207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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髪マニア? え、ホレーショーの髪に惚れたとか言うのか?
[だが興味はすぐにホレーショーが相手をした 鼠の話題に変わっていた。 潮風に揺れるたおやかな流れる女性の髪と言うならまだ判るが、 この髪?と訝しげにホレーショーの髪を見つめ、 次いでジェレミーを見つめた。]
あ、なんか判った気がする。
[そういや、最初あの鼠ジェレミーに突っかかっていたような。]
どうせならギリーとやり合ってくれたら面白いのにな。
[無責任な発言をしてみても、鼠は既に船にはいない。]
(370) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―回想:まともなころの話―
……なあ、食べないと明日が辛いぞ。
[痩せこけた歳近い彼へ、パン粥を渡してそう声をかける。 食欲がないのか、スプーンを受け取ろうともしない姿が、もう何日も続いていた。 スプーンを差し出し、心配に眉を歪める。 ボサボサで汚れ、痩せた姿はこちらも似たようなものだ。それよりも心配なのは、その目。 自暴自棄の手本のような目を見て、ただ胸には焦燥が込み上げた。 こいつはこのまま死ぬかもしれない。それは、他の奴隷からも何度も感じた予感]
……生きてれば、さ。生きてさえいれば、いつか、 いつか、いいことがあるから。
[それなのに、こんなときに上手い言葉を思い付かない。学がない。逆立ちしてもなにも出てこない。 それが辛くて、ただしばらく口をつぐんで]
……食べろよ。
[スプーンを無理矢理渡して、大きく息を吐いたまともな頭の青年は、今や酒キチガイで。渡された青年は陽気な青年に変貌したとは、なんたる神の悪戯か*]
(371) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ゥ゛ゥ゛ ア゛
[相手が誰であっても“命令”には素直に従う大男にも、聞き入れられない指示が在る。それがまさに「死ね」である。本気で言われているわけもない場面であっても、何らかの反射のようにいつも濁った低音で唸る。]
ゥ゛ア゛ ァ゛
[頭に頭皮を乗せ、鼠を肩に乗せ、泣くように呻きながら淡々と板を積み上げていく男は、次の命令を得られるまでひたすら作業を続ける。**]
(372) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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― 回想・数年前>>355>>356 ―
[ぐぐぐ、と胸倉を掴まれる。もちろん抵抗はしない。暴力なんて慣れっこだから。抵抗したら、それだけ折檻は長引くんだ。 だらり、と手を下して。無気力に海賊を見据えて。 だけどその目はどんどん見開かれることになる]
(なんで。このひとは。こんなにむきになって。ぼくに)
[唾がかかりそうなくらい、顔を近づけられて怒鳴られて。 いつのまにか。鎖の繋がった板は壊されていた]
……え。
[一瞬、なにが起こったのか分からずに。口をぱくぱくさせる。 虚無に包まれたその瞳には、いつまにか光が宿っていた]
え。あ。
[目を白黒させて。そのまま引きずられていく。 それが兄貴との出会いだった**]
(373) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[逃げて、逃げて、 どこへたどり着きたかったのか。 帰るべき故郷に価値など無い。
あるのは、あったのは、 使命を果たして故郷に帰れば、 自由になれるかもしれない、というほんのかすかな希望だけ。 だがそれだけが、己を支えていたものだ]
がっ、あ……!!!
[振り下ろされようとする槌 戦うものであれば恥であろうが、 ひたすらに逃げることを選んだがゆえに、 痛打は肩に叩き込まれた。
骨の砕ける音は、肩だか背だかは知れぬままに、倒れこむ]
(@89) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ふふふ、呑気にしていられるのも今のうち。 皆の見ている前でその『首』、斬り落としてみせよう。
[この船の名が、黒き淑女たる所以。 それはオズワルドの別名が『海洋に名だたる黒き女王蜂(しゅくじょ)』である事からされている。]
(@90) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
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……ちっ 毒でも喰らって死ねや、ヤブめ
[目の前の、医者のような顔をした男。 生かした数より殺した数のが多いだろうと、少なくとも舌打ちをするこの男は思っている。 そしてそれならば、我が船長こそが名医だろうと―― 口にすれば大笑いでも貰えるだろうか。
しかし、敵船の食糧庫をあさるというのは 思いつかなかったことにこそ、舌打ちをしたい。
それでもなんとか立ち上がり、ふらりふらりと船首へと。 それは凪が続くころ、男が釣り糸垂らす場所。 海面がよく見える場所。 今は先ほどまでいた敵船の、甲板の様子なぞ見物しようか、などと考える]
(374) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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前髪ちょいと切ったら、えれえキレられたぞ。 ま、俺の髪の価値がわかったんだろ。
[得意気に言うが、冗談である。 そこまで価値のある代物に思えないのは前述の通り。 だからといってハゲるのは……嫌だが。>>370]
ギリアンの頭なんて見たら発狂してたんじゃねえの……
おう、おかえり。死体の片付け手伝いなぁ。
[帰還したグレッグに声をかけたりしながら、作業の手は止めない。>>352]
(375) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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あいつは髪なら何でもいいのか。
[ホレーショーのお世辞にも美しくはない髪で挑発になると聞けば、深く息をついた。 ミナカの視線に頷く。]
そういうことのようだ。 髪ごときどうだっていいが、あいつにやるものは持ち合わせていない。
ギリアンには、見向きもしないだろうな。
[そういえば今日は鳥糞で汚れていた気がする。特別身なりに頓着しろと言うつもりもないが、どうしてあれほどまでに無頓着でいられるのかは不思議で仕方がなかった。]
(376) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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………。
[何かの予感か。 道化は左のカトラスだけ抜刀していたのを、右側のサーベルも鞘から引き抜き二刀流に持ち替える。
だが足取りはそのままに、甲板へ向かうのは止めない。]
(377) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* 「死ね」って言われると号泣する… という要らん設定追加しようかなって思ったんだけど 意味わかんなくなりすぎるからやめといた!!
リーかまってくれてまったくありがとうだよ… まだ戦闘続くようなら、ソロルでひっそり、 鼠に耳齧られて真っ青になろうかなと思ってた。 ※なりません
(-166) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* いま、おれ、ふさふさだもん!! 生カツラでふさふさだもん!!!
(-167) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* たぶんこの人ギリアンみたいなのは構っちゃうタイプですね
(-168) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[砕ける痛みよりも先に、 >>369 逃げる身を留めたのは、 例の男の半月円だったか]
絶望、……、
[死ぬかもしれない、死ぬだろう。 それは絶望というものだったかもしれないが、 男の口元に笑みを浮かばせるものだ。
かすかな希望に縋るよりも、 望みは無いと思い知るほうがはるかに楽なことだった。
ずる、と右手は甲板を這い、 逃げたところで喰われる定めの待つ海へとまだ伸びて]
(@91) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* 鈍器こわいね、 ぐしゃってこわいね、 ふるふるしちゃうね
(-169) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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一撃で、落とす。
[タイミングは一つ。甲板に出た瞬間に敵将を落とす。
敵も相当たる手練れではあるが、暗殺(いちげき)の腕には自信はある。
甲板に上がった瞬間、誇示するように敵将の首を落とせば、敵の士気は愕然と落ちる。 そういった『狡猾さ』もまた、オズワルドが『黒き女王蜂(しゅくじょ)』と呼ばれる所以――――]
(@92) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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了解ッス。
[ホレーショーの言葉>>375に、コクリと頷いて。 皆に続いて死体の片付けを手伝う。 いつまで経っても慣れるものではない。 死体の臭いというのは]
うえっ。気持ちわる。
[正直な気持ちが漏れる。 死体の懐を漁って。なにも金目のものがないと分かると。 ずるずると足を引きずって死体を運んで、甲板から落とす]
どぼーん、とな。
[海に消える死体を見つめる目は、いつぞやの虚無を湛えていた**]
(378) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* >>370>>376 ハゲはつまんねえし!つまんねえし! でもやりあいたかった!!!!
(-170) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[髪束>>@81は、静かに舞う。
袋に溜めこんだ財宝は、やはりその殆どが彼>>345の思う通りの品であった。 僅か持ち主が生きている物が混じると言えどその殆どを遺髪とし、しかし遺髪と呼ぶほど清い物では無い。
髪切りがかき集めたそれは、 哀れな娼婦、帰り道を襲われた娘、売られた幼子、捕虜の聖職者、囚われの貴族。 中には同業者からむしり取った物もあるが、質の良い物はどうしても陸の人間の物となろう。
長い年月をかけ、より鮮やかで艶やかな物をと、選んで選んでかき集めて、 大切に、少しずつ切り刻んで。
しかし、ナイフから解き放たれたそれらは風に乗って。 海鳥の翼と共、今はその姿を消した。*]
(@93) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 甲板 ―
[黒いレディは、もう、赤いビッチになっていた。 甲板は血の色。そして、それはもう、黒く乾きはじめてもいて。 太陽の光は容赦なく、遺体を乾かしていくが、それもまた海に堕ちれば腐って溶けていくのだろう。
その様子に川底の青色、両眸は細まり、そして、船室の入り口、ただ、佇む。]
(379) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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キヒッ、けーんぶーつりょー?
[>>369フランクからの声に、ぱちりと瞬きして。 見物料?見物料?と首をかしげたあと、高らかに質の悪い宝石の腕輪をはめた敵さんの手首を天に掲げてみたりして。 >>364こちらがぽんぽん投げてた目玉を踏んづけて転びかけたヘクターの姿がツボに入って、陽気な笑い声をたてる。
>>@89倒れこむ褐色の姿にも、指を指して笑って、笑って、笑って。 戦場に似つかわしくない、狂ったような爆笑は ふと、褐色の腰に下がった煌めきを見て止まった]
あー、は。おっかし……。 ん、んー?んん、に。
綺麗?な、銃?
[笑い疲れて、酒を煽ったあと。 きょとりと首をかしげる。
>>@92潜む最後の敵には、酔いの回った頭ではまったく想像さえも出来ず。酔っていなくとも、明らかに此方よりも能力の高い戦士に気がつく道理はない]
(380) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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――――――覚悟!!!!
[期は熟した。
オズワルドは甲板に上がっていく道化の心臓目掛けて一気に間合いを詰めていく。
そう、それは女王蜂が獲物を狩るかのように一気に、スピードをあげて、毒牙を相手に向ける――――]
(@94) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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そんな不味いもん食うわけねえだろ。
[キイチの捨て台詞>>374に呆れていたが、それでもふらふらと 船首へと向かう姿に、生に執着する強さを感じて 口元は笑みに変わった。
生きたいと思う奴を生かすのが医者だと。
血で汚れた肩書だが、陸よりも強く医者である事を 感じさせてくれるのだから、ある意味彼らに感謝すべきだろう。]
今ならデカい獲物が釣れるんじゃねえの?
[血の匂いに寄って来るのは更に凶暴な連中だが。]
(381) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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>>@93 [ふいに視界の隅、異様な色彩が飛んだ。 風に舞うそれが何か、遠目では見ることができなかったが、 煙のようにも見え、そして、わからないがゆえ、それは、
幻霊〜ファントムのようにも見えた。 この青い空の下。]
――……
[その風の舞い方。 航海士は、本能的に眉を潜める。
異常な風の形だ。 あの風の文様は、……師匠と呼ぶべき熟練の航海士から、 滅多にないものとして、過去一度、教わった気がする。]
(382) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[潮風に靡く髪に、肩には小動物。 見ようによっては可愛らしいのかもしれないが、 「可愛らしい」から最も遠い位置にいる大男。 グロテスクというのが正しい。
それが、泣くように唸っている。]
唸るな。うるせぇ。 その舌引っこ抜くぞ。
[いっそ喉でも潰してやろうか。 唸るギリアン>>372へ、そんな言葉を吐いた。
死ねなんて、頻繁に言う言葉だ。 特にギリアンに対しては、毎日言っているようなもの。 その度唸る様子に、いつも同じ言葉を投げていた。]
(383) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* よし、リーにあと3回「死ね」って言われたら 号泣しようそうしよう。
(-171) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[やがてずるりと動いた腕は、 碧玉抱く装飾銃を手に取った。 血反吐を吐いて、震える指を引き金に、 半身は痛む事は感じるのに、麻痺したようだ。
希望に縋らずともよいというのなら、 絶望が許されるというのなら]
……
[その銃はもはや敵に向かうことはない、 神官は己の命を女神への生贄に捧げようと、 ――己のこめかみに銃口を向け、引き金を引いた]
(@95) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[振り下ろした鉄槌が男の肩にめり込む。 骨が軋み、砕ける感触が手に伝わった。 倒れかける男に尚も追撃しようとした所で、 再び半月円が飛んできたのを見る。 またフランクだ。>>369
あの悪趣味な猫野郎とも結構な年月の付き合いになるが 彼の放つ飛び道具が、こうして自身のすれすれの個所を通り過ぎた事は数えきれない。 ある時は首元が刃を、ある時は腕と鉄槌の間を弾丸を。 その頻度と言ったら戦闘に乗じて暗殺を狙ってるんじゃないかと疑うくらいだ。
本人曰く悪意はないらしいが、それにしてはこちらが怒鳴っても殴っても懲りてるんだか懲りてないんだか分からん態度でへらへら躱される。 アル中のクソガキとは違って正気な分だけタチが悪い。 それが余計に癇に障って、彼に対しては(まともな)他の船員よりも喧嘩を吹っ掛ける頻度が多かった。
というのはまた別の話だが。]
(384) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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へー。お前の髪、猫じゃらし以外に役に立つとは驚きだ。
[ホレーショーが鼠を挑発した方法>>375に大袈裟に驚いて、 直後にジェレミーを見やり、楽しげに唇を曲げる。]
手当たり次第って奴か。 なぁんで海にいるのかね。陸の方が綺麗なのいっぱいだろうに。 自分の居場所を見誤った鼠は海に落ちるしかないってな。
[同情の欠片も見せず、死体を甲板から放り投げる作業に移る。]
ギリーを見てどう出るか、賭ければ良かったな。
[相反する予想は賭けの対象に丁度良かった。 惜しむらくは結果は永遠に判らないと言う事だが。]
(385) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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お前、名は?サイモンか。 サイモン、私にも一つ予言出来ることがあるようだ。
[それは船内から甲板へと出る直前。道化はそんなことを捕虜に話しかけた。]
それは、私がこの場で敵の将を切り裂くだろうということさッ!
[>>@94道化はまるで後ろに第三の目があるかのように毒針の渾身の一撃を交わした。 いや、交わしただけではない。道化は既に無謀な毒針に一太刀を入れていた。客の注意が逸れた隙に仕掛けを施す手品師のような見事な手捌きは、淑女の胸にあっさりと赤い花を咲かせた。]
(386) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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