52 薔薇恋獄
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……傷、だらけ?
俺が見たのは、傷なんてなかった。無表情ですっごく怖かった、けど。
[なんだろ、バージョンが違うのかな、とか。やや突拍子もないことを言い出して]
…………。そっか。
[ずっと最上といた] [……そうなるとわかっていて部屋を出たのは自分なのに。なんでこんな、些細な一言が苦しいのだろう]
(36) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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……もしかして、日向の同僚?
[喉が掠れて、うまく声が出せない。 当たり前か。雨の中、2度も力尽きるまで外でうろうろしていたのだから。 普段の自己管理はしっかりしているとはいえ、風邪のひとつやふたつ、ひいても仕方が無い]
『ここでの すべての おせわを。 どうか ごゆるりと おまちください』
[お待ち下さい? 妙な言葉だと思ったけれど、問い返すために喉を振り絞る気力が、眠気と共に消えていき]
…… 日向。 まってる、から。
[呟いたのは、どちらの名か。 拭われる優しさに誘われるまま、また目蓋を閉じた*]
(+5) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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消えた人っていうのは、ですね……。
[最上に、同じ説明を繰り返す。 雷、停電、そして薔薇の香……]
そういうわけで、けして、単独行動はしないように。 できれば今夜は、3人一緒に……。
……野久君? 何言ってるんですか、あなたはついさっきまで気を失っていたんですよ? ダメですよ、まだ寝ていなくては。
[笑う野久に、言い返す]
大丈夫、私は消えたりなんかしません。 ……それに、私にもしものことがあっても……。
[自分がいなくなっても、鳴瀬がいる。 そう言いかけて、首を振って止めた。 これ以上彼に負担をかけてどうするのだ、と]
(37) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[ゆっきーとてっつんが]
消えた、のか。
[さっきの前に停電があったのは、たしかそう。部屋で野久と居た時で。直後に織部が来たからそれどころじゃなかった時]
あのおんな。確かめるような、探してるような感じでこっち来なかったか。
[追いかけて、手を伸ばされたことをそう解釈して]
顔、めっちゃ怖かったぞ。DVされた系?フルボッコされてたもんよ。
(38) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[額を押し当てた場所は胸部。鼓動が聞えるようで、更に顔を埋めるように引き寄せた。 背を叩かれ、少しずつ握る手が緩んでいく]
…ん、行く 中庭に
…おう、手伝え
[身を離すと、パーカーの袖口で顔を拭った]
あ、でもその前にバスタオル、な 俺も濡れてる…
(39) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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うん、ともかく、戻るぞ。
[甲斐の珀への叫び、耀の放心した様子に、苦々しく眉を寄せながらも、 強くなる雨に、言葉を吐き出した。]
耀を運ばないと…。
[ちらと甲斐をそこで見るが、甲斐の手は耀には伸びない。それが、また、眉を寄せる原因となったけど…。]
耀、立とうか?
[そして、耀に声をかける。 反応がなくても、立ち上がらせようと試みる。]
(40) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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/* 今更だけど、預言者って夕輝だよね? 俺、ひなたんに恨まれてねえかなあ。
(-30) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[うん、と哲人に頷いて、ゆっくりとベッドから下りた。 それから、彼の手にそっと片手を差し出して。
そして、廊下への扉を開けると――知らない人がいた。]
えっ
[待ち伏せのようにも見えて、ぎょっとした。 もしかしたら、一度呼んでからずっとここで待っていたのかもしれない。]
あ……えっと、すみま、せん。 おどろいて、しまって。
[召使然とした人――といっても召使さんは雇ったことなかったから、実際どうなのかは良く解らないけれど――はただ、大広間で夕食の用意ができている旨を述べて、案内するように歩き始めた。 まるで自分たちを客人のように扱っているような感じを受けた。]
(+6) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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オバケ?なのにバージョン違いって、なんだろ。
別のが、二人いるってことか? でもそうしたら話と違うんだよな?
[バスの中で聞いた話、少し前にすり合わせを行っていた話。 確認するように織部へ視線を流して]
(41) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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―― 自室前 ――
……石神井君。蓮端君。
[消えた人の名を聞いた。眉をひそめる。 結局仲直りはしきれたんだろうかと、ふと思った]
………じゃあ、俺と、先生。 先生、自分で行かなきゃ気がすまないんじゃないかと。
道さんはだめ。無理しないで欲しい。 単独行動禁止なら、俺が先生と。
[そう提案して、ふっと周囲の話に何かを思い出した。 違和感の正体]
……最上。それだ。DV。
変。めしつかいさん。森に消えたっていってた。 なのに、あの幽霊、ぼこぼこだった。
(42) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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……テツ。 今の人、見た覚え、ある?
[彼にだけ聞こえるように、囁いた。 自分でもいつだったか、屋敷のお手伝いさんの姿は見かけた覚えがあったのだが、その人物とは別人に見えたのだった。]
(+7) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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……。
[むう、と唇を尖らせる]
俺だってこの状況で寝てらんないんだけどなあ。 だから行くよ。行く。やばそうだったら部屋戻って寝るから。大丈夫。
…………。
……どう、だったっけ。
風呂場で、らんらんが叫んで。なんだって思って振り返ったらもう首もとに手があって……。
[だから、どういう感じ、というのはわからない、と]
……でも、顔は普通だった。フルボッコなんてされてなかった。 …………あれ、実は幽霊一人じゃなくて二人いますよ系?
[とても嫌そうな顔をした]
(43) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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…………。
[動かない。 なにを言われても反応すらなく。 立ち上がらせようと腕でも引かれれば>>40、体から完全に力が失われているのが分かるだろう。 それでもなお、何も反応を示さない。 開かれたままの瞳は、何も映さない。 無理矢理運ぶ事でしか、その場を動く事はないだろう]
(44) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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――最上、最高。好きよ。
[とりあえず違和感の正体分かってすっきりした。 誰が行くか論には、行動した方が早いんだろう。 自分の部屋にすっと入って、荷物からがさごそタオルをいくつか引っ張り出した]
[縁側に向かっていって、外を覗く]
(45) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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/* >>42 ぼこぼこだった。 畜生織部先輩なんでこんなに可愛いの。ちくしょうちくしょう。 ランカは幼馴染’sに夢中だけど中の人的にはあっちもこっちも可愛くてげへへ。
(-31) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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野久 →織部【1】
栖津井→鳴瀬【1】
土橋 →百瀬【1】
織部 →最上【2】 ? →
珀 →甲斐【2】 ? →
鳴瀬 →土橋【2】 ? →
百瀬 →珀【4】 耀 → 浜那須→ 甲斐 → やっぱ、野久→織部じゃん ?は静谷・最上・委任先
(-32) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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……蘭香、俺は、お前に手を差し伸べる資格、あるか?
[薔薇の香りが、一気に色々を残酷に悟らせる。 苦しそうに、喘ぐように尋ねるけれど、きっと答えはない。
流石に、足を怪我している鳴瀬に1人運ばせる訳にはいかず。 のろのろと手を差し伸べる。 もし、払われたとしても、眉尻を下げてそれでも、耀を運ぼうとするだろう*]
(46) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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/* そういえばランカは、ふーまが消えた事と最後に残した言葉とどっちがショックだったん? ショック度を数値化してみよう。
消えた事:78(0..100)x1 最後の言葉:25(0..100)x1
(-33) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[最上に確認される。バージョン違いの話。 縁側に向かっていた足を止め、振り返る]
……そうだね、それも、違う。
こう、あれだ。歌舞伎のお化け、みたいに。 普通の顔と、夜叉の面、チェンジしてるんじゃない。
[バージョン違いについては、あんまり気にしてないようだった]
(47) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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――……楓馬
莫迦野郎
なんで、謝ったんだ。
謝るのは、俺の方だ。
(*1) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[織部の案に頷いて]
分かりました。 それじゃあ、私と織部君で行きましょう。
[パーカーのフードを被ると、縁側から改めて外を見る。 雨が強く、やはり良くは見えないが]
(48) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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/* 置いてかれたことのほうがショックらしい。 というかあわせたら100に結構近い数字っていうほうがびっくりだ。
(-34) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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[差し出された手を、迷わずとる。つい先程まで立場が逆だったように思えて、口角だけで笑った。]
――っ、わ、
[けれど、その笑みも扉を開けた先の人物を見て、消えた。 目を丸くして、一歩後ずさる。]
[うまく言葉を口にできないでいれば、目の前の人物は夕食の支度ができているのだと、そう恭しく告げて、先導するように歩き出す。]
行、くか?
[隣の蓮端にそう伺った。]
(+8) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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/* >DV >フルボッコ >バージョン違い
ごめん、うっかり吹いた。 言葉の選び方で雰囲気ってやっぱ変わるんだな……!
(-35) 2011/05/21(Sat) 01時頃
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えっちょっと待てよ。
[今、野久と二人きりはヒジョーに気まずい]
文せんせは後方支援でしょ、常識的に考えて。俺も行くつーか寝れるか!
つーかもう全員で行けばいいんだよ畜生。
あ?ああ、あー。 そっか、あー?
[わかったようなわからないような、イマイチすっきりはしないのだけれども]
(49) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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[返ったのは、おそらくYesだったか。追いながら、問われたなら首を振った。 知ってるやつなら驚いたりしない。知らないやつだからこそ、案内に従うかどうかまで決めあぐねたのだ。]
(+9) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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サイラスは、やっぱり頭がパーンした。
2011/05/21(Sat) 01時半頃
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――……
[>>44 耀は反応しない。だけど、そのままにはしておけない。 その小柄な身体、何とか肩に手を回して…。]
甲斐……
[>>46そんな耀にあえぐような声で問いかけをする甲斐につきり、何か痛んだ。]
手伝ってくれ。
[でも、どうしようもなく、そう甲斐に告げた。 そして、耀を二人で抱え、屋敷に戻っていく。]
――……
[そして、屋敷に辿りついたら、いるものに助けを求めるだろう。]
(50) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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[とりあえず、縁側でどこに誰がいるのか見る。 明かりを大きくして、白いタオルをばさばさ振った]
……………。
[まあ、もめてるうちに、外にいた人戻ってくるんだろう。 びしょびしょの鳴瀬たちに、はい、とタオルを渡した]
(51) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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――……文先生……みんな、 さっき、
珀が消えた。
[駆けつけてくれようとする面子が外に出る前に、玄関にはたどり着いただろう。 そして、青い顔で、そう、告げる。]
(52) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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[聞いた話を合わせる。 自分もよくわからなくなってきた。
殴られた?誰に?]
……屋敷を、追い出された。んだっけ? その時にこう、殴られたから逃げるしかなかった……とか?
ううーん、俺も話半分でしか聞いてなかったから正確な部分はさっぱり……。
――って、えっ?
[いつの間にか文と寧人が行くことになっていて]
ちょ、ちょっとタンマ、いや、全員で行こうよ全員で!
[多分、考えていることは良数と同じ。 ――ふたりきりは、気まずすぎる]
(53) 2011/05/21(Sat) 01時半頃
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