255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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わっかりましたぁ。 この日、留守にしますね。
[お客さんきたらよろしくお伝えください、とお辞儀をする。 磨かれたハイヒールがコツリと鳴った。頭を上げると、髪のリボンが揺れる。 スカートの端をつまんで持ち上げた後、ひらりと手を振って修道院を後にした。
眩しい日差しに、小振りなパゴダ傘を開いた。 修道院から出てきた派手な私を、誰もが意味深な顔で見ている。
はは、ばっかみたい]
あー、いい天気。
[傘でできた日陰のなか、風が木の葉を揺らす音が耳に心地よい。 ジョルジュ・スーラの絵みたいに、川沿いを散歩するのも気持ちがよいだろう*]
(14) 2016/10/06(Thu) 15時半頃
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/* >>10 円形 とは、ペッサリーのことです。 中世の避妊具について調べたんだけど、避妊や堕胎が罪とされてからはアングラな文化になってしまったので、あまり情報が出てこなかった……。 当初直接的に描写をしていたのだけど、村の趣旨的に行けないかなと思ってぼかしました。 これでも不快になったらすみません。
スージーは娼婦かぶりごめんね。 スージーってチップ予約あった時からあー、これかぶるなぁって思ってたんだけど、ちょっと他の思いつかなかった。
失くしたくない記憶の方向性が同じだとかなりマズいんだけど、どうかなぁ。 もうなるようになれ。
(-6) 2016/10/06(Thu) 16時頃
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/* >>10 蜂蜜と檸檬の汁
これも、なんか中世に殺精子剤として塗られていたらしいですよ。 ソースが一つしかないので定かじゃないけど。
(-7) 2016/10/06(Thu) 16時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 16時半頃
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いやだ。お願い。
……ぶたないで。
ごめんなさい、ごめんなさい……
(15) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[それが、わたしの子守歌だった。 極めて貧しく酒ばかり飲む父親と、みすぼらしい母親。
打ち付ける鈍い音と押し殺した母の声を右から左に流して、頬に当たる硬い枕の感触を、毛布を頭までかぶった暗闇の中でやり過ごしていた。
まぶたが瞳を押さえるわずかな刺激を光として感じるから、人間は目を閉じても完全な暗闇は得られない。
どうしても眠れないときは、羊の代わりに母がその夜何度「ごめんなさい」と言ったかを数えていた]
(16) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[父は多額の借金を残して早死にした。 酒は飲むわ金がないから病院には行かないわ、恐らく体のいたるところにガタが来ていたのだろう。
その日は早いうちから出来上がっていて、性懲りもなく咎める母を気のすむまで殴った揚句、それでも溢れ出すアドレナリンを垂れ流したままどこかへ飲みに行った。
過去に殴られた治りかけの黄アザ、押したら痛そうな内出血の青アザ、散々殴られてできたてほやほやの赤い腫れでカラフルになった顔をあげた母は、部屋の隅で一部始終を死んだ魚のような目で眺めていたわたしのほうを見て、情けなさそうに笑った。
「てへへ」といった感じで笑う母は、娘のわたしが言うのもなんだけど、なんだか堪らなく扇情的で色っぽくて、 その時わたしは「だからこの女は殴られるんだな」ということと、自分の中に確かに父のバイオレンスなDNAが流れていることを感じた。
父は明け方になっても帰って来ず、どこぞの農場の肥溜めで逆さになって死んでいるのが見つかった。
肥溜めに真っ逆さまだよ? いったい何と間違えたんだろうね。 農家が朝見たら、暗い水の上から二本の脚がにょきっと生えてたんだって。 はっ、クソ無様な死に様。肥溜めだけに]
(17) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[父が死んだ後の母は、当然だが日に日に身体中の傷が癒えていった。
父は刃物を使ったりとかいうことはしなかったので、母の傷といったらもっぱら痣ばかりで、血の巡りが良かったんだか何だか知らないけれど、みるみる元の白い肌に戻っていった。
すっかり外見が未婚の頃に戻った母親は、鏡を見てある日、自分が美しいということに気が付いてしまった。
加齢によりまぶたの皮膚が痩せ、彫りの深くなった目元はエキゾチックだったし、 出産経験によって若い頃よりまるくやわらかくなったボディラインは官能的で、 白い肌に浮かぶ優しいしわは煮詰めたミルクにはった膜を思わせたし、 何よりその低く小さな声は、あたたかな母性に満ちていた。
母は狂ったように男を漁り、父のつくった借金を返すどころかワカメみたいに増やしていった。
そうしてやがて、どこぞの誰とも知らぬ男と蒸発した。
母は美しいけれど、もうあの「てへへ」という笑い顔は見せなかった。 けれどどんな男もいつしか、母を殴らずにはいられなくなるだろう。そうしてあの笑い顔の虜になるだろう。 母が一番美しく輝くのは、あの瞬間なのだから]
(18) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[両親はわたしに、返しきれない借金を残してくれた。 どうもありがとう、大事にするね。
冗談ではなく、とうていすぐに返せる額などではなかった。
ましてやまだ子供だったわたしに、稼ぎ口などがあるわけもない。
……いや。ひとつだけあった]
(19) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[肥溜めで死んだ父はわたしには手を上げなかったけれど、乱暴をしなかったというわけではない。
初潮を迎えてしばらく経ったある日、布団に父が潜り込んできた。 酔って間違えているのだろうと気にもしなかったけれど、そうではなかった。
耳元ではあはあとうるさい息、鼻を摘まなきゃやってらんないようなその酒臭さ、肌を滑る唾液まじりな舌の不快さと、圧倒的な圧迫感がもたらす吐き気、
抵抗すると発された、「お前のことは殴らなかっただろう」というあの言葉を、今でもありありと覚えている。
それが、私の初体験だった。
私はたまらず胃の中のものをすべて吐いて、数日間寝込んだ。 それからも父との行為はたまに続いて、わたしはその度に自分は人形だ、死体だ、と思い込んだ]
(-8) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[母にはこのことはばれてはいないとずっと思っていたけれど、結果的にはばれていた。
蒸発する前母は私を、ありていに言えば、売春宿へ売り飛ばした。
ふっくらと柔らかなあたたかい手で私の手を包み、 あの、母性の塊のような優しい声で、こう言ったのだ]
(-9) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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お父さんに教わったから、平気よね。
(-10) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[わたしはその時、初めて母をぶった。
ぶったと言っても、頬に手を添えて横を向かせたと言ったほうが正しいようなものだったけれど。 でも母はわたしの意図に気が付いて、嗤った。蔑むように、申し訳なさそうに。そうしてあたたかな手を離して、次の朝にはどこかへ行っていた。
どうして殴ったのに、母は美しく笑ってくれなかったんだろうなんて思った私のところに、 次の日売春宿から、迎えが来た]
(-11) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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はー、気分いいなぁ。
[傘のはしから差し込む光に、手のひらをかざして目を細める。 自然と歩く足は軽やかに、響く足音も跳ねる。
あの時。わたしは、絶対にこの仕事を楽しんでやると誓った。 可哀想な、嫌なことをやらされている少女ではない。 わたしは自ら望んで、この仕事をしている。楽しんでやる。
そうして、いつしか絶対に]
公妾になってやる。
[自分だけに呟いたのは、目標であり誓いであり自分の未来。 地位を得た男が手に入れる、若く美しいトロフィーワイフ。 自分は絶対に、それになる。貧乏を糞くらえと見下してやる。 幸いわたしは、まだ若く、美しい*]
(20) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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〜〜♪
[少年の声で、少女の声で ある時は老婆のように、青年のように。
白の吟遊詩人は時に踊るように、 哀しむように、 慈しむように。
リュートをかき鳴らすその前に観客は一人だけ。 それでも1曲を奏で終えるとおずおずと頭を垂れる]
(21) 2016/10/06(Thu) 19時半頃
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/* なお、ヨーロッパには肥溜めは存在しません。すみません。
なんか、気候の違いで腐らず糞は糞のままだそうです? 中世はトイレもなかったそうで、川に流してたみたいですね。
さすがにこの世界にはトイレはあると思うけど!
(-12) 2016/10/06(Thu) 19時半頃
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[パチパチ、と一人分の拍手に フードから人懐こそうな笑顔を浮かべると、 もう一度丁寧なお辞儀をする人物は、演奏の時とは程遠く。 語り声のアルトは中性的な印象を強くする。]
やあ。聞いてくれてどうもありがとう。 ボクの故郷の歌……らしいんだ。 父と母が教えてくれた。
でも貴方が知らない、って事はここはボクの故郷じゃないんだね。
ああ、ボクは故郷を探して旅をしてるんだ。
[すまない、と頭を下げる観客にゆる、と首を振る。 代わりにここらで1番古い歴史のある館を教えられた]
(22) 2016/10/06(Thu) 19時半頃
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ありがとう。
後で訪ねてみるよ。
……あれ?
[礼を告げた時に既にその姿は無く。 首を傾げながら]**
(23) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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ところで。 お前は誰だ?
[話をしながら、茨の中をしばらく歩けば、振り返る。]
薔薇の話も、噂も、 私の事も知りながら聞いていただろう。
いや、創り話、ということは知らなかったか。
[そして、差し出されたのは、古く、質素で素朴な髪飾り。 相手は意味ありげな笑みを浮かべたまま無言。]
懐かしい。 私が贈ったものだ。
[そうして、受け取ることはせず、また歩く。]
何も用意できぬ、誰も知らぬ夜の誓いだ。 だが、せめて、飾るものくらいは、とな。
(24) 2016/10/06(Thu) 20時半頃
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「待ってますよ。」
[振り向き、その瞳をみる。 が、すぐにまた、背を向け歩く。
相手が踵を返す靴の擦れる音。 互いの背と背の距離は離れ、やがて二人の姿は見えなくなる。
誰もいなくなったそこに残るのは、ただただ広がる茨と。
その上に、ポツンと置かれた髪飾りのみ。]
(25) 2016/10/06(Thu) 20時半頃
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/* 57歳の顔じゃねぇなと気付く今日このごろ。 80歳とかでもおかしくない…
だけど、中世ヨーロッパだから、いいかな! そんな長生きじゃないよね!
(-13) 2016/10/06(Thu) 20時半頃
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/* うちの、お爺ちゃんよりは若いか…? あ?うちの爺ちゃん何歳だって?
今年20歳になったよ。(2月29日生まれ)
(-14) 2016/10/06(Thu) 20時半頃
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/* 67歳くらいにしたくなってきたわけですが…
(-15) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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『貴方は今、どこで何をしていますか――』
(26) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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/* 女の子がおらぬ!!
(-16) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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―― 鞄の中の日常 ――
『私の可愛い――へ。』 『元気にしていますか 貴方がくれた季節外れの花の種は、 私を元気づけるように、昨日――……』
『我が愛しの――。』 『君に逢えない日々のなんと味気ない事か. … … …。 ――君に似合う髪飾りを見つけたので会いにいくよ』
『――様へ』 『このたびは、弊社の求人にご応募いただきまして ありがとうございました。 書類選考の結果――…』
(27) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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[鞄の中の郵便物たちがどんな思いを背負っているのか。 私は知らない。]
郵便です
[また、その郵便物を待つ人の気持ちも。 私は、知らない。]
お疲れ様です。
(28) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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―とある公爵の屋敷にて―
....der Jungfrau wolle hold dich neigen dem Kind, das für den Vater fleht Ave Maria....
[伸びやかなソプラノが響く。 邸宅の窓の向こうには美しい自然が広がっており、 ひなたの匂いを乗せた風の通る窓からは 透き通った声がどこまでも通って行きそうだった。
ひとつ、敬々しくお辞儀をすれば、 沢山の服飾を身につけた公爵は優しくそれに拍手を送る。]
(29) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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『ねえスザンナ。君に、贈り物をしたい』
[豊かな調度品の並ぶその部屋で、ふたりきり。 大きな手が、肩に、腰に、と回される。
何かしら、贈り物だなんて。 とっておきの表情で私はパトロンに甘い視線を送るのよ。 公爵の指先が、熱を帯びて、肌に触れて。 私も、その手を彼の肌へと回そうかしら。]
(30) 2016/10/06(Thu) 21時頃
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