52 薔薇恋獄
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/* 昼はポーカー、夜にマージャン。
ゲーム部っつか、あぶないとこに入り浸ってるひとのような一日だった。
(-128) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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[大事を取って、と>>333いうことは、まだ万全ではないのだろう。 そんな身体の調子で、蛍紫たちを探しに行ってくれたのかと、ぺこぺこ礼をして]
え、わーい! じゃあ先輩、また見せてくれる?
[寧人に褒められれば>>334、えへへと笑い。 わくわくした眼差しを向けて]
せんぱい、ほんとに好きなんすね。
[嬉しそうにじゃらじゃらさせている良数>>336に、自分も手を伸ばしながら、ふむふむと頷いた]
(344) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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王子せんせい、何処から何処までが妙なことだったのか、そもそも分かんないっす……。
[純情というより、単に察しが悪いのだろう。 笑う王子>>343に、同意して良いやら悪いやら、ふるふる小刻みに頭を振った]
……???
[そんな有様だから、手は比べさせて貰ったものの、王子の名がそこで出てくる>>345のには、きょとんとするのみ。 良数の耳が、ほんのり染まったのに、さらにきょとん]
(347) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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えー?!
[突然押し付けられた評価>>348に、それだけは無い、とぶんぶん手を振り。 級友よりたぶん過激な気がする会話に、あわわと俯きがちになりつつ牌をいじる。
調子はきっと、いつも通り。 本当は良いトコまで役を作れていたりしても、気づかず流してしまったりする、いつも通り]
(353) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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/* 蘭香が
動きづらいよなぁ・・・
と分かってはいるのだが。 うーむ・・・。
(-137) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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/* そして紅子さん召喚しようとしたら、名前でてきて>>355びっくりした。
そうか、紅子さんがえろかったのか!
(-138) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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紅子さんに何があったんすかっ!?
[愛鳥の名が突然出てきて、思わずがらっと牌を崩し。 慌てて積み直し]
わー ?
[逃げろー、と言われれば、反射的にわたわたしてから、はた、と止まるのだった]
(359) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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―― その頃、自室 ――
『モウイイ?』
[蘭香>>303に言われた通り、紅子さんはちゃんと向こうを向いていた。 自分の翼に、顔をもふっと埋もれさせて]
『ランカ、ションボリ。 フーマのセイ?』
[許しを得たなら、ぱたぱたと。 彼の傍らに寄り添って、くるる、と鳴き声を漏らして首を傾げるのだった]
(361) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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/* そして ひどい たいみんぐだった!
(削除がきかないという意味で
(-142) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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……強いて言うなら、うっかりです。
[王子に笑われて>>368、肩を縮めながら。 元々強くは無いけれど、今は不調の原因も無い自分は、いつも通りに牌を切る。
常にも増して、口数の少ない寧人とか、いつも以上に何だか、調子の悪そうな王子とか。 良数には無理だろうが、そういった面子の中なら、今回はすこし、良い成績だったのかもしれない*]
(371) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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麻雀やると、人間分かるって言うヤツが居た気がすっけど……
[じゃらじゃら]
日向、麻雀教えたら、付き合ってくれっかなぁ。
[幼馴染が真面目に調査をしている中。 牌をいじりながら、そんなことを呟いているのだった]
(*14) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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……薔薇……、なあ。
[竹の描かれた牌を撫で、ちらりと寧人を見てから] なんか、……?
[もっと濃い薔薇の香りを、誰かから感じたような。 けれど、構わないで欲しい様子に、あまり関われなくて、記憶に留めなかった――]
気のせいか……?
[蘭香がいれば、すぐに分かっただろう答え。 けれど、彼も、本人と対峙している蛍紫もいない自分には、当分思い当たりそうになかった*]
(*16) 2011/05/19(Thu) 01時頃
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―― 寧人と王子の部屋 ――
……先輩……。
[かちゃりかたん、と牌のたてる音が途切れれば、雨音が良く聞こえた。 なのにひどく静かに感じる空気のなか、落とされた寧人の呟き>>455とささやかなぬくもりは、ほっとするような、かえって不安を煽られるような。
こくん、と頷き返すも、そのぬくもりを追うに、ちょん、と指先が触れ返された]
ふみせんせーなら、隣っすよ。
[先輩たちに、最初用意してもらってしまったので。 ありがとうございました! と片付けはお手伝いしてから。
此処が寧人と王子の部屋なので、自然候補は絞られ。 なりゆき、蛍紫と士朗の部屋も分かったのだが、文の部屋だけで回答になったなら、特に口にはしない。
そういえば、これだけのために洗濯機回すのも勿体無いな、とランドリー脇に干したままの、文から借りたタオルのことを思い出したが]
(483) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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せんぱい、3人一緒なんすね。……
[いいな、オレもそうしよ、といつもなら続けた言葉は続かず。 ただ、いってらっしゃい、と2階へ向かう良数>>466に、ぶんぶん手を振り]
…… 、
[消えた克希を思い浮かべる。 寧人の言葉を、かすかなぬくもりを思い出す。
顔を合わせられないと、幼馴染たちを避けるよう、逃げているけれど。 このまま会えなくなったら。そのほうが遥かにイヤだ]
(485) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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―― 大広間にて ――
や、身体悪いわけじゃないんで、大丈夫っすよ。
[桂馬に心配されても>>328、にへっと笑って確認作業を続けたのだが。 またあとで頂きますー、と言っていた食事も、うろうろされると気が散ると言われれば確かにそうだろうと思ったから。 ちょんと相席して、食事を摂ることにした]
? いえ、起きてたら先輩たちの手を煩わせたりしないっすけど……
[カレーを喉に詰まらせるのに、大丈夫っすか!? と慌てて水を差し出したり]
そうなんですか。親切な人…… メモにお礼書いておこ。 へえ、先輩ケーキ好きだったんですか!
[ケーキと言えば、うちのカフェ、新作がもうすぐ、なんて口を滑らせかけて。 あわわ、と慌てて口を押さえ、うんうん桂馬の思い出話を聞くことに集中集中]
(486) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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へへ、お父さん可愛いっすね。 全部食べちゃう先輩も、なんか子供らしくて可愛い。
[すっごく美味しかったんでしょうね、と喧嘩すら微笑ましい家族の情景を思い浮かべて和やかに、にこにこ笑って相槌を打っていた]
……蘭香、は……
[知っていれば、と言われれば>>370その通りで。 だから、少し逡巡してから、ゆるりと口を開き]
火が、ダメなんです。 だからもし、火のあるところに近づきそうだったら、注意してやって貰えると……。
……うん、オレも、そう思うんですけどね。 なかなか、……難しいですよ ね。
[頼ってほしい、とは自分も蘭香に思っている。 だから、すこし困ったように、笑って頷き]
(487) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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何ですかソレ。ちゃんと食べないとダメじゃないっすか、背は……もう伸びなくても良いかもしんないっすけど!
[リアルじゃない話ってなんだろう、と桂馬と蛍紫だけの会話は、宇宙語のように聞こえてる後輩は、はて、と不思議そう。 背のくだりは、じぃ、とちょっと羨ましげだった。 頭に着地しようとした手が止まれば、さらに不思議そうに、桂馬を見上げたけれど]
これは……っ、悠里せんぱいのバカー!
[思わず、ばっと髪を隠すように抑える。 ぴょんぴょんと収まりの悪い髪は、指の隙間からはみ出てしまうのだが。 そうして真っ赤な顔で、きっ、と笑う桂馬を睨んでしまったのは、八つ当たりも良いとこである*]
(488) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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―― 自室 ――
『ランカノダイジョブ、ダイジョブチガウ。 フーマ、イウ。
ベニコサン、フーマとイッショ。 タヨリナイ、シカタナイ。 ランカ、フーマとイッショ。 フーマ、ヨロコブ。ベニコサン、ヨロコブ』
[撫でられて心地良さげにする表情は、鳥の表情を汲み取れるものが見たなら、きっと飼い主にそっくり。 くる、くるる、と抱きしめる腕に首筋を擦りつけて、覚えていない言葉を伝えようとするかのように、紅子さんは囀り]
『ワスレル、ヤクソク。 オトコノヤクソク。ダイジョーブ』
[わさわさ。 豊かな翼で、蘭香の腕を撫で返すのだった]
(491) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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……に、しても……
[じりじわじりり。 肌が焼けるような、痛み。 生きている人間のそばに居る時は気にせずにいられる程度だが、ひとり廊下へ出れば、少しでも距離をとろうとするかのように、壁際へ寄ってしまう]
……薔薇の方から、だよなあ。やっぱ。
[何を語りかけてこられる訳でもない。 ただ、無数の想いの欠片を、体質が感じ取ってしまうだけ]
(*24) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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……、よし。
[いつまでも立ち竦んでいたって仕方が無い。 ひとつ気合をいれると、自分も2階へ向けて歩き出し]
……!
[廊下のつきあたり。 其処に、ひとの気配と物音を聞いて、だっと走り出した]
(492) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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日向っ!
(*25) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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……、 蛍紫?
[休憩所を覗き込むと、其処に居たのは幼馴染。 気まずげな表情を一瞬浮かべるが、その手にあるモップを見れば、不思議そうなものに変わる]
(493) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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[たしかに、痛みも感じたのに。 そこに居たのは日向ではなく。
庭の近いせいだと、自分に言い訳することもなく、ただ、静かに諦めの溜息を吐き]
……まだ濡れてたか?
[掃除は自分に任せた筈なのに、と言外に問う響きで、首を傾げた]
(*26) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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/* あ、掃除は今じゃなかった。 まあ いっ か。 (蛍紫なら綺麗にスルーか誤魔化してくれるよ! (すまん!
(-188) 2011/05/19(Thu) 10時半頃
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? 何で…… 、もしかして、庭?
[自分が濡れていたことも、あまり意識になかったが、蛍紫も濡れ鼠と聞けば、疑問に思う。 けれど諸々の原因が、咲き誇る薔薇に繋がっているとすれば、あまり思考の余地も無かった]
(495) 2011/05/19(Thu) 11時頃
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あの中に飛び込みたいかっつーと、お断りだけど。 んな無謀はしねぇし、ひとと居る時はわりと、平気。
[とはいえ、必要とあらば飛び込みもするだろうが。 問われる視線に、へらりと笑って、軽く腕を擦った]
それよか、悪ぃ。……ちょっと、へばってて。 お陰でさっぱり何が起きたのか分かんねーから、蛍紫の知ってること、教えてくれ。
(*28) 2011/05/19(Thu) 11時頃
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……は?
[もとより、彼がそんなことを冗談で言うとは思っていない。 だから、自分の耳がおかしくなったのか、彼が何か言い間違えたのかだと思った。
窓の外へ転じかけていた視線は、ひどく緩慢に幼馴染へ戻り。 静かな、けれど明らかに激情を押さえつけた眼差しを向けた]
……………おまえ、ちょっと。もう一度、言ってみ。
(498) 2011/05/19(Thu) 11時頃
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……話は、分かった。 夕輝先輩も、探してみる。危なそうだし。
[何故、そう言ったかは分かった。 分かったが、はいそうですかと笑って頷いてやれる言葉ではなく]
(*30) 2011/05/19(Thu) 11時頃
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っざけんな!!
[常のまま、冷ややかともとれる平静さで――自分は、それを冷たいと本気で思ったことは一度も無かったが――繰り返した蛍紫に、頭の何処かが焼き切れるのを感じた]
んなの、蘭香もお前も選ぶに決まってんだろ。 ふたり分なら、オレが抜ければいい。
第一、なんで……っ、何でお前が、よりによってお前が言うんだ。 ひとがっ、…… 、オレが何を選ぼうと、お前にそんなこと、指図される筋合いは無え!
[それでも、最後のひとことは飲み込んだけれど。 抑えの利かなくなった腕は、蛍紫の襟首を掴み。 抵抗が無ければ、きっと乱暴に床へ引き倒してしまう]
(502) 2011/05/19(Thu) 11時半頃
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[夕輝が哲人と居ると聞けば、広間前での様子を思い起こして僅か、ほころんだ気持ちにもなったけれど。 湧き上がった熱さに、あっという間に掻き消え]
それで、お前はどうすんだよ。 士朗せんせを選ぶってか?!
[普段だったら、何も気づかずに居た頃なら、何時の間にそんな仲良くなったんだ、なんて茶化していただろう言葉。 けれど今は、それすら裏切りのように感じて。 士朗へ感じた八つ当たりの憤りと、蛍紫に対するもどかしさの混じった憤りを、叫んだ]
(*32) 2011/05/19(Thu) 11時半頃
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