。 自分は何度だって伸ばされた腕を払いのけてきたのに、そうされなかった事に何処かでほっとした。]
…置いてかないでよ、
[考える前に漏らした言葉に、感情がついてこないから、やけに単調な声になった。殺してくれと、先刻縋った時のそれと、少し似てはいるかもしれないけど。 どうしてほしいのかなんて問い掛け>>15に応えたようで、そうでないような。
取られた手は、離したばかりの首筋にまた触れて。 既に赤藍い痕を作りつつあるその箇所を視界に留めて。 血の流れの感覚を掌に受けながら、再び指先に力を篭めようとはしないでいる。]
(19) 2014/07/03(Thu) 22時半頃
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/* はずかしのう(しのう)
(-35) 2014/07/03(Thu) 22時半頃
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――う、あ……!
[止められた手に、ああやっと帰る気になったのかなんて、見当違いの事を考えて。だから身を守る様に纏ったシーツが剥がされれば、抵抗の間も無く彼の眼前に晒される。
無理矢理顔を向けられて、険しく顔を顰めた。拭う間の無かった涙がぼろぼろと流れ、彼の手を伝う。
きもちわるい。 触るな、と。もう一度震える喉で繰り返して。今にも迫上ってきそうな内容物を遮る様に必死に喉を押さえて、嗚咽めいた悲鳴をあげた。 何度無駄な事を繰り返すのかと、自分でも思うけれど、言葉を重ねる以外に出来る事なんて無い。全てが全て彼に支配されている様な気すらして、惨めで堪らなかった]
……いや、だ。
[喉に当てていた手を、彼の腕に持っていく。 どうにか服を掴んで、引き剥がす様に力を入れるけれど、恐らく意味は無かっただろう。常でも抗えない力の差に、憔悴しきった今抗えるとも思えない]
(+32) 2014/07/03(Thu) 23時頃
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もう……痛いのは、いやだ。
[懇願する様に言葉を落とせば、ひ、と。喉が鳴った。 高揚した彼の声音と、いつもとは違うその表情が、酷く恐ろしい。これなら未だ、あの胡散臭い笑顔の方がマシだ。
溢れる涙も、引き攣る喉も自分の力ではどうにも出来ない。彼が居る手前落ち着く事も出来なければ、ただただ泣きじゃくるだけになる。 ――今はもう、情けないと思う余裕すら無くなっていて。込み上げる嫌悪感と恐怖に飲まれる様に震えていた]
(+33) 2014/07/03(Thu) 23時頃
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/* アカンもうよわよわ……アカン……
(-36) 2014/07/03(Thu) 23時頃
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[己の喉を抑える様>>+32に、ボロボロと零れる涙に。そしてそれが指の間を伝う感触にす、と目を細め。 嫌だ、触るなと力無く繰り返す彼はまるで、追い詰められた鼠のようではないか。 此方の行動一つ一つに翻弄されるその様は、実に愉快で堪らない]
…痛いのは嫌いですか。
[袖へと添えられた手を取ると、するりと触れた後にシーツへと落とし。ついに泣きじゃくり出した彼を見下ろし、小さく笑う]
(+34) 2014/07/03(Thu) 23時半頃
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[――最初は、ただの興味だった。 己を見せる事を嫌う自分と、己を見せる事の出来ない病を嫌悪する彼と。 この仮初めの不完全な笑顔を羨む彼は、それは何とも惨めで滑稽で、そして何よりも自分の優越感を煽ってくれたから。
彼の退院を知った時。胸に渦巻いたのは紛れもない"嫉妬"。 自分へと漏らした、か細いあの絶望の声はどれほど甘美に自分の心を擽っただろうか。 それなのに彼はその絶望を無きものにしようと、胸に希望を抱いているだなんて。
存外素直な彼の事だ、きっとその冷たく氷った顔が溶ければ、躊躇いも無く己の内を晒すのだろう――晒してしまうのだろう。 それが、その素直さが。歪んだ自分には何とも妬ましく、そして許し難かった。 素直に内面を吐露したとしても、きっと何も失わないであろう彼に――そう、羨望に似た思いを抱いていた事は、終ぞ認める事は無かったけれど]
(+35) 2014/07/03(Thu) 23時半頃
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[しかし、まさか。先程まで見下していた相手を妬むだなんて。そんな事を、自分のプライドは許さない。 ――ならば、いっそ。 彼が苦難の末にようやく得た、その希望を塗り潰してやれば良いと。笑みを浮かべる度に、自分に与えられた恐怖と痛みを思い出させてやれば良いと。 そうして彼が自ら切り裂いた傷を、この手で更に深く抉ってやったと言うのに。
思い出せば良い。笑う度に、泣く度に。焦がれてやまなかったその表情を浮かべる度に。 恐怖で、痛みで、絶望で。 この自分に縛られてその生を終えれば良い。
――縛られているのはむしろ自分の方なのだと、最後までそれに気付く事はなく]
…………、
["泣かないでくださいよ"、なんて。 そんな優しい言葉を、精々態とらしく、さも心配しているかのように、かけてやるべきなのかもしれないけれど。 尚も震えるその頭を、不気味なくらいに優しい手つきで抱き寄せて。あやすように髪を梳いてやれば、彼は一体どんな反応を返しただろうか。 ――しかし、その口から出た言葉は]
(+36) 2014/07/03(Thu) 23時半頃
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………もっと泣けばいい。
[ポツリ。零した言葉は、果たして彼へと届いただろうか。過去に一度だけ零したものと同じ"本音"を、彼は一体どう受け取っただろう。
そうして今宵もまた、その傷へと手を伸ばすのだろうか。癒えかけたのならば、また抉ってやろう、決して忘れる事のないように。 お気に入りの玩具に傷を付け、自分のものだと誇示するような。そんな子供じみた事をしている自覚すらも持たずに。
その瞳にこの姿を写しているその間だけは。その間だけは、ざわつくこの胸の内が何とも穏やかなものになってくれるから。 ――例えその瞳が、恐怖に怯え、嫌悪に染まり、昏く冷たく青ざめていようとも]
(+37) 2014/07/03(Thu) 23時半頃
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[ショーケースを食い入るように見つめる姿>>+29に、大人でもこんなふうに喜ぶんだな。なんて新しい発見をしたような気持ちになる。
実際目の前の少女は、見た目だけでは『大人』とは言い難い姿だったけれど、朝顔の目には自分よりは大人に見えるから。]
ねっ。おいしそーなのいっぱいだよね。 キラキラのおねーちゃんもパフェにするの? あさがお、さっきイチゴのやつたべたんだよ。
[ショーケースに陳列された、苺パフェのサンプルを指差す。 こうやって話してその味を思い出せば、もう一度食べたくなってしまったけれど、苺パフェばっかり食べて他のが試せないのも勿体無い気がして。]
んとね、あさがおはプリンにするー。
[つい、と視線を動かせばパフェの隣、可愛らしいガラスのお皿に盛られたプリンのサンプル。 果物や生クリームで飾られたそれは、パフェとはまた違った魅力があって、目が自然と惹きつけられる。]
(+38) 2014/07/04(Fri) 00時頃
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[食堂の入り口から中を覗き込めば、 カウンターには優しそうなおばちゃんの姿。 あの人は、さっきディーンと来た時にもいた人だ。そう思うと余計に嬉しくなってしまう。]
いっしょにちゅーもんしにいこっ!
[何を頼むのかは決まった。 宝石箱のような、可愛らしいプリンアラモードの姿を思い浮かべれば、はしゃいだ声をあげ、レティーシャの手を引っ張るように歩いていく。
もちろん、彼女がもうちょっとショーケースを見ていたいようならば、足を止めるけれども。 このまま注文しても平気なようならば、カウンターにむけて元気良く注文を行うだろう。 お手伝いは大好きなのだから。]
(+39) 2014/07/04(Fri) 00時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/07/04(Fri) 00時頃
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[突如嘔吐を始めた>>13少女に驚くとがたり と勢い良く立ち上がる。 倒れる椅子、大声で泣きじゃくる少女、嘔吐、そしていきなり現れた>>17彼の姿。先程まで長閑に食事をしていた風景とは打って変わり、まるで阿鼻叫喚である。]
…ごめんなさい!
[少女に駆け寄る彼の形相を見ては、居た堪れない気分になる。自分が何かしてしまったのではないかという恐怖が体を支配して、気付いた時には彼女は逃げる様に駆け出していた]
(20) 2014/07/04(Fri) 00時頃
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/* この女最低だな…
(-37) 2014/07/04(Fri) 00時頃
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