226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 20時頃
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/* あや、メルヤん飴有難う。 足りなくなりそうだったから助かったわ。
っと、吊り順よく見たら男女交互なのね。
(-16) 2015/06/05(Fri) 20時半頃
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[少し苦労しながら床に散らばる薬を全部拾い上げ、ケイト>>64の方へ顔を上げる]
俺も食堂に行くよ。 それにしても、ケイトリンは本当にきし麺が好きだなぁ。
[良かったな、なんてのんびりと呟く。 自分の方はこの腕が悪化して以降、食事はパンやおにぎりなど食べやすい物に変えてもらっている。多少周りを羨ましく思うが、これに関してはそういうものと割り切っていた。 歩きかけ、ふとヒナコが去っていた方向を見つめ、真面目な顔でケイトを振り返った]
……俺は良いんだけどさ。ケイトリンは大丈夫? [最近、具合の悪い者が多い気がする。 その筆頭ともいえる自分が言えた立場ではないが]
俺が逆に君を起こしに行くようになるなんて、嫌だぜ。 いや、もしそうなったら、行くけど。
[自分の症状は、ある意味とても分かりやすい。しかしそうでない者達も、此処には大勢いる。昨日まで元気だと思っていた友人が、朝起きたらもういなかったなんてことも何度か経験していた。 彼女の受けた告知>>62>>63は何も知らない。 知らなかった、けれど]
(65) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[強いて言うなら、彼女が薬を拾おうとしなかったことへの違和感だろうか。ただの偶然かもしれない。自分が水を頼んだせいかもしれないが]
俺が泣いてた時のこと、覚えてる? 爺ちゃんと婆ちゃんの手紙が、駄目になってた時のこと。
あのときは流石にもう本当に落ち込んでさ。 俺って何なんだろうって。 もっと辛い思いしてる奴もいっぱいいるのに、 今思えば情けないけど。
でも、ケイトリンが慰めてくれて。 泣くだけ泣いたら、ちょっと楽になったんだよ。
[的外れなことを言っていても、それはそれで良いと思った。いずれにせよ、お互いに何時何が起きても可笑しくは無いのだ]
だから本当に、感謝してるし。 困ったことがあれば助けたい。
[まあ、この腕じゃあんまり何もできないんだけどさ、と。茶化すように付け足して、笑った]
(66) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[小さな姫君が、楽しく過ごしている平和な絵本を彼は手に取った。 かなしい話は、タルトには見せない。内容を見つつ、絵本を幾つか物色した後場所を移動する。]
シーシャさんも何か読むのかい?
[振り向きもせず、館内にいるシーシャに尋ねる。]
……ユリ、辞書探してる? それならこっちにあるよ。 花の事典とかもあるんだね。 ユリは、こういうの好きかな?
[何時だっただろうか。ユリは桃の花が好きなことを口にしていた。 憶えているかは定かではない。彼は暈かした尋ね方をする。
彼女の名も、花の名前だ。気紛れに捲り、百合の花言葉を目にして本を閉じる]
(似合いすぎだよ。)
[彼には声には出さずに置いた。 どんな言葉で言えばいいか、わからなかったからだ。]
(67) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[近くに蔵書されていた様々な西洋絵画の描かれた本を見、キルロイを思い浮かべる。 今日まだ会ってない、残りのひとり。 最近では絵を描いていないようだった。
彼のスタンスは付かず離れず、同じ病院仲間を見守るかのようだ。 冷淡なのではない。
諦念と思慮ゆえに、最後の一歩は誰にも踏み込ませない。]
……――。
[突然、彼の視界がまっ赤に染まる。 皮膚の神経が刃物で突き刺さるような痛みを、覚えた。
手にしていた絵本数冊と、花の事典が床に投げ出される。膝から頽れた。 ピシリ。ピシリ。硝子がひび割れるような音が、彼の内部から聞こえる。
……い、つ。
(68) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[神経を直接抉られるような痛みに、彼は歯を食い縛って耐えた。 シーシャやユリが気遣って声を掛けたなら、だいじょうぶ、と声にしただろう。]
――大丈夫だから、近づかないで。 …医者も、呼ばなくて…いいか、ら。
[前兆はあった。 幻覚を見ることが増えたのが、彼の鱗が増える予兆だ。
背の中心から左手が、硝子が突き立てられるような痛覚が間断なく襲った。]
(69) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ
[どれぐらいそうしていただろうか。 金属質がひび割れ、切り裂かれるような音が外部に発せられるいるかは、彼は知らない。 痛みが引き、息を整える。
彼が知覚している音の数よりも多く体に鱗が生えたのを、肌が感じた。痛みの箇所からして背中にも増えただろう。
まだ包帯の巻かれていない右の手を見る。手の平から手首まで透明な鱗が突出していた。 下手な針や刃物よりも鋭い。
彼は、昔日を思い起こした。]
(70) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―変異する躰(>>0:295>>0:298)―
[僕が、この病院に入所して間もない頃だったろうか。 両親からも見放された僕は、正直行って可愛げのない少年だったろう。 鋭利な針のような刃のような、鱗状のものは人を傷つける。 物心ついた頃には胸の辺りにぽつぽつと生えていた。
記憶にある限り、親に触れられた覚えはない。不気味な視線が上から落ちる。 ファミリーネームを名乗らないのは、僕なりの小さな反発だった。
奇異なもので見られれば、それが僕の当たり前となっていた。]
[ある時だった。ヒナコの前で、右手の甲に鱗が生えたのだった。 その頃には今ほど、強い痛みは覚えなかったため顔を顰める程度だったろう。
(71) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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――『わあ、きれい……! めるやさん、きれいだねえ』
少女の澄んだ声が、耳に届く。僕には何が”綺麗”なのかわからなかった。
ヒナコの白い手が、僕の手に伸ばされる。 いけない、と思ったが声には出なかった。
じわり。ヒナコの指先から赤い雫が垂れる。 痛みでヒナコが泣いていた。僕は申しわけなくなって、涙ぐみそうになった。 謝ろうとしても声に出なかった。ごめん。その一言がどうしても喉奥でつっかえた。
きれい。その言葉が胸を満たしていた。 愛想の無かった少年だった僕を、ヒナコがどう思ったかはわからない。
あの時。伝えたかったものが今ならわかる。
(72) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[僕が市販のものより分厚い包帯巻きだしたのは、その後だった。目に見えて、触れる部分に生えたのだから、仕方ないことだ。
誰も傷つけたくなかった。患者仲間の誰ひとり。
今では、背中の大部分は鱗化している。 左半身の方が進行が早いらしい。 左手は肘まで、左足も肘までほとんどが透明じみていた。 首は喉仏の辺り。右半身にもところどころ生えてきた。
いずれ全身鱗のような姿になるのだろうか。 想像すると間抜けだ。
――――…それよりも、深刻な症状が重くなってきていることを、僕は医者に黙っていた。]
(73) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―現在:図書館― [彼の視界の端で、ユリとシーシャが二重に見える。
”もうひとり”のユリは心配そうに見つめていた。感情の篭もった瞳。忘れることへの恐怖を喪ってしまった、ユリではない。
忘れることが怖いのだと、何時か口にしたユリは喪われた。 彼は強く、自分に言い聞かせた。
”もうひとり”のシーシャも、怠そうだが気遣わしげな双眸だ。 鼓膜を震わす声は喋り方は、まだ安定していた頃のもの。
シーシャの不安定さが浮き彫りになったのは、何時だったろうか。 彼はこれは幻聴だと、強く言い聞かせる。
横から肩を叩かれる。]
(74) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[彼の左肩は既に鋭利な鱗が生えていたため、僕は驚いた。
見上げた相手を見て、彼は息を詰める。 もう誰が覚えているだろう。彼にはわからない。
目の前に幻視する男がいなくなったのは、確かケイトが来る前だったように思う。 奇抜な格好をした、頓狂な男性。
……『 』
彼は、男の名前を呼ぶ。まるでそこに居るかのように、彼の名を呼び、頭を撫でる”感触”すらもした。
手品師のように、どこからともなく花や鳩を出しては人を和ませていた、男。 24時間しか、記憶を保てない病気を持っていた男は、毎日”初めまして”を繰り返した。
毎日飴だか花だかを、みんなに渡して楽しそうな足取りで院内を歩いていた。 彼のような子どもには、楽しい話を聞かせることがあった。同じ話を何度も聞くこともあったが、彼は気にならなかった。]
(75) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[横から肩を叩かれる。 はっきり言えば当時の彼は、男に一番懐いていた。 だけど男はもういない。
この病棟には、もういない。
――幻覚が現実を侵していく。 (触れた感触まで、現実感を伴ってきた。)
――喪われていく。 (それが感情だとか記憶だとかその人そのものだとか)
彼だって例外ではない。 自覚が、あった。
鱗が増えていくほどに、幻覚は強くなる。幻聴が幻視を伴い、最近では触れられた感覚まで現実的になりつつある]
(76) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[キルロイさんから貰った夢の欠片のような絵の数々。 風景、人物、……この施設の皆で 外の世界を旅行している絵を貰った時は、 わたしは、とても、とても嬉しくて。
『とってもすてき!』
ケイトリンさんや親しいともだちに見せてもいい? なんて、嬉しすぎて問いかけたほど。
キルロイさんの絵はわたしを笑顔にする 魔法がかかっているようだった。>>49
今は、魔法の指先は強張ってしまっているよう。 動かせるのかもしれないけれど、 痛むのなら無理にとはいえなかった。]
(77) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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だいじょーぶ、だよ!
[そらされた視線に、一瞬わたしは憂いを感じながら それでも、表面上はへらへら笑ってとりつくろう。 見える痛みに気を遣いながら、 見えない痛みを、気遣えないまま。>>63
だいじなともだちの変化に、いつも疎いから アンテナをはりめぐらせてはいるけれど 零れ落ちたラリマーの輝きに、気づくことはできず わたしはそっとその場をあとにする。]
(78) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[繰り返し、彼は思い出す。
優しい、虚像はいらない。 冷酷な、現実だけでいい。
喪われて忘れられていっても、彼は現実を目にし続けることを望んでいる。
彼が好きだった、兄のようなひとはここにはいない。 ユリもシーシャも、違う。
違う違うのだと頭の中で何度も呟く。
彼は幻が収まるまで、自我を保つように頭を抑えて呼吸を整えた。
だいじょうぶだから、とうわごとのように呟きながら*]
(79) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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ヒナコは、キルロイに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
キルロイは、メルヤに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ケイトは、メルヤはそういえば今何をしているかしら、なんて思った
2015/06/05(Fri) 21時半頃
メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ケイトは、キルロイの両手の羽根を見つめている
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ナナオは、ヒナコに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ナナオは、シーシャに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
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― 廊下へ ―
[わたしは と、 と、 と歩きながら 明るい髪色を、すこし背の高くて、でも細い肩を、 黒い手袋を嵌めた姿を、探していた。
もしかしたら、食堂の方に戻っているだろうか。 来た道を歩いていると、聞きなれているようで 聞き慣れない鼻唄が>>43耳に届く。]
ナナちゃん。みつけた。
[ わたしはナナちゃんの傍へ行って、声をかけた。 思わず袖を引きそうになったけれど我慢をしよう。]
さっきは、心配かけさせちゃってごめんなさい。 もう大丈夫だから。 ナナちゃんは大丈夫?
[動悸がしたから休む、と言っていた、とせんせいが。 首をかしげ、彼女の様子を窺う]
(80) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
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― 昔の話/中庭にて。 ― [その日もあたしはノートを前にうなっていた。 どうせ書いてもせんせーに見せて、苦笑されて終わりじゃないか・・・、とか。 本当に心からそう思っている詩を書いても、字にした時点で恥ずかしくて。 それを誰かに見られることを考えて、格好つけてしまって――。 詩を書いていると、自分のことが分かってくる気がする。 自意識過剰な自分がいて。 それを自覚するのが嫌になって、悩んでいた。
そんな折、突然話をかける人がいて――。>>59 ナナオは少し目を見開いて。ふい、と目を逸らしながら。]
・・・し。
[ナナオは詩、と言ったつもりだった。 うまく書けてはいないから、そっぽを向いてそう一言。 書いては消しての繰り返し、あるいは書かずに悩むの繰り返し。 最初はつれない返事をしていたけれど。 そんなスランプのループから、"目的のある音楽"・・・子守唄を作ったことで、少しだけ抜け出せたらしい。 何の為に。誰かの為に。そう思って作ってみると、うまくいくのだと。]
(81) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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/* そして待ちのターン
(-17) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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あ。
[>>80ヒナちゃんの声に、ナナオは振り返った。 その姿を見て、ほっとして微笑んだ。]
ううん、ちょっと大げさだったかな? あたしは全然、だいじょぶだよ。
[と言いつつ、少しだけ目を逸らしたけれど。 ヒナちゃんに嘘をつくのも、後ろめたくて。頬をかきつつ。]
あ。・・・えっと、その。 ヒナちゃん、何かする所だったりするかな? ちょっとだけ、話したいなって。
(82) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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― 現在軸/廊下 ―
って入れ忘れてた。 ヒナちゃんにどう話そう。
(-18) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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……そう。なら一緒に行きましょう? きしめんは好きなの。喉をつるっと通るその感触がね。 他にもラーメンとか、お蕎麦とかも好きよ。
[段々硬化する躯、消化機能的に柔らかいものを好んで食べる様になった 彼がパンやおにぎりなど、食べやすいものに食事形態が変わったのも知っている>>65 一度ピラフをスプーンで掬い、あーん?なんて無表情に言ってみたのも記憶に新しい
其れ程、進行していたのかなんて その当時は内心ショックを受けたものだ
よかったなという言葉には、微か口角をあげて頷いた 微かなだけ、が精一杯 其れが気付かれない事を、祈る
だから。ヒナコを見送った漆黒の瞳が大丈夫?と此方に浮いた事が それが驚いて、どきりとして ぴくりと肩が動いた]
(83) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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あら、起こしてくれないの? 嫌がらなくてもいいのに。キルロイ。
[茶化すように、からかうように 大丈夫とは言えない。嘘になるから
自分の関節稼働域の障害に、彼が違和を拾っている事には気づかねど それでも何か感づいているのではないか
...は、心にさざめきを感じながら、彼の言葉を聞いている
それから彼が紡いだのは、かつて彼が泣いていた時の話だった 痛みに強がる彼が、自分の泣いていた時の事 告げるということは嗚呼やはり、彼はうすうす感づいているのではないか
私の、不調に]
(84) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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覚えているわ。 貴方が泣いたことも、その涙を拭ったことも。 情けなくないとも、その時私は言ったと思う。
涙を流すのは尊い事。未だ感情を抱いていることでもあるし。 其れほど、それほどに 貴方にとって祖父母が大切だという証なのだから。
[私で役に立てたならよかったと、 あの時と同じようにふわりと笑おうとしたけれど 頬の筋肉は引き攣れ、口角があがってくれない
うごけ、うごけ私の表情 そう思うのに、そう願うのにうごいてくれない 動いて、くれない]
(85) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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……ふふ、感謝なんていいのに。 でも、そうね。
[少しだけ思案し、小さな声でささめごとを]
もし明日会えなくなっても 忘れないでいてくれる?
私、其れだけで残りの生を生きていけるわ
(86) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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[居るだけで支えになってくれているのだからと、 この腕ではあまり何もできないと笑う彼にはそう告げよう
この病院に収容されている人は、健忘にかかるひとがおおい それは奇病のせいなのか、変わらぬ毎日、もしくは薬の副作用か わからねど、それでも親しき人に忘れられたくないと思う
宝石の様に、一度見たことも聞いたことも、 光を押しこめるように忘れられない自分だから
嘘でも良い。唯、その″お願い事″を叶えて欲しかった]
(87) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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[ほっとするナナちゃんの微笑みに、 わたしも同じくほっとした。 ――よかった、”いつも通り”、なんて安心は、 少しそらされた視線に さらりと消えてしまうのだけれど。]
飛び出していっちゃうから、びっくりしたよ〜 うん、嬉しかった、けどね
……え? [わたしは続いた言葉にきょとん、として、 それから、にっこりと笑った。]
ううん、何にもないよ。ナナちゃんを見つけたら、 あとはちょっとお昼寝でもしてよっかなーって 思ってただけ。 お話、なんだろう? 何か悩み事?
[大事なナナちゃんの話だから、聞かなくちゃと わたしは静かに問いかけた。]
(88) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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>>81は詩を書いたことがある人あるあるだと思う。 そして、何かの為に、って思って作らないと逆に何を現しているのか分かりにくいんだよね。
まず自分が作りたいのは、作曲したいのは何なのか。 明確にしてからだと捗る。 応援曲だとか、鎮魂歌のつもりだとかね。
(-19) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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悩み事・・・うん。そう、かな。
[ヒナちゃんが笑う様子に、ナナオも少し気が楽になったのか。]
お昼寝か。いいね。 それじゃ、寝っ転がりながらでも。楽にお話したいな。
[と笑って誘ってみた。 ここで立ち話をすると負担をかけてしまいそうだし、というのもあるけれど。 やっぱり、ヒナちゃんになら話しにくいことでも話せる気がして。 お部屋で話そうか、と促してみる。]
ね。タルトちゃん、大丈夫だったかな? あたしが飛び出していっちゃったから、不安にさせちゃったかなって。 後で様子を見にいこうと思ってるけど・・・。
[悩み事とは違うけれど、それも気になることだったから。 ナナオは、タルトちゃんのことをとても可愛く思っている。 もし――、もし。自分に子供でも出来たら、とてもかわいいんだろうな。なんて、思って。 思っても、それを誰かに言ったことはないけれど――。]
(89) 2015/06/05(Fri) 22時頃
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/* バビロンはマザーグースのほうかな (と、今ロル書きながら)
(-20) 2015/06/05(Fri) 22時半頃
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