8 DOREI品評会
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─ オークション後 用意される花束の話>>+14 ─
[栓をする為の準備をしながら、矜持の話をする。 昆虫の羽根にも似た精緻な下着の縁に指を滑らせ、その場所達の輪郭を確認した。小さな卵型のそれ。細い貝殻のように渦巻いている棒状のそれ、細い透明なチューブを、手枷と足枷で身動き出来ないカルヴィナの目の前に並べた。]
羨ましがられるよりも、 こいつらを突っ込まれる方がマシ? まあ、慣れちゃえば腕でも入るようになる場所だけど。
[今のカルヴィナなら、未開通の処女だった時とは異なり、大仰な準備がなくともふたつの栓をする事が出来だろう。卵型のローターを弱い振動で陰核に這わせてから、小さな後ろの孔に最後の裂傷用の薬を塗り込み、貝殻のドリルをゆっくりと回転させてその場所に埋め込んだ。 小さな注射器で部分麻酔が打たれる場所は、陰核の近くの陰核ではない場所。消毒された透明なチューブは、細い括約筋のある、一番小さな孔、尿道に差し込まれた。摩擦をして確かめれば、そこでも快楽を感じる事が出来る。]
垂れ流しより、塞がってる方が良いよね? 細かな好みが有れば、聴くけれど。
(+22) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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『だって』
[翡翠の裾をつまんで、赤い唇は続ける]
…『汚し、そうで』
[汚すなと言われたから。 だから、それを選ぶつもりでいた。 翡翠が肌から離れたら、そこに在るのは首輪と尻尾。 少しだけ、居た堪れないのか体を小さく捩った。 自分自身に指を絡めようとしたところで、響くチャイム。 軽く硬翠を瞬かせる]
(+23) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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嗚呼、俺の選択は合理的では無いよ。 合理主義は移住先の国の価値観。
[アメリカ人らしく陽気に振る舞う事や、大げさにフレンドリーに笑う習慣がイアンから消えている事に気付いた者が居るだろうか。 >>+16続く、泣き言になる部分は淡々と聴いていた。]
きみは、失った貴族と言う身分と、 自分が奴隷である事以外に、 他人に羨まれるモノを持ってたとは考えないんだね。 気付かないんだったら、教えない。
[最後に口枷と目隠し。大仰で清らな薔薇の柩はジェレミーの元へ運ばれる。]
(+24) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 02時頃
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―― 梱包作業 ――
ああ、マシだね。 結局は理解できないだろう、そういうものだよ。
ふん、まるでイアンの方が 主人にでもなったみたいだな。
[自分の身体が小柄なのは自覚している。腕、と聞かされれば奥歯を噛み締めて、漏れそうになる悲鳴を抑えた。]
……ふっ、 ……く、ぅ、
[マシとはいえ、屈辱が全て洗い流されるわけではない。 何度となく嬲られた箇所に、無機質な器具が触れ、埋められていく。 その都度に、身体はくねり、薔薇の褥を散らす。苦痛でなく快感を覚えていることが何より少女を嘖んだ。両脚が、絡まっては開かれ、を繰返す。 幼い頃から予防注射でさえ嫌っていた少女は、麻睡を打たれると鋭い悲鳴をあげた。 既に痛いほどに張り詰めた花芽から、絞り取られるのは蜜でなく尿。 ガリ、と薔薇の花弁を嚼んで身体を捩る。]
好み、なんて……ッ 勝手にしろ!
(+25) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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[一つ一つ言われた言葉を繰り返す。]
関係ない。私の良いところ……。
[少しだけ首を振って答える]
いいえ、同じことでは芸がないですね……。 道具にしても……。
[糸口は見えてきてはいる。唯はっきりと掴むにはまだ何かが足りない。 扇子越しに見下ろす顔をじっと見上げて、こくりと頷いた]
(11) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、良家の娘 グロリアに、申し訳ありません、まずは休ませてください、と言って控え室に*戻る*
2010/04/13(Tue) 02時半頃
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[青年が脱ぎ捨てた翡翠の薄布を手に男はベッドに近づいた。 瞬いた瞳を覗きこむようにして]
お客様かな? 此処に来るのはカレだけだから ……若しかしたら、Jadeで遊びに来たのかもしれないね。
[Jadeと、ではなくて、Jadeで。 けれどいまの青年には其れは恐怖になるかどうか。 やがてノックの音がして、双子が顔を見せる。 しかしその後に続く客人の姿が無い]
プレゼント? そっちで開けておいてよ。俺は取り込み中だ。 御前たちの判断に任せておくからさ。
[紙切れを手渡され、男はそのまま屑籠に捨てた。 今頃何の心算なのか、まさか奴隷を送ってきたとは知る由も無い]
(+26) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、本屋 ベネットを「ほら手がお留守になってる」とからかった。
2010/04/13(Tue) 02時半頃
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[ごく短時間、奴隷という異質な状態で知り合った者に、何が分かるかと問い質したくなる。 実際に、少女はもう何も持っていなかった。心に添わない瑕ない肢体と、矜持を秘めた心以外の何者も。他者の頚木を知るには、若く幼かったのだろう。 そも、あの鬱屈した舞台で、主人と奴隷以外に目に映ったものなど、ない。]
……んむ、……ぅ、……
[お喋りな口は封じられ、最後に抵抗を見せても目隠しで視界は覆われる。 分かるのは、薔薇の香と、針を指すように微弱で鋭い下肢への刺激。]
(+27) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 02時半頃
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/* 開封プレイはありだと思うけど 思うけど それよりはいま勃ってるベネの筆下ろしがしたいす。 確かりしあさんスカNGだったよな。 尿道塞いだの取り外してたら、略。
(-9) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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『…俺、で?』
[微かに眉音が寄る。 微かに硬翠は怯えを見せるか。
開いた扉、聞こえたノック音。 小さく息を吐き出して]
『…ごめん、な、さい』
[指摘の言葉に小さな謝罪。 少しためらってから、蹲る様にしてから、 男に自分の痴態が見えやすいように腰を上げる。 緩く足をひらいて、それから改めて自分を追い上げるために、 ゆっくりと指を絡め始めた]
(+28) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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― 回想・舞台袖・個室 ―
[青年が電話を終えた後。 今度はその受話器を私が手に取った。 主人が私の要望を聞き入れてくれたのだった。
それは、ある”条件”と引き換えに。 今、受話器を取っているという事は、私はその”条件”を呑んだという事。 けれど、後悔はしていない。 これが恐らく、家族との最後の会話になるだろうから。]
(+29) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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[棺桶の中で目覚めるなんて、本当に吸血鬼にでもなった気分だった。 咳き込むと、後ろ手に縛り上げるリボンが腕に食い込んだ。 最初は線だった光は、蓋を開けられれば溢れて網膜に突き刺さる。 嗅覚と呼吸以外は排泄の自由さえも奪われた憫れな生贄は、斯くして目的地へと贈られた。 最初に視界に飛び込んできたのは、今視界で最も有り触れた紅色。けれどそれは誰かの瞳の色だった。 プレゼントの開封を命じられた双子は、その酔狂な中身に、どこまで手を出すだろう。]
(+30) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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―――…。
[ひとつ、ひとつ。 確かめるようにダイヤルをして。 呼び出しの音を静かに聞く。 3つめか、4つめのベルが鳴った頃。 受話器から、声が聞こえた。
それは、酷く懐かしく感じる、母の声。]
っ、…かかさま…! …わたし、です。志乃です!
[じわ、とこみ上げて来るものを抑えながら、名を告げる。 受話器越しに息を呑む音が聞こえた。 その音に受話器へと視線を落とすが、今は伝えなければならない事があって。]
(+31) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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連絡が遅くなってしまって…申し訳ありません。 …かかさま、よく、…聞いて下さい。
志乃はもう、神楽坂の家へ帰る事は―――
[声を潜めてそこまで言った時。 母の異変に気付いた。]
……かかさま…?
[受話器の向こうから聞こえる嗚咽。 母が、泣いている。]
かかさま、一体どうしたのですか…?
[暫くは嗚咽だけが聞こえて。
次に聞こえたのは、謝罪の言葉。]
(+32) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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―――…え?
[泣きながら自らの罪を詫びる母。 その内容はあまりにも重過ぎて。 まるで他人事のようにしか思えなかった。
病に臥した父の代わりに、異国の商談相手のもとに挨拶をしに行くなんて話しは最初から無く。 母が着せてくれた紅い綺麗な羽織は、餞別の品。 全て、全ては由緒正しきお家の為に。
分家は本家に―――逆らえない。
今、この時。 私は初めて、本当に自分が置かれている状況を知ったのだった。]
― 回想・了 ―
(+33) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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― 現在・客席 ―
[やっぱり、青年から声は返らない。 数刻前に触れた熱い背中も、今はとても冷たい壁のようで。
遠く、距離を感じた。
するすると、掌から全てが零れ落ちていく。 夢も、希望も、家族も、全部。ぜんぶ。
最後に残ったひとかけら。 それすら零れてしまったら、どうしていいかわからなくて。 ただ、ただ。
胸が―――痛い。]
(+34) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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…、……は…。
[ぐら、と視界が歪んで。 頭は重く、眩暈がする。
それが軋んだ心からくるものなのか。 異物を拒む身体の信号だったのかはわからないけれど。
ゆっくりと世界が傾いていく。]
(+35) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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―――りん…!
[小さな吐息と、高い鈴の音を残して。 私は遠のいていく意識を手放した。**]
(+36) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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[硬翠に僅かに滲んだ怯えの色は、男の欲望をほんの少しだけ煽る事に成功した。 素直な謝罪と、続く彼の痴態。 尻尾の埋まった其処がひくつけば、房飾りはゆらゆらと揺れる]
――…あぁ、ひとりでイっちゃ駄目だよ。 ギリギリで止めるんだ。 出来るよね?
[淫らなポーズで自慰を始めた青年に声をかける。 再びノックの音。 現れた双子は薔薇の詰まった棺のような箱を二人がかりで抱えていた。どうやら中身の処置に迷ったらしい]
おや、No2じゃないか。
[施されたドレスと拘束に、男は瞬きを一つ。 外して中まで全部洗ってくるようにと其れだけの命令を双子に与え、ふと思いついた様子で終えれば此処へ運んでくれと付け足した]
(+37) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 03時頃
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[手馴れた様子で双子は線対称に少女の身体を清めていく。 栓を抜かれた時には、思わず吐息と共に失禁してしまい、もの言わぬ使用人の前での痴態に真っ赤になった。 それでも、ヴェスパタインから諷されていた二人の存在は、少女にはもう帰れない屋敷での一幕を思い起こさせる。湯浴みの手伝いをしてくれていたメイドはパトリシアに雰囲気が似ていた。彼女の前に裸身を露すことを、恥ずかしいと思ったことは一度もない。それは多分、相手を同じ対等の人間であると見做していなかったからだ。奴隷の身分に墜ちて初めて、他者の視線に恥じ入るということを覚えた。 そう考えれば、幾らか羞恥は遠のいていく。再び金髪の男の前に連れて行かれた時は、そうでもなかったけれど。]
(+38) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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[No.2――そう呼ばれていた時間も、最早遠い。 カルヴィナはここに来る前に死に、今は名を失ったこの世の頚、肉体だけが在る。]
……………………。
[対峙は無言で。彼がグロリアからの手紙を捨ててしまったとは少女は知らないから、事情は全て伝わっているのだろうと思っていた。 莫迦なことをしたと、内心嘲られていようとも。 この男は、自分の主人足り得るかどうか、葡萄酒色のまなこを澄ませる。]
(+39) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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小僧 カルヴィンは、乾ききらぬ水滴が、髪から足元に一つ*落ちた。*
2010/04/13(Tue) 03時頃
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[揺れる毛皮が太腿を掠めるたびに体が震えた。 それでも指先は追い上げるために動かされる。
また落ちてきた命令に、軽く体を震わせて、 今にも泣きだしそうな顔をしたまま小さく頷いた。 怒らせれば、失敗すれば、またお仕置きだ]
───ッ──…ん、ん…っ
[小さく息を吐き出して、熱を逃がそうと試みる。 けれど、主が許すまでは完全に動きを止めることはない]
(+40) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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……イイ子。 なるほど、育てたいって奴の気はわからなくも無いか。
[そう呟く男の顔は複雑に歪んだが 目前の青年がそれに気付く余裕は無かったかもしれない。 言い付け通りに自身を扱くその様を眺めながら 男は寝台に近づき、青年の顎に手をかけ視線を合わせる]
よく我慢できたじゃないか。 約束どおり、イイものをあげるよ。 [耳元へ唇を寄せて囁き、うつ伏せに押し倒すと 玩具の入ったままの窄まりへ起立させた熱芯を押し当てた]
(+41) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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/* 普通に裂けますね。
(-10) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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─ 客席>>*9 ─
つがいは本当に無理なんだ ぜ。
[それはただの睦言ではなく。 奴隷として犬猫の交配のようで有れ、一般的な自由恋愛や婚姻であれ、誰かとつがう事や、対幻想を満たす事は、イアンには決して有り得ない事だった。そんな事が出来るような人間ならば、此処にイアンが来る事も無い。つがわせるなら、それは今までのイアンではなくなる。 あいしてるも、イアンには言えないはずの言葉。愛された事はあっても、愛したことがあるのかも疑わしい。それを改めて、詳細にグロリアに伝えようとはしない。 ゆっくり、今までの剥がれかけた仮面のような微笑が、グロリアのおもてに戻って行くのがイアンにも分かる。]
捨て猫を預かる理由を探して、 保健所に行く人みたいだ。
[身勝手な独占欲で、イアンが何をしてかすか分からないとは考えないのだろうか。奴隷だからか。客席に行く彼女をイアンは見送る。]
(+42) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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…っ
[褒め言葉。 それが聞こえてくれば、少しだけ表情が甘くなる。 男の表情は、よく解らなかったけれど。
軽く視線を持ち上げられれば、 そこにあるのはすっかり熱に蕩けた硬翠。 持て余した熱に喘ぐかのように唇が揺れる]
…っ
[耳元に落ちてくる声に、微かに背筋が震える。 けれど]
───…な、に……っ、や…ぁ…!!
[奥に押し込まれる玩具。 更に男のもの。咄嗟に追い上げていた指はきつく根元を抑えて、 首を微かの横に振った]
(+43) 2010/04/13(Tue) 03時頃
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[蕩けた瞳は鉄芯で文字通り溶かしてしまうのも愉しそうだ。 男の心情は知らぬが仏。 妄想に硬くなった熱を宛がうも、玩具が奥まで押し込まれるだけで男の其れを同時に喰らう事が出来るほどには広がらない様子だった]
流石に裂けてしまいそうだね。 そういう壊し方もアリなんだけど、まあ……いいや
[肩を竦めて身を離す。 押し込んだ玩具を、尻尾を握って抜き出すと 長く咥えていたお陰で解れた其の場所へ、今度こそ突き立てるようにして巨大な熱を深くまで埋め込んだ]
どう……願いが叶った、気分は?
[軽く揺すぶりながら問いかける]
(+44) 2010/04/13(Tue) 03時半頃
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[男の考えていることなどいざ知らず、 今は更に奥へと押し込まれようとしているものに 耐えるだけで精一杯だった。 壊す、という単語一つだけでおびえる様な表情を垣間見せるも、 それは玩具が引き抜かれる感覚に消えてしまう。 すっかり解れたその場所に、男のものが埋められれば、 少年の唇から零れていくのは甘く微かに尾を引くような嬌声。 揺すぶられれば、それに呼応するかのように小さな喘ぎが零れた]
『き、もち…い、い』
[嬉しいと違う言葉なのは、まだ自分が達することを許されていないから。 本当は、もっと沢山動いて気持ち良くして欲しい、とも思うから]
(+45) 2010/04/13(Tue) 03時半頃
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[カルヴィナの梱包を申し出たその感情を客観的に把握するなら、酷く通俗的で人間らしい、醜くエゴイスティックなものになる。]
俺は、グロリアの為に、 きみが死んでも構わない。
みっともなく啼きわめいてる時の君は とても可愛かったのに。 ──カルヴィナ。
[柩の蓋を閉める瞬間、なるほどこういった時間をイアンをオークション会場に送った男は、自分を使って味わったのかと思う。]
君は奴隷にはなれなくて 俺は奴隷だね。主人にはなれない。
[柩を閉じてから、普段は嗅がぬ薔薇の残り香の瑞々しさに、目眩と息苦しさを感じた**。]
(+46) 2010/04/13(Tue) 03時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/13(Tue) 03時半頃
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しょうがない子だね、御前は。 ……こっちにハメてやらないとイけないなんて。
[揺さ振るように背後から突き上げる。 仕草は緩慢で、彼には物足りないものかも知れず。 甘い声で鳴くようになった青年の背に走る紅い鞭の痕を指先でなぞるように弄っていれば、聞こえるノックの音。 召使が運んで来たのは無言の少女だった。 ラッピングは取り除かれ、栓も外された姿。髪から落ちた雫が床を濡らしている。 >>+39少女からすれば男が二人交わる姿は初めて見るものだったろうか。ワイン色の瞳が此方へ向くのを待って、男は少女を手招いた]
二日ぶりかなNo2。 俺にプレゼントされるなんて、ついてないね。 もう貫通してしまったのかな。
[提案を却下され、ろくな検分すら許されなかったお陰で男はあの場ですべき事を無くして帰る事を決めた。まさかその後で買う前に散らされたとは知らなかったから、彼女から其の経緯が聞ければ苛立ちをぶつけるようにJadeを乱暴に貫く]
(+47) 2010/04/13(Tue) 04時頃
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『ごめ…な、さ…』
[緩やかな突き上げは、達するには足りず。 かと言って、そのために自分を慰める手を急かすことはできない。 背中の傷をなぞる指先に、男を咥えこんだ内側は細かく震える。 聞こえたノック音に、蕩けた硬翠はちらりと向かった。 見えた姿。誰だっただろう。 快楽に浸った脳では思い出すまでに時間がかかった。 No2は、あの小さな子供だったか。 そこまで漸く思い出して]
────ッッ!!
[中を荒く貫く熱に声にならない声をあげて、 それでも達しないように指は自身を抑えたまま]
(+48) 2010/04/13(Tue) 04時頃
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